決算特別委員会知事総括質疑に上原・新井議員
2009/11/24 更新
[ 議会活動 ]
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府議会決算特別委員会は24日、知事総括質疑を行ない、日本共産党府議団から上原ゆみ子議員(京都市伏見区)、新井進議員(京都市北区)が質問に立ちました(写真、上から)。
上原議員は、子どもの「無保険」問題で、国保の資格証明書発行世帯に中学生以下の子どもがいれば保険証を発行するよう国保法が改正されたが、とりわけ新型インフルエンザ流行の折から、この対象に高校生を加えるよう求めました。また、短期保険証が未交付とされ事実上無保険となっている世帯についても、子どもがいれば法改正の趣旨が生かされないと、改善を求めました。このほか、上原議員は、府の授業料全額免除化制度に府外の私立高校に通う生徒も対象に加えること、子どもの医療費無料化を小学校卒業まで拡大することを求めました。
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新井議員は、トステム綾部工場が閉鎖を発表した問題で、京都府がトステムの要求に応えて、舞鶴港に4億2600万円を投じてガントリークレーンを設置した事実も示し、「グループ全体では昨年より利益を上げており、株主には同額配当を続けている。377人もの労働者を解雇し、地域経済に大打撃を与えて工場閉鎖しなければ生き残れないような企業ではない」と、知事に強い決意で閉鎖計画の撤回を求めよと迫りました。また、ジヤトコが違法な派遣切りを行なっている問題も含め、「企業に社会的責任を政治の力で果たさせることがいま求められている」と強調しました。このほか、新井議員は、京都の地域経済を支えてきた中小企業を支援するため、融資の返済猶予の実効ある措置や固定費への補助を求めました。
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