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11月定例議会 松尾孝議員が一般質問

2009/12/09 更新
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 松尾孝議員(京都市伏見区選出)は12月9日の府議会本会議で一般質問し、先の総選挙で農業つぶしの自公政権に国民がキッパリした審判を下したいま、農政の転換が求められていると指摘し、農業問題で山田啓二知事の姿勢をただしました。

 松尾議員は、日米FTA(自由貿易協定)交渉について、アメリカ自身が「FTAに農業を含めないことはあり得ない」と明言しており、関税が撤廃されたら米の生産は82%も減少、食料自給率は12%に急落するとされていることを指摘。FTA交渉に強く反対せよ、と知事に求めました。
 知事はこれにこたえず、農林水産部長が「国の責任において判断されるもの」と答弁しました。
 また、松尾議員は、概算要求で検討されている米の戸別所得補償モデル事業について、家族労働費を80%しかみない問題や、補てんを全国一律単価で行なう問題で、「所得補償になるのか」と不安が広がっていると述べ、国に強く改善を求めよと迫りました。
 さらに、松尾議員は、府の農政について、企業参入の推進で農業を支えられるのか疑問として、頑張っている農家を応援し地域の力を作ること、新規営農支援事業の貸与額を増やし期間を延長すること、Uターンを促進することを求めました。
松尾議員の質問と答弁(大要)はこちら