綾部・福知山・舞鶴市長と府知事に、トステム綾部工場閉鎖撤回を強く要請せよと申し入れ
日本共産党府議団は、綾部・福知山・舞鶴の党市議団、京都国政事務所とともに、1月12日にはそれぞれ3市の市長に、14日には知事に対し、トステム綾部工場の閉鎖計画撤回を強く要請することなどを求める申し入れを行ないました。
写真は、12日、齋藤彰舞鶴市長(中央)に申し入れる(左から)吉田さゆみ京都5区代表、松尾孝府議、かみね史朗府議、後野和史舞鶴市議。
申し入れでは、今回のトステム綾部工場の閉鎖計画が、利益や株主配当を確保しながら、その業務を中国大連工場に移すという工場再編計画であり、会社の一方的な都合によるもので、正社員には他府県工場への転籍か退職を迫り、非正規労働者には雇い止めを通知しており、企業の社会的責任と雇用責任が問われる重大な事態だと指摘。トステム社に閉鎖計画撤回を強く要請すること、トステムの社会的責任を明確にし、雇用を継続する方途を府、関係市、トステムで協議検討することなどを求めています。
対応した舞鶴市の齋藤彰市長は、「雇用問題は首長にとって大変な問題。関係部署に伝えしっかりやっていきたい」。綾部市の上原直人副市長は「工場存続と雇用の確保を車の両輪で取り組んでいく」。福知山市の小西健司副市長は「趣旨はよく理解できる。3市と府の共同歩調で取り組みたい」と答えました。
14日の府知事への申し入れでは、綾部、福知山、舞鶴の各市長とともに、トステム本社と住生活グループに対し、工場閉鎖の撤回と雇用確保の申し入れを行なうことなどを求めています。これには、みつなが敦彦、かみね史朗、原田完の各府議が参加しました。対応した山下晃正・府商工労働観光部長は、「申し入れの趣旨を踏まえて、協議の場でトステム社に言うべきことは全部言う」と答えました。
綾部市長への申し入れ(福知山・舞鶴市長へも同趣旨)全文はこちら
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