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2月定例議会 かみね史朗議員が代表質問

2010/02/09 更新
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100209kaminedaihyo (2).JPG 日本共産党の かみね史朗議員(京都市右京区選出)は、9日の府議会本会議で代表質問に立ち、「構造改革」を推進し格差と貧困、地域の疲弊を広げた2期8年の山田知事の府政運営を批判。切実な府民の声や実態を示し、経済・雇用、社会保障・教育、地方自治再生の3点で、ひと・いのちを大切にする政策転換を迫りました。

 かみね議員は、倒産・廃業の危機にある町工場支援のための電気代・家賃・機械リース代など固定費助成や、仕事おこしのための住宅改修助成制度に踏み切るよう要求。固定費補助について知事は、新製品開発など対象がごく限られた制度の実施を述べるにとどまりました。
 トステム綾部工場の閉鎖問題について、退職願を出さなければ再就職のあっせんをしないなど、会社による転籍・退職の強要を是正させるよう求められても、知事は「権限ある機関が判断すべき」と労働者保護のための行動を拒否しました。
 この他かみね議員は、府が来年度に行なおうとしている年収350万円未満の世帯の私立高校授業料無償化の対象者が、全体の2.8%にすぎないことを指摘し、500万円まで対象を広げることを要求。生活困窮者を救済する無料低額診療制度を府立病院で実施するなど、府民のいのち、暮らしを支える施策を求めました。ところが知事は、府民の願いに背を向ける答弁に終始し、「構造改革」路線への反省や転換の姿勢を示しませんでした。
 最後に、かみね議員は、広範な府民とともに、府政転換へ全力を尽くすとのべ、質問を終わりました。
かみね史朗議員の代表質問と答弁(大要)はこちら