府議会報告・要求懇談会を開催
2010/02/26 更新
[ 議会報告 ]
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日本共産党府会議員団は2月26日、府議会報告・要求懇談会を開催し、各界から30名が参加されました。共催した自治体要求連絡会を代表して、岩橋祐治京都総評議長(民主府政の会代表委員)が開会あいさつされ、2月議会で代表質問に立った かみね史朗議員が報告を行ないました。参加者からこもごも、府政の実態と転換の必要性が活発に出され、最後に梅木のりひで副団長が閉会あいさつを行ないました。
岩橋総評議長は開会あいさつで、19日の「府民大集合」の成功にもふれ、府政転換の展望の広がりを強調しました。
かみね議員は報告で、代表質問への知事答弁により、府民には「暗い部分」ばかりだった「構造改革」府政の本質が明らかになったとして「ひと・いのち、子どもを大切にしない府政」「中小企業と労働者を切り捨てる府政」「府民の立場で国にものが言えない府政」の各分野での府政の実態を明らかにしました。また、予算委員会審議を通じて、「相乗り与党」の中からも、市町村合併問題や医師不足、鳥獣被害問題などで府政への不満が相次ぐなど、矛盾が噴出していることを指摘しました。
参加者からは、住宅改修助成制度に背を向けている府政、1月からスタートした税務共同化の問題点、鳥獣被害の深刻な実態と府の対策の遅れ、子どもの医療費無料化拡充やヒブワクチン・子宮けいがん予防ワクチンへの公費助成の運動、マンションの地デジ対応問題などについて、活発に意見が出されました。
閉会あいさつに立った梅木副団長は、出された意見や質問にも答えながら、「構造改革から暮らし再生へ」の府政転換を改めて訴えました。