消費税増税はやめるよう国に求めよ 西脇郁子議員
2012/06/25 更新
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京都府議会6月定例会の代表質問が25日おこなわれ、日本共産党からは西脇郁子、山内佳子両議員が質問しました。
西脇議員は、消費税増税、府立与謝の海病院の付属病院化、府民利用施設見直しのあり方、府立高校の教育問題のあり方、の4点について山田啓二京都府知事に問いただしました。
消費税問題では民主、自民、公明の密室協議による増税強行を厳しく批判。増税で府民の暮らし、営業が破壊される実態を詳細に示し、山田知事に①増税による府民生活への影響をどうとらえているか②増税法案の撤回を国に強く求めるべき、とせまりました。
府立与謝の海病院の法人化付属病院化について西脇議員は、医師確保など府立病院にたいする府の責任を放棄するものと指摘し、あまりに拙速な付属病院化方針の撤回し職員、住民に説明して十分に意見を聞くよう求めました。
府民利用施設見直しのあり方では、南山城少年自然の家の廃止問題をとりあげ、「府民にとってかけがえのない財産で、地域の拠点となってきた府民利用施設のあり方については、財政の観点だけで切り捨ててはいけない」と指摘。同自然の家の廃止計画は白紙にもどすべき、と迫りました。
西脇議員は、府立高校の教育問題のあり方について、学校の序列化、子どものランク付けはあってはならないこととして、知事に認識を問いました。
高校入試制度の改革について京都・乙訓通学圏を1つにして単独選抜にする問題をとりあげ、拙速に行なわず、当事者である中学生、高校生、保護者、教員、教育専門家など議論するよう求めました。