消費税増税で西陣産地は壊滅 知事は反対を 迫祐仁議員
2012/06/28 更新
[ 議員団活動 ]
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28日行われた京都府議会6月定例会一般質問に、日本共産党から迫祐仁(上京区)、馬場絋平(伏見区)の両議員が立ちました。
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迫祐仁議員は、消費税増税、西陣振興、丹後とり貝の養殖、について質問しました。密室談合で消費税増税を強行した民主・自民・公明3党の暴挙を批判し、日本共産党は参院での廃案に全力をあげると訴えました。
そのうえで迫議員は、和装ばなれに長引く不況で、生産・販売が激減している西陣の実態を示し、消費税増税で西陣産地はいっそう深刻な事態に見舞われると指摘。知事に増税に反対するよう求めました。
また、仕事がなく生活に困っている西陣織職人が増えている現状を紹介し、西陣産地での仕事づくりが急務であると強調。府に仕事おこしの緊急対策を講じるよう要求しました。
あわせて仕事づくりを支える上で緊急に改善すべきものとして、織機高度化への援助と西陣産地内の相談体制の整備をあげ、知事にすぐに取り組むよう求めました。
府がブランド化に力をいれている「丹後とり貝」の養殖について迫議員は、増産体制を求める漁業者の声を紹介し、中間育成用いかだの増設や人員増で増産体制を整備すべき、と求めました。