議員団活動

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予算特別委員会知事総括質疑 経済雇用対策 Xバンドレーダー問題などを追及

2013/03/19 更新
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 府議会予算特別委員会の知事総括質疑で19日、光永敦彦幹事長と成宮真理子議員が質問に立ちました。  経済・雇用対策の改善を求めた光永議員は、党議員団が、ハローワーク前で直接聞き取った、求職者202人の声をもとに、正規雇用の拡充と賃金引き上げの重要性を強調。知事として、体力のある企業に、内部留保の一部を取り崩して賃金アップに当てよと要請するよう求めました。  山田知事は、投資による経済環境の改善を優先する立場を示し、内部留保を取り崩す認識への問いには応じませんでした。  また、アベノミックス追随の府の14か月予算を厳しく批判、道州制問題でも知事の姿勢を質しました。 質疑の大要
 成宮議員は、米国の本土防衛を目的とした、空自経ケ岬分屯地(京丹後市)への米軍のレーダー配備問題を取り上げ、ドクターヘリや観光への影響、米軍による事件や電磁波による健康被害への不安など住民の声を挙げて、「受け入れない」態度を明確にすべきと山田啓二知事に迫りました。  山田知事は、「住民の不安がある」と認めつつ、「一番の問題は、北朝鮮(による攻撃)をどうするかだ」とのべ、レーダーの情報は自衛隊も共有できるなどと国の対応を容認する意向をほのめかしました。  再質問で成宮議員は、レーダー情報の共有の問題は、米軍と一緒になった自衛隊の戦闘参加が想定されるもので、憲法で禁止された集団的自衛権の行使に道を開く役割があると批判。集団的自衛権の禁止や9条など日本国憲法を守る立場から、「受け入れるべきでない」と強調しました。  成宮議員は、さらに北山文化環境ゾーンと高校教育問題で知事と理事者を質しました。   質疑の大要