3.11 メモリアル行動と本会議議案討論・意見書決議案討論
東日本大震災・東京電力福島第一原発事故から3年。府議会では2月定例会最終本会議が開かれ、島田敬子議員が議案討論、成宮真理子議員が意見書決議討論に立ちました。
昼休みには、府庁東門前で「3.11メモリアル府庁包囲 府民総行動」が行われ、犠牲者への黙祷のあと尾崎望さんもあいさつ。議員団からは前窪義由紀団長が府政の転換を力強く訴えました。
本会議では、「安心待ったなし」と称しながらリニア新幹線や「国土強靭化」の名で不要不急の公共事業を盛り込み、消費税増税容認、暮らしや京都経済,雇用にまともに手を打たない新年度予算案や公立高校授業料無償化廃止に伴う府立高校の授業料の徴収条例などに知事与党が賛成可決されました。
議案討論に立った島田議員は予算案について、消費税増税容認、中小企業の底上げや地域循環型経済への転換に背を向ける政府追随の予算と厳しく追及。府営水道事業予算などの問題点、反対理由も述べました。
意見書決議討論では、成宮議員が党提案の「集団的自衛権行使の憲法解釈変更に反対する意見書」、「米軍Xバンドレーダ-2レーダー基地建設に断固反対を求める決議案」を説明。中学校給食の実現などを求める決議案や高齢者の医療費負担の意見書などの賛同を求めましたが、自、民、公、維新などは反対、否決しました。