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高浜原発3・4号機再稼働中止を 京都府と関西電力へ申し入れ

2015/12/22 更新
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  高浜原発3・4号機の再稼働が緊迫した状況にあります。22日、日本共産党の日本共産党京都府委員会と京都府会議員団、府内各議員団が、再稼働の中止と使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設計画の方針からの撤退を、京都府と関西電力にそれぞれ申し入れました。

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   京都府への申し入れでは大河原としたか参議院候補があいさつ。高浜町長・町議会と福井県議会が再稼働に同意、午前中に福井県の西川一誠知事が容認するなどの動きにふれ、福井地裁の運転差し止めの仮処分が覆れば関西電力はただちに再稼働を強行する構えであり「住民を守る基本的な立場で京都府から反対の声を挙げていただきたい」と話しました。

 前窪府議団長は、申し入れ書を手渡し「福島原発事故の状況をみれば、原発というものは事故があればまったく制御できない。そのなかで再稼働はとても認められない」と強調しました。

 同席した野村健南丹市議、搗頭久美子綾部市議、宇都宮綾宮津市議らは、実効性のない避難計画や住民への配慮に欠ける説明会などを指摘し、疑問や不安に答えないまま再稼働を強行することは許されないと述べました。

 小林裕明危機管理監、府民生活部の松村嘉文防災・原子力安全課課長が対応し、小林氏は「住民の不安を払しょくし、安心・安全を求めていきたい」と話しました。

151222原発再稼働 知事申し入れ.pdf

151222原発再稼働 関電申し入れ.pdf

 関西電力への申し入れの後、京都駅前で高浜原発再稼働反対の宣伝を行いました。

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京都駅前では、「京都原発ゼロネット」などの市民団体も再稼働反対の宣伝を行いました。