米軍が福知山射撃場で実弾射撃訓練を実質的に開始 党府議団は京都府に厳重抗議 訓練中止を強く求める
2016/11/29 更新
この記事は 4 分で読めます。
本日29日、自衛隊福知山射撃場で米軍の射撃訓練が開始されました。早朝から射撃場にバス 2 台に分乗した経ヶ岬の米軍レーダー基地の軍人や防衛省の関係者と思われる車両、京都府や福知山市の関係者などが集まり、外からは実弾射撃の音が聞こえました。
現地からの連絡を受けて、府会議員団は党国会議員団を通じ政府防衛省に事実確認。また、京都府からの聞き取りを行いました。府の説明では「フェンスの状況」や「騒音の調査」だとの回答でしたが、実際の訓練にそくした実弾射撃が行われたものであり、実質的な訓練が開始されたものです。
11月 29 日の政府官報には防衛省告示第235号として、稲田防衛大臣名で福知山射撃場の新規提供が11月28日に決定されたことが公告されており、直ちに訓練に入ったものです。
党府議団は、本日午後、前窪義由紀団長、光永敦彦幹事長、西脇郁子府会議員が府総務部副部長から聞き取るとともに、訓練の実質的開始に厳しく抗議。訓練の中止を求めました。
↑福知山射撃場で目撃された米軍人
↑府総務部への抗議