大雪被害緊急対策を求め申し入れ
2017年1月20日
京都府知事 山田 啓二 様
雪害対策についての緊急申し入れ
日本共産党京都府会議員団
団長 前窪 義由紀
1月14日からの大雪によって、府内北部の広範な地域で、農家のビニールハウスの倒壊や倒木など深刻な被害が発生している。また、交通手段や高齢者の生活維持、商業活動や観光など府民生活全般と地域経済に重大な影響を与える深刻な事態になっている。
府をはじめ当該自治体の被害掌握はまだ一部にとどまっている。また、今後も降雪が予測されることから、被害は今後さらに拡大することも懸念される。
党府会議員団は市町村議員団と連携し、被害の状況把握と要望の聞き取りにあたっており、19日には福知山市に調査に入った。農家の方からは「数十年ぶりの大雪」「一刻も早く復旧したいが何とか支援を」「これ以上の被害拡大を防いでほしい」また「収穫するにもハウスまで雪がたくさんあり行けない」「倒壊したハウスの中には収穫前の作物がたくさんある」などの声が寄せられている。
よって、わが党議員団は、府民生活と地域経済を守るために、京都府が市町と協力して、以下の緊急対策を講じることを強く求めるものである。
記
1 被害の実態把握に全力を挙げるとともに、今後予測される降雪対策に全力を挙げること。
2 被害相談の窓口を振興局などに直ちに設置すること、雪害対策のために補正予算の計上などを検討すること。
3 高齢者世帯などの除雪・雪下ろし作業の支援策を、市町と協力して講じること 。
4 農業林業被害の救済など具体的対策を直ちに実施すること。
以上