12月議会一般質問 かみね史朗議員 原田完議員 まえくぼ義由紀議員
京都府議会2月定例会の一般質問が2月22、23、24日の3日間で行われ、日本共産党のかみね史朗(22日)、原田完(23日)、まえくぼ義由紀(24日)各議員が質問に立ち、知事と関係理事者へ質問しました。
かみね議員は、障害者の尊厳と人権を守る対策について、知事の認識を問うとともに、障害者が65歳以上も無料で必要な介護サービスが受けられるように制度化することや、視覚障害者が安心して暮らしていくための環境整備をすることを求めました。また、介護人材の確保と労働条件の改善について、希望が持てる介護職場を目指して、毎年給与がアップするよう府独自対策の実施を迫りました。
原田議員は、京都経済センター建設と中小企業会館について、重要な役割を果たしている中小企業会館は閉館ではなく存続を図るべきだと厳しく追及。経済センターへの行こうにかかわって、行政関与に疑問を感じるものがあると指摘し、中小企業センターの自主性を守るよう求めました。また、文化財修復にかかわって、暫定登録文化財制度を契機に、文化財修復技術継承と後継者育成へ本腰を入れることや、漁業振興にかかわって、定置網更新への助成制度や浜ごとの総合的な支援強化の検討を求めました。
まえくぼ議員は、北陸新幹線延伸について、北陸新幹線誘致ではなく、JR奈良線の整備、生活踏切対策こそ優先すべきだと訴えました。また、城陽市の東部丘陵地整備計画について、新名神開通を口実にした山砂利採取跡地の再開発は大問題だとし、保安林回復、産廃撤去、地下水汚染対策など、本来の役割を果たすよう厳しく求めました。さらに、アスベストの被災者救済、再発防止対策について、府としての補助金制度の実施など、実効性のあるアスベスト飛散防止の実効性ある対策を求めました。