議員団活動

月別アーカイブ:2017年6月

連日「街頭労働相談」とシールアンケート・署名活動に取り組んでいます

2017/06/29 更新
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DSC_7263.JPG  LDA-  KYOTOの提起に応えて、日本共産党京都府会議員団では、議会日程終了後、連日の夕方街頭労働相談とアンケート・署名運動に議員団をあげて取り組んでいます。6月22日から29日までに、議員と議員団事務局のべ54人が参加し、6回の行動で185人と対話しました。

 

  DSC_7237.JPG 対話では、厳しい実態がリアルに語られました。

  30代の女性から「求人情報に書いてあった給料から支給額が4万低い。理由を聞くと『女性だから』と言われた。ここで話を聞いてもらってよかった」とひどい女性差別の実態を語ってくれました。

   高校生からは、「母子家庭で祖父母に生活を支えてもらっているが高齢で、大学進学など将来が不安。理系希望で学費が高く心配です。」

 DSC_7319.JPG 40代の男性は「奨学金の返済が月三万円。昔は研究者の返済免除があったが、今はなくなって困っています」

「楽しく働いています」という声がありますが、「パワハラがある」「給料が安いから辞める」「有休がとりにくい」と厳しい声も次々に。なかには、「ホワイトでもないし...」と考え込む人や、対話を通じて「そんなこと知らなかった」と声上げる人も。

 

DSC_7355.JPG                                                                       DSC_7347.JPG                                                                        

 

 取り組みには、議員団の呼びかけに応えて、京都総評労働相談センターの相談員、自由法曹団の弁護士、党地区委員会や地域支部の方たちも、参加してくれています。議員団では、7月4日までの会期中、引き続き連日行動に取り組んでいきます

 

6月府議会一般質問 森下よしみ議員 成宮まり子議員 山内よし子議員 

2017/06/28 更新
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 6月府議会一般質問は、6月23.26.24日の三日間行われました。日本共産党府会議員団からは23日に森下よしみ議員、26日に成宮まり子議員、27日に山内よし子議員がそれぞれ質問を行いました。質問と答弁の対応を紹介します。

森下.JPG森下よしみ議員

アスベスト対策について

南山城村メガソーラー計画問題について

学校図書館司書配置について

 

 

20170623 森下議員一般質問と答弁(大要).pdf

成宮.JPG成宮まり子議員

・京都スタジアムについて

・住み続けられる西京区のまちづくりについて

 

 

 

20170626成宮議員一般質問と答弁 大要.pdf

 

山内.JPG山内よし子議員

・京都こども文化会館について

・北部の府立高校の再編問題について

・南部の特別支援学校について

 

 

 

1706027 山内議員一般質問と答弁(大要).pdf

 

6月定例府議会 浜田良之議員代表質問

2017/06/22 更新
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 京都府議会6月議会の代表質聞が21日行われ、浜田良之府議が、山田啓二知事に対して府政のあり方をただしました。

 浜田府議はまず、「京都スタジアム」の土地取得議案について反対を表明。さらに「共謀罪」法の強行や、安倍首相の9条改憲の明言に対して、「知事としてはっきりと反対の態度表明をすべき」と迫りました。

 山田知事は、「共謀罪」法は「国会で判断されるべきこと」、憲法9条改憲についても反対の態度を示しませんでした。

 浜田府議は、京都府南部地域の課題について質聞。北陸新韓線延伸で検討されている「南部ルート」で、地下水など環境問題、地元目治体の財政負担、在来線の切り捨てなど、不安が多く出されていることを指摘。南部の大型開発ではなく、商店街振興や地域医療の充実などを求めました。

 南部の公立高校希望者のうち125人を不合格にしながら、最終的に定員割れを起こすという重大事態を生んだ今年の入試結果について問われた教育長は、「選抜だから」「ミスマッチ」と冷たい答弁に終始しました。浜田府議はさらに原発問題、医療・介護問題、子どもの貧困・青年のくらしの問題についても質問しました。

(写真はKBSテレビから)

 質疑の大要は以下

6月議会 浜田議員代表質問 質問と答弁(大要).pdf 

 

6月定例府議会 本日開会  共謀罪強行に怒りの宣伝

2017/06/16 更新
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   DSC_7150.JPG 京都府議会の6月定例議会が本日開会しました。会期は7月4日までの19日間です。

議案は、一般会計補正予算や、サッカースタジアムの土地取得の件、府税条例の一部改正、府道八幡インター線新設工事、府警本部庁舎工事契約等14議案です。

   代表質問は、21日午後1時半ごろより、浜田良之議員が行います。

一般質問は、23日、26日、27日に、山内よし子、成宮まり子、森下よしみ議員が行います。

また、本日正午より、烏丸御池の交差点において、府会議員団13名がそろって、「共謀罪」法の廃止を訴えて緊急宣伝を行いました。

「2017年春の府市民総行動」 府庁門前で宣伝・パレード 12日

2017/06/12 更新
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DSC_7029.JPG 12日、「いのちと暮らし、雇用と営業を守る2017年春の府市民総行動」(同実行委員会主催)が府庁周辺で行われ、宣伝・パレード・府への請願行動に、多くの団体や個人が参加しました。

 早朝宣伝(京都府庁東門)では

○亀岡 京都スタジアム問題(亀岡地労協)

○高校教育問題 (京教組・府立高教組)

○府会議員団 光永敦彦幹事長               が訴え

 

昼休みの街頭演説会(府庁東門)では

○京都総評

○北部から原発再稼働、老朽原発の稼働反対

○「みんなのいのちを守る署名」京都社保協

○学校給食問題 宇治新婦人

○建設労働者のたたかい 京建労吉岡徹委員長

○府会議員団 本庄孝夫政務調査会長       が訴えました。

その後、京都府庁周辺の昼パレードを行い、引き続き京都府に対する要請行動の取り組みました。

府会議員団は13名全員が参加、激励を行いました。

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「高浜原発3号機の再稼働抗議」 「京都スタジアムの強引な建設着工はやめるべき」 二つの声明を発表 

2017/06/07 更新
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2017年6月7日

(抗議声明)

高浜原発3号機の再稼働強行に抗議し、速やかな停止を求める

 

日本共産党京都府委員会

                       日本共産党京都府会議員団

 

 関西電力は6日、今年5月の高浜原発4号機の再稼働に続き、3号機のプルサーマル発電のため再稼働を強行した。これは、多くの府民の反対の声に背をむけ、また避難計画の実効性も担保されないままの再稼働強行であり断じて許されず、厳しく抗議するものである。

 そもそも高浜原発3号機は、大津地裁の運転差し止め仮処分決定により、昨年3月に稼働中の原発の運転停止が初めて実現されたものでる。その後、関西電力が異議を申し立てたが、同年7月に異議は再び却下された。その際、「新規制基準をクリアしたからといって安全と言えない」と厳しく批判されており、その後も何ら解決されていない。

その上、高浜原発でひとたび大事故が発生すれば、放射能が福井県はもとより、京都府民、さらには近畿の水源・琵琶湖をかかえる滋賀県も含め、放射能の影響は関西一円に及ぶこととなる。このため、201512月には、高浜原発の30キロ圏にある宮津市議会が「高浜原発3、4号機の再稼働に反対する意見書」を可決し、また滋賀県知事も高浜原発4号機の再稼働直後に「再稼働を容認できる環境にない」と県民の不安の声を代弁しているところである。

一方、山田京都府知事は、安全対策の徹底を求める立場以上に、再稼働そのものについては何ら語らないことは問題で、山田知事は再稼働の中止を求めるべきである。

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からまもなく6年3ヶ月が経過するが、「原発事故さえなければ」との悲痛な声にこそ、政府と電力事業者は耳を傾けるべきである。ところが、安倍内閣は原発の再稼動を推進していることは極めて重大である。

京都府民の命と安全に重大な危険をもたらす、高浜原発3.4号機の再稼働は直ちに中止するとともに、同1.2号機の稼働延長を許さず、原発ゼロの実現を強く求めるものである。

以上

高浜3号再稼働抗議声明.pdf

京都府公共事業評価に係る第三者委員会で懸念する意見が続出

亀岡駅北での京都スタジアムの強引な建設着工はやめるべきである(声明)

2017年6月7日 

                         日本共産党京都府会議員団

                            団長 前窪 義由紀

 京都府公共事業評価に係る第三者委員会は、6月5日開催され、亀岡駅北での京都スタジアム建設を「了承する」とされたが、治水対策やアユモドキの保全対策、住民への説明などの問題について意見や懸念が続出したのが実態である。

  第一に、治水対策の不安が強く出された。出席の委員からは、「治水の不安は、スタジアム建設をはるかに超えた大事なこと」「区画整理事業地全体をかさ上げして周辺が大丈夫なのか。34万㎥桂川を掘るから大丈夫というが、そんな単純なものか」「平成25年水害の記憶が生々しく残っている。こういう雨が降った時にこうなるという説明をしてもらいたい」などの意見が出され、治水対策がまともに検討されていないことが明らかになった。

 府は、埋め立てによる遊水地の容量減を高水敷の掘削で補うから洪水被害が拡大することはないというが、京都大学の防災の専門家からも間違いであると指摘されている。高水敷を掘削しても、掘削部分は洪水初期に水没し、洪水のピークの流量調節には関係しなくなる。遊水地の流量調節で重要なのは遊水地の面積であり、埋め立てによって遊水地の面積が減少すれば、洪水が周辺に拡大することは明らかである。

 亀岡市民は、歴史的に保津川の氾濫・洪水に苦しめられてきた。平成25年の台風18号でも亀岡駅の線路が水没し、周辺住民に多大な被害がもたらされた。そのため、遊水地を大幅に減らす亀岡駅北土地区画整理事業地に予定する京都スタジアム計画の中止を求めて1万5千人もの反対署名が集められており、住民の洪水拡大への不安はまったく払拭されていない。 

 第二に、アユモドキの保全対策についても不十分さが指摘された。委員からは、「種の保存をどうしていくのかは公共事業評価調書」に書かれておらず、不十分」「アユモドキの積極的保全に向けて、具体的にどういうロードマップで進めるかは、この委員会の外に出て議論し策定されるべきである」などの意見が出された。

 今回、アユモドキへの影響が検討されたのは3.2ヘクタールのスタジアム計画だけであり、約17.2ヘクタールある亀岡駅北土地区画整理事業区域全体が開発された場合の影響については、まったく検討されていない。残る14ヘクタールの区域の中には、10階建ての建築物を建てることも可能とされており、スタジアムと同様に大量の基礎杭が打たれることになるなどアユモドキの生息環境に重大な影響を与えかねないのである。 

 第三に、亀岡市民をはじめ府民への情報開示の不十分さも明らかになった。委員長からも「情報公開について、縦割りで、河川は複数行政にわたり、なかなか情報開示されない。簡単に情報開示されるようにしてほしい」と指摘される状況である。

 こうした中で、亀岡市民14人からは、6月2日、京都府監査委員に対し京都スタジアムの建設差し止めを求める住民監査請求が行われた。ここでは、スタジアム建設の費用対効果が現実離れしている問題や治水対策、アユモドキ保全対策、駐車場、交通渋滞問題による損失、亀岡市環境基本条例違反、既存住宅地への騒音・振動・光などの問題など多くの問題点が指摘され、公金の支出の差し止めが求められている。こうした市民の声に今こそ耳を傾けるべきである。 

 今回の京都府公共事業評価に係る第三者委員会で、委員から相次いで意見や懸念がだされた状況をみれば、京都府が、京都スタジアムの建設にむけて強引に工事着手することなど、とうてい許されない。用地買収とその予算化も行うべきでない。

 わが議員団は、ひきつづき亀岡市民や広範な府民と力を合わせ、亀岡駅北の京都スタジアム建設の中止を求めて全力をあげることを改めて表明するものである。

以上

京都スタジアム建設強引な建設着工はやめるべき 声明.pdf

 


 

 

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