6月定例府議会 浜田良之議員代表質問
2017/06/22 更新
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京都府議会6月議会の代表質聞が21日行われ、浜田良之府議が、山田啓二知事に対して府政のあり方をただしました。
浜田府議はまず、「京都スタジアム」の土地取得議案について反対を表明。さらに「共謀罪」法の強行や、安倍首相の9条改憲の明言に対して、「知事としてはっきりと反対の態度表明をすべき」と迫りました。
山田知事は、「共謀罪」法は「国会で判断されるべきこと」、憲法9条改憲についても反対の態度を示しませんでした。
浜田府議は、京都府南部地域の課題について質聞。北陸新韓線延伸で検討されている「南部ルート」で、地下水など環境問題、地元目治体の財政負担、在来線の切り捨てなど、不安が多く出されていることを指摘。南部の大型開発ではなく、商店街振興や地域医療の充実などを求めました。
南部の公立高校希望者のうち125人を不合格にしながら、最終的に定員割れを起こすという重大事態を生んだ今年の入試結果について問われた教育長は、「選抜だから」「ミスマッチ」と冷たい答弁に終始しました。浜田府議はさらに原発問題、医療・介護問題、子どもの貧困・青年のくらしの問題についても質問しました。
(写真はKBSテレビから)
質疑の大要は以下