議員団活動

見解・主張

香山リカ氏の講演会中止について(コメント)

2018/11/28 更新
この記事は 6 分で読めます。

香山リカ氏の講演会中止について(コメント)

20181127

日本共産党京都府会議員団

団長 前窪 義由紀

 

1、1124日に南丹市で予定していた、「京都丹波子育て応援フェスタ2018」(京都府南丹保健所・京都府家庭支援総合センター・亀岡市・京丹波町・南丹市で実行委員会を結成)の「子育て応援講演会」で予定していた香山リカ氏(精神科医)講演が22日に突如中止され、講演者が交代したことが発表された。

  報道によると「日の丸の服を着て行ってもいいのか」「大音量を発する車が来たり、イベント会場で暴力を振るわれ、けが人が出たら大変だろう」など講演への抗議電話が5件、来庁で1件あったとされ、南丹市は「このままでは適切な環境下でイベントが実施できない」と判断し、「講演を中止した」と発表した。

 

2、南丹市によると、来庁した者は右翼団体関係者とのことであり、また電話も含め、その内容は脅迫の疑いがある。これは、憲法で保障された表現の自由等に対する重大な攻撃であり、許すわけにはいかない。

  また京都府も参加する実行委員会が、講演会を中止したことは、圧力に屈したことになり、今後、全国で圧力がエスカレートし、ますます行政等の対応が後退する懸念がある。行政こそ、言論の自由を保障する立場にたち、関係機関と連携のもと、毅然とした対応をとることが必要である。

香山リカ氏講演中止について.pdf

以上