ハローワーク前のアンケートで、切実な実態をお聞きしました。
2020/09/11 更新
この記事は 13 分で読めます。
新型コロナウイルスの影響が長期化し、これに関連した解雇が5万人を超えたことが発表されています。実際にはもっと多いと言われ、今後さらに深刻化すると見られるなか、生の声を聞いて実態や要求をつかもうと、9月9日、府議団としてハローワーク前でのアンケート対話に取り組みました。
小雨交じりのなか、約1時間の行動で9人と対話できました。ダブルワークをしているという40代の女性は、副業でやっていた看護師のパートがなくなり、月9万円の収入減になったそうです。美容系の就職をめざしてハローワークに来たという大学4回生は、面接中止などの厳しい状況について語り、飲食店のアルバイトも3分の1に減って困っているとのことでした。
その他、親の仕送り10万円で生活しながら求職活動をしている青年、お客さんが来なくなってバーを退職したという女性、訪問介護の仕事が月10万円にまで減ってしまったという60代の女性など、深刻な実態が次々と寄せられました。安倍政権への批判や共産党への期待について語る方もいました。
府議団では、引き続きこうした取り組みを進めていく予定です。