議員団活動

月別アーカイブ:2022年2月

2月議会 一般質問 原田完議員、山内よし子議員、森下よしみ議員

2022/02/20 更新
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 2月定例府議会の一般質問が2月14日から16日まで行われ、日本共産党から原田完議員、山内よし子議員、森下よしみ議員の三人が質問に立ちました。質問と知事・理事者の答弁をご紹介します。

質問では、コロナ禍での府民の命と暮らしが脅かされている実態を示し、農業、中小企業、教育、医療体制など府民の切実な要求を取り上げ、知事をはじめ府政が果たすべき役割実行を厳しく求めました。しかし、知事や理事者からは府民の思いによりそうまともな答弁がされませんでした。

 

原田 完 議員

 

原田.JPG1. 小規模農家や新規就農者等をはじめとする多様な農家への 支援について

2.中小企業の経営の実態とその支援策について

_原田議員一般質問質疑 大要.pdf

 動画はこちらから

https://gikai.congress-streamsp.jp/KyotoPrefGikai/embedPlayer.asp?Id=20220217151056

 

山内よし子 議員

山内.JPG1. 高校におけるタブレットや通学費など保護者負担を軽減することについて

2.京都府独自に少人数学級を実施することについて

3.正規教員の計画的な増員について

4.特別支援学校の新増設計画の早期策定について

5.向日が丘支援学校の建て替えと寄宿舎の存続について

6.障害児の入所施設を府の責任で増やすことについて

山内議員一般質問質疑(大要).pdf

 動画はこちらから

https://gikai.congress-streamsp.jp/KyotoPrefGikai/embedPlayer.asp?Id=20220218101310

 

森下由美 議員

森下.JPG1.コロナ感染拡大に伴う保健所の体制強化について

2.中学校給食の実施と無償化について

3.学校図書館司書の全校配置について

4.大型商業施設の影響による交通渋滞について

森下議員 一般質問質疑(大要).pdf

動画はこちらから

https://gikai.congress-streamsp.jp/KyotoPrefGikai/embedPlayer.asp?Id=20220218101354

 

 

2 月定例会代表質問 島田けい子議員 水谷修議員

2022/02/13 更新
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9日、京都府議会2月定例会本会議が行われ、日本共産党府会議員団を代表して島田けい子議員と水谷修議員が質問を行いました。写真はKBS中継画面から。

島田けい子議員 

島田②.jpg島田けい子議員は、新型コロナの感染拡大で、救急搬送の困難事案の急増や一般医療のひっ迫、保健所の積極的疫学調査などが追い付かないなど府民に混乱が広がっていると指摘。知事に「府民に負担をかけている事態を率直に説明し、一人ひとりがどうしたらよいか判断できるよう明確なメッセージを発信すべきだ」と求めました。医療機関等に検査キットを安定供給できるよう緊急確保に取り組むこと、宿泊療養施設を拡充すること、中小企業支援策として国制度の上乗せなどを求めました。

知事は、混乱をよそに、「対策本部会議や記者会見などを通して府民に直接説明してきた」と強弁しました。

島田府議は、国保料への独自支援、子供の医療費助成制度の拡充、妊産婦医療費助成制度の創設などを要求。

知事は、子ども医療費について「市町村の意見を聞きながら検討をすすめる」と述べるにとどまり、妊産婦医療費については「まずは他県の取り組み状況を見極める」と答弁しました。

また、島田議員は、米軍経ヶ岬基地のコロナ感染問題で緊急に米軍関係者の経ヶ岬米軍基地への移動中止、基地の閉鎖や撤去も含むきびしい態度で臨むべきと指摘しました。また、雪害対策、土木事務所の人員体制確保なども取り上げました。

島田けい子議員 代表質問(要旨).pdf

 水谷修議員

水谷②.jpg水谷議員は北陸新幹線延伸計画について、「着工5条件」のうちの「安定的な財政見通しの確保」「収支採算性」が不明確なもとで、知事自身も「受益と負担に大幅な不均衡が生じる」と述べており、「着工の前提が崩れている」と指摘。計画の中止を求めました。

知事は「長大なトンネルや大深度地下工事など府域の負担は大きい」と認めながら、「今後詳細な建設費が示されてから検討する」などと、計画推進に固執しました。

水谷府議は、府南部で計画が進む複数の大型開発について、「住民を守るための規制を特例で緩和し、大企業の開発を進めるもの」「インフラ整備や後年のランニングコストなど自治体財政の破綻をもたらす」と指摘し、根本的に見直すべきだと迫りました。

京都経済の活性化のために、落ち込んだ府民の賃金引上げを大企業に求めること、地場産業・農業の振興へ政策転換することなどを求めました。

北山エリア開発について、情報開示を拒否し、有識者懇話会をいまだに開かない知事を追及。企業利益優先の北山エリア開発の中止、水道や消防指令センターなど公務の広域化・民間開放はやめるように求めました。

水谷修議員 代表質問(要旨).pdf

 

2月議会代表質問 島田議員 水谷議員  2月9日

2022/02/07 更新
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2 月9日(水) 13時開会  共産党議員団の質問は13時30分ぐらいからの予定です。一般質問の順番は抽選で決まります。

20220207_日本共産党の代表質問_page-0001.jpg20220207_日本共産党の代表質問_page-0002.jpg

 

2月定例会 コロナ対策補正予算(第24号)が審議され、ばば議員が討論

2022/02/06 更新
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ばば こうへい 議員(日本共産党・伏見区)議案討論      2022年2月4日

baba.png 日本共産党の馬場こうへいです。議員団を代表して、議題となっております第62号議案令和3年度京都府一般会計補正予算(第21号)、第66号議案令和3年度京都府一般会計補正予算(第24号)の2議案について賛成の立場から討論を行います。

 初めに、新型コロナの感染者が爆発的に増える中で、医療機関や府職員の皆さんをはじめ、第一線で昼夜を分かたず命や営業を守るために御努力をいただいていることに敬意と感謝を申し上げます。

 第66号議案は、まんえん防止等重点措置の適用に伴い、営業時間の短縮などが要請される飲食店への協力金と、高齢者施設などにおける週一回のPCR検査実施のための予算であり賛成するものですが、コロナ対策についていくつか指摘し要望しておきます。

 まず、感染対策についてです。

 医療機関や高齢者施設、学校や保育施設でも多くのクラスターが発生するなど、本府でも今月2日には過去最多の2,777人の新規感染者が確認され、病床使用率も確保病床で54.9%、高度重症病床で11.8%と、もともと一般の入院患者が増える時期でもあることを考えると、逼迫の度合いは数字以上に深刻になっています。さらに、自宅療養者が17,948人に上るなど、保健所をめぐる状況も極めて深刻な状況になっています。このように、感染症対策の中核を担う保健所、診療・検査医療機関などの外来も含む医療機関が逼迫する中、濃厚接触者の特定などを事業者や個人に委ねることや、検査キットの不足などから検査自体が行われない事態が、府民や現場に不安や混乱を招いています。オミクロン株では、幼児など子ども達でも感染が広がっており、学校や保育園など、休業による影響が深刻な現場での感染拡大を防ぐためにも、定期検査の拡充が必要です。また、知事自らが、何が出来て、何が出来なくなっているのか、府民一人ひとりが命と健康を守るために「今何をするべきなのか」が判断できるメッセージ、いわゆるリスクコミュニケーションをしっかりと図っていくことが必要です。同時に、確実な医療の補償のために、医療・介護・福祉事業者などとの連携を抜本的に強化するとともに、例えば、在宅療養者や濃厚接触者などへの訪問看護への補助、感染の危険を感じながらの訪問介護への支援など、必要な現場への支援を実施することが必要です。

 さらに、子どもへの感染により保育園の休園や学校での学級閉鎖・学校閉鎖が、保護者など家族の生活に深刻な影響を及ぼしています。国に対して、学校などの休業による保護者への休業補償制度については、事業者に対応してもらえずに申請できない事態もあり、自己申請が出来るようにするなど、必要な方にしっかりと届くよう見直しを求めるなど、生活支援を抜本的に強化することを強く求めておきます。

 次に、地域経済に関する対策についてです。

 まん延防止等重点措置にともなう飲食店への協力金が予算化されましたが、政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長は、「飲食店だけの対策ではもう効果がない」と国会で述べるなど、感染症対策の点でも対策の抜本的な見直しが求められています。また、飲食店以外の事業者でも、「一日車に乗っても売り上げが2~3千円」というタクシードライバーや、「食料品をメインに扱っている業者は仕事がいつ無くなるのか戦々恐々」「原油高騰で走っただけ赤字が膨らむ」という運送業者、「まん延防止が出ていなくても、感染が増えれば途端に客の数がへる」という小売店など、影響を受ける中小企業・事業者から声が挙げられています。ようやく事業復活支援金の申請が始まりましたが、減収要件が若干緩和されたものの、個人事業主では最高50万円と、長期化する影響に見合ったものとはとても言えません。国に対して、影響を受けるすべての事業者が、事業継続を見通せる支援の強化を強く求めるとともに、府としても固定費への支援など、独自の支援で中小零細事業者の事業を全力で支える支援を急ぎ実施すべきです。

 以上で討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。

ばば議員 議案討論(先議分)20220204.pdf

2月補正予算案の概要.pdf

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