6月議会一般質問 ばば、さこ、島田議員 補正予算討論 水谷議員
京都府議会6月定例会は、21.22.23日に一般質問が行われました。
ばばこうへい議員
20日は、ばばこうへい議員が質問に立ち、水道の広域化・民営化について、建設業における原油・原材料高騰の影響について、伏見港周辺の整備について、質問しました。
水道の広域化について知事は、「事業の基盤強化のため、地域の水道事業を守るため、市町村の意見を十分聞いてすすめる」と、これまでの答弁を繰り返しました。設計労務単価の引き上げが、末端の建設労働者の賃金に反映されていない問題について、建設交通部長は、「賃金の引き上げは重要課題と認識している」と答弁しながら、賃金条項を含む公契約条例の制定には否定的な答弁を行ないました。
さこ祐仁議員
21日は、さこ祐仁議員が質問に立ちました。さこ議員は、西陣織産地への支援について、米価下落への支援、肥料・飼料価格高騰に対する対策等について、質問しました。知事は、西陣織産地が厳しい現状にあることは認めながらも、さこ議員が求めた、府独自の売上減少への支援策や固定費への支援については、「国に要望する」「構造改革が必要」という答弁に終始しました。米価下落対策については、農林水産部長は、「米価の安定は重要」としながらも、「価格補償については、国に要望する」という答弁にとどまりました。
島田けい子議員
22日、一般質問の最終日は島田けい子議員が、障害者施設の充実、医療的ケア児者への支援について、化学物質過敏症対策について、質問しました。
北部地域での重度障害児者の入所施設の整備については、知事は、「北部地域は『医療資源が乏しいので、小規模のグループホームの整備を、府としても努力する』と答えました。
化学物質過敏症対策については、健康福祉部長の答弁は、「メカニズムが未解明」「ホームページでの啓発」など、昨年9月議会での答弁とほとんど変わらないものでした。
コロナ禍や物価高騰に対する緊急対策の補正予算案に賛成 水谷議員が討論で拡充求める
22日の本会議では、コロナ禍や物価高騰に対する緊急対策の補正予算案の討論と採決が行われ、全会一致で可決されました。日本共産党からは水谷修議員が賛成討論に立ち、対策のさらなる拡充を求めました。
京都府議会は、いったん休会となり、7月12日に再開される予定です。