10月5日、9月府議会本会議が開かれ、当初提案議案の採決と請願、意見書・決議案の採決が行われました。
意見書・決議案 成宮議員討論
共産党議員団は府民の切実な要求に基づき「旧統一協会・勝共連合と政治家との癒着究明・被害者救済を求める意見書」「消費税率5%への減税とインボイス制度の実施中止を求める意見書」など意見書9件と決議案3件を提案しました。しかし、自民・府民クラブ・公明・維新の各会派はすべてに反対し、否決されました。
府民クラブから出され、自民・公明も提案者になった「エネルギー価格高騰による国民生活や事業活動への影響緩和を求める意見書」は、GXや脱炭素を口実に、原子力を「将来にわたる選択肢として強化していく」と原発再稼働などの推進を求める重大な内容の意見書ですが、維新を含めて賛成多数で可決されました。
意見書決議案の討論は成宮まり子議員が行いました。
成宮まり子議員 意見書討論.pdf
2022 9月議会 意見書・決議案 一覧.pdf
意見書 決議案 議案態度 一覧.pdf
請願審査
切実な請願が提出されましたが、共産党を除きすべての会派が反対し、不採択となりました
○「消費税の5%への時限減税とインボイス制度の実施中止を求める意見書」を政府に送付することを求めることに関する請願 (48件)
○「宅地造成及び盛土等規制法」に基づく「規制区域の指定」「許可基準の設定」などに関する請願
議案態度 みつなが議員討論
みつなが敦彦議員が議案討論を行いました。
提案された議案13件と人事案件5件すべてに賛成しましたが、以下の点を厳しく求めました。
第一に、いっそう深刻な物価高が府民の暮らしと京都経済に影響を与えており、本補正予算に加え、中小零細企業や個人事業主、農林水産業に従事される方、低所得の方などをはじめ、固定費への支援など、本格的な対策の実施
第二に、中小企業支援と賃上げを本格的に実施できるようにすること。中小企業支援と一体に、最低賃金の大幅な引き上げが不可欠です。また、医療や介護等に働く方への処遇改善も抜本的に行うよう、国に強く求めていただきたい。
第三に、コロナ感染症対策について、第7波の経験を踏まえた対応をとること。
臨時的医療施設110床の活用改善。在宅や施設留め置き問題について速やかに医療へアクセスができる公的な体制をとること、保健所体制の強化も含め、万全の対策をとること。
みつなが敦彦議員 議案討論.pdf
動画はこちらから
2021年度決算特別委員会
6日から2021年度決算委員会が開かれ、決算委員6名(島田・西脇・さこ・ばば・浜田・西山各議員)が部局別の審査にあたっています。。