議員団活動

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軍事優先許さず 自衛隊奈良基地への申し入れ 京丹後市米軍レーダー基地を調査

2019/05/30 更新
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 527日、府議団は午前中に自営遺体奈良基地に「展示飛行中止」を申し入れ、夕方には京丹後市経ヶ岬の米軍Xバンドレーダー基地の調査を行いました。

暮らし脅かす展示飛行中止を自衛隊奈良基地に申し入れ

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「奈良基地祭(61)での展示飛行中止を求めて、浜田良之、森下由美両府議と府南部の地方議員は27日午前、奈良市の航空自衛隊奈良基地を訪れ、申し入れをしました。

展示飛行は、小牧基地(愛知県)から飛来する輸送機Cl30が同基地上空を約10分間周回する予定。前後に京都府南部を通過することが予想されます。

申し入れ書ではこれまでも同展示飛行での低空飛行による爆音で学校の授業が中断するなど、住民生活に重大な影響を与えたと批判し中止を強く要求。参加者は住民から不安の声が寄せられている、騒音レベルや飛行高度、トラブル時にどこに緊急着陸する予定かなどを買問しましたが、担当者から明確な回答はありませんでした。

参加者は、展示飛行は必要性がないと指摘し中止を求めるとともに騒音や飛行高度などの検証を要請。担当者は「検討する」とこたえました。

申し入れ書は穀田恵二衆院議員、井上哲士・倉林明子両参院議員、京都府議団、京都市議団と、宇治、城陽、京田辺、木津川、久御山、精華、井手、宇治田原、和束、笠置、南山城の各市町村議員団の連名です。

 

住民との約束やぶりが続く 京丹後市経ヶ岬米軍Xバンドレーダー基地を調査

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 27日午後、島田けい子議員団副団長、浜田良之府議、水谷修府議は京丹後市会議員団とともに京丹後市経ヶ岬米軍Xバンドレーダー基地を調査しました。倉林明子参院議員秘書も同行しました。

 メンテナンスの時しか運転しないとの住民との約束を破り、5月の半ばから発電機の24時間連続運転が続き、大きな騒音が住民の生活を脅かし、中止を求める声が相次ぎました。

 また米軍関係者の交通事故の件数や内容が報告されないことや約束以外の土曜日の基地建設二期工事実施などが米軍優先言いなりの事態が起こっています。

調査では住民のみなさんのお話を伺うとともに、6月議会に向けた取り組みも確認しました。

5月臨時府議会が閉会 「終えて談話」を発表

2019/05/24 更新
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 p1 5月9日 議員団全員で宣伝(四条河原町.JPG

5月20日に開会した5月臨時議会が24日閉会しました。

 今議会は、4月に行われた京都府議会議員選挙を踏まえ、議長・副議長、議会選出監査委員の選任、および各常任委員会・特別委員会の委員構成の確定と委員長・副委員長の選出、予算特別委員会委員長・副委員長の選出をはじめ、今任期四年間最初の議会として、重要な議会でした。閉会後日本共産党府議団は「5月臨時府議会を終えて」の団長談話を発表しました。ぜひお読みください。なお議案討論は山内よし子議員が行いました。

2019年5月臨時議会を終えて

2019年5月24

日本共産党京都府会議員団

団長 原田 完

 

 5月20日に開会した5月臨時議会が24日閉会した。

 今議会は、4月に行われた京都府議会議員選挙を踏まえ、議長・副議長、議会選出監査委員の選任、および各常任委員会・特別委員会の委員構成の確定と委員長・副委員長の選出、予算特別委員会委員長・副委員長の選出をはじめ、今任期四年間最初の議会として、重要な議会であった。

 

、わが党議員団は、議会開会日に、各会派に対し、議会構成に多様な民意を反映することは憲政の常道であるにも関わらず、京都府議会では、20年以上にわたり、議長、副議長、議会選出監査委員、および常任・特別委員会等の委員長・副委員長から日本共産党を排除するという不正常な事態が続いているため、その是正を申し入れた。しかも今回は、わが党議員団が引き続き議会第2党を維持することとなったため、その議席数にふさわしい対応を議会が行うことを厳しく求めた。

  ところが議長・副議長を自民党が独占し、議会選出監査委員は自民と府民クラブ、そして常任・特別・予算特別委員会の各委員長・副委員長もすべて、わが党会派を排除して独占することとなった。これは自民・公明・府民クラブ・維新の各会派が時代遅れの「オール与党政治」にしがみつき、党利党略で議会ポストのたらいまわしをし、府会議員選挙の結果や府民の期待を踏みにじるものである。わが党議員団は、議会制民主主義を踏みにじる暴挙に対し、厳しく抗議する。

 

2、一方、議会第2党12名を維持できたことにより、引き続き都市計画審議会委員は2名に、またわが党会派を排除するため、「オール与党」が投票による互選を狙っていた関西広域連合議会議員についても、協議の結果、指名推薦により議席を得ることとなった。見直された特別委員会の所管についても、わが党の要望がほぼ入ることとなったことは、今後府民に開かれ、また充実した審議を行う上で、足がかりを作ることができた。また、公明会派から委員会の自律的運営を妨げるルール作りの提案がされたが、今回導入を見送らせ、さらに代表質問で、わが党会派の人数を複数にすることができる等、一定の変化を作った。今後、第2党となった力を発揮し、議会運営でも、さらなるイニシアチブを発揮するものである。

 

3、今議会に提案された議案2件のうち、第2号議案「京都府府税条例の一部改正の専決処分について承認を求める件」に反対し、第1号議案「平成30年度京都府一般会計補正予算の専決処分について承認を求める件」は賛成した。

第2号議案には、地方税法改正による「ふるさと納税」制度の改正にともなう条例改正が含まれている。その内容は、返礼品の調達額は寄付額の30%以下とし、返礼品は地場産品とすること、またこれに従わない自治体は、ふるさと納税寄付控除の対象外とすること、が新たに盛り込まれたことに伴うものである。

 そもそも「ふるさと納税」は、政府による地方交付税削減等により、地方の疲弊を余儀なくさせた一方、自治体に新たな税確保として導入し競争を煽りながら、今度はまともな根拠なく規制をかけるという道理ないやり方でなく、地方交付税制度の維持と抜本的拡充こそ必要であり反対した。

 

  わが党議員団は、目前に迫った参議院選挙で、消費税10%増税中止、憲法改悪を許さず、安倍政権退陣に追い込む共同を広げ、比例での日本共産党の躍進と倉林明子参議院議員再選にむけ全力を挙げるとともに、切実な願いの実現、持続可能な地域づくりにむけ、行動する議員団として力を尽くすものである。

5月臨時議会で選出された役員

京都地方税機構議会議員     光永敦彦

関西広域連合委員会議員     迫 祐仁

議会運営委員会委員       光永敦彦、浜田良之、馬場紘平

議会運営委員会理事       光永敦彦

予算特別委員会幹事       森下由美

政策調整会議委員        馬場紘平

広報広聴会議委員        浜田良之

京都府都市計画審議会委員    原田 完 森下由美

京都府営水道事業経営審議会委員 水谷 修

 

常任委員会

総務・警察            島田敬子、浜田良之

府民環境・厚生          光永敦彦、成宮真理子、馬場紘平

文化・教育            山内佳子、西脇郁子

危機管理・建設交通        森下由美、水谷 修

農商工労働            原田 完、迫 祐仁、西山頌秀

 

特別委員会

持続可能な地域社会に関する    光永敦彦、浜田良之

子育て環境の充実に関する     山内佳子、森下由美、西山頌秀

産業の担い手の確保・育成に関する 島田敬子、西脇郁子、馬場紘平

新産業創造            迫 祐仁、成宮真理子

文化・スポーツ振興対策      原田 完、水谷 修

 

日本共産党京都府会議員団の新役員

団長      原田 完(新)

副団長     島田敬子(再)

幹事長     光永敦彦(再)

政務調査会長  成宮真理子(新)

事務局長    桝井義行(再)

事務局次長   原 俊史(再)

2019年5月臨時議会を終えて.pdf

以上

 

航空自衛隊「奈良基地祭」における「展示飛行」中止を求める申し入れ

2019/05/20 更新
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  20190520自衛隊奈良基地 飛行展示申し入れ.jpg

航空自衛隊は「2019年 奈良基地祭」を6月1日(土)に開催し、自衛隊所属のC130輸送機が基地周辺で「展示飛行」するとしていますこれまでも、「奈良基地祭」に伴う自衛隊機の飛行では、京都市内伏見区や府南部地域を低空飛行し、突然の爆音に保育園で睡眠中の園児が目を覚ましたり、学校の授業が中断するなど、府民生活に重大な影響を及ぼしてきました。 自衛隊の最新戦闘機F35の原因不明の墜落や練習機の不具合による飛行中止が相次ぐ中で府民の不安が広がっています。 

 日本共産党京都府議団は、20日午後、京都府に対して「展示飛行の中止を求める申し入れ」を行いました。申し入れには島田けい子副団長、浜田良之、森下よしみ、西山のぶひで各府会議員が参加。京都府からは藤森和也危機管理監が対応しました。

 

2019年5月20日 

京都府知事  西脇隆俊 様 

 

日本共産党京都府議会議員団

団長  原田 完                                  

 

航空自衛隊「奈良基地祭」における「展示飛行」中止を求める申し入れ 

 

航空自衛隊は「2019年 奈良基地祭」を6月1日(土)に開催し、自衛隊所属のC130輸送機が基地周辺で「展示飛行」するとしている。

これまでも、「奈良基地祭」に伴う自衛隊機の飛行では、京都市内伏見区や府南部地域を低空飛行し、突然の爆音に保育園で睡眠中の園児が目を覚ましたり、学校の授業が中断するなど、府民生活に重大な影響を及ぼしてきた。 

今回の飛行予定でも、宇治市や木津川市、精華町など府南部上空を通過し、奈良基地上空を中心に周回することが予測され、平穏な住民生活に重大な影響を及ぼしかねない。また事前飛行も決まり次第明らかにするとしている。 

安保法制(戦争法)の強行、さらに安倍首相は2020年までに憲法9条改憲を明言している。一方、京丹後市の米軍レーダー基地で相次ぐ住民との約束破りが続き、オスプレイの飛行が府内で目撃されるなど府民の中に「戦争する国」への不安と怒りが高まっている。府は府民の不安にしっかりと応えるべきである。

また、自衛隊の曲技飛行部隊の「ブルーインパルス」使用機TA4がエンジンの不具合などで飛行中止になっていることや最新型の自衛隊戦闘機F35の原因不明の墜落など自衛隊機の飛行に特別不安が広がっている。このようなときに住宅密集地上空で飛行が行われることは絶対に看過できない。

 

 よって、京都府におかれては、府民生活の安全・安心を確保するため、防衛省と航空自衛隊及び航空行政を所管する国土交通省に対し、「奈良基地祭」における「展示飛行」と事前飛行の中止を申し入れるよう、強く要望するものである。

以上

2019年5月 自衛隊奈良基地 飛行展示申し入れ.pdf

5月臨時府議会 「京都府議会の民主的構成についての申し入れ」

2019/05/20 更新
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 府議会の新しい構成や議長、副議長、各委員会の正副委員長などを決める5月臨時府議会が本日開会しました。会期は5日間の予定です。

 日本共産党京都府議会議員団は、本日府議会各会派に対して以下の「京都府議会の民主的構成についての申し入れ」を原田団長、光永幹事長が行いました。

(会派名)議員団 様

2019年5月20日

日本共産党京都府議会議員団

団 長  原田 完

京都府議会の民主的構成についての申し入れ

 

本日、五月臨時府議会が開会しました。

本府議会は、府会議員選挙により各党会派の議員数が決まったことにもとづき、正・副議長や監査委員、各委員会の正・副委員長など議会の構成を決定する重要な議会です。

京都府議会基本条例は、「議会は、府民から信託された議員によって構成される府民の代表機関」と定めており、その実現のためには、民意を正しく反映した公正・公平な議会役員の選出と民主的な議会運営は不可欠の課題です。

ところが、京都府議会では、議長、副議長、議会選出監査委員、および常任・特別・予算・決算委員会の正・副委員長から日本共産党を排除するという不正常な事態が二十年以上にわたって続いています。

本来、議会構成に多様な民意を反映することは憲政の常道です。また、議会運営は民主的に全会一致で行うことが必要であり、わが党はこれに協力してきました。さらに、今回の府会議員選挙で、日本共産党は前期に続き議会第2党となりました。

こうした経緯をふまえ、歴史と伝統ある京都府議会として、府会議員選挙の結果にもとづき、第1会派が議長、第2会派が副議長とし、委員会の正・副委員長は会派の議席数に応じて公正に配分するなど、府民から見て不正常な事態についてはすみやかに解決すべきと考えます。

以上の立場から、五月臨時議会の開催にあたり、次の事項について実現されるよう申し入れるものです。

 

 

1. 正・副議長選出に当たっては、府民的に見て選出される経過や基準を明らかにするため、議席数に応じ、第1会派から議長、第2会派から副議長を選出すること。

 

2. 議会選出の監査委員については、府政の透明性を高め、府民の信頼にこたえるためにも、民意を反映した選出を行うこと。

 

3. 議会の構成にあたっては、常任・特別委員会の正・副委員長は、各会派の議員数に応じた配分とすること。また、予算・決算特別委員会の正・副委員長についても、その原則を貫くこと。

190520 5月臨時会 民主的構成申入れ.pdf

 

以 上

悪政ストップ・府民のいのちと暮らしを守るために全力で頑張ります

2019/05/01 更新
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  DSC_0625.jpg4月の京都府議会議員選挙の結果、日本共産党京都府議会議員団は新人2人を含め、12名の議員団となりました。ご支援・ご協力をいただいた府民のみなさんに心より感謝申し上げます。悪政ストップ・府民のいのちと暮らしを守るために全力を尽くす決意です。

 議員団の新体制は、団長に原田完議員、幹事長に光永敦彦議員、副団長に島田敬子議員、政調会長に成宮まり子議員があたることになりました。委員会所属などの配置は5月20日から開かれる予定の5月議会で決定されます。

写真は前窪義由紀前団長と原田完新団長。(山本宣治墓碑銘拓本とともに)

2月議会が閉会 意見書・決議案討論 西脇議員  議案討論は成宮議員

2019/03/18 更新
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   2019年度京都府一般会計予算などを審議していた2月定例府議会は13日に閉会しました。共産党府議団は、知事提案議案72件と議員提案2件、計74件のうち知事提案の10件に反対し、他の64件に賛成しました。また意見書・決議案については、わが党提案の7件と三会派提案1件のすべてに賛成しました。

 知事与党会派の自民、府民クラブ、公明、維新、無所属は知事提案のすべての議案に賛成し、意見書決議案採決では共産党提案の7件すべてに反対しました。

 請願審査でも、知事与党が府民から寄せられた3件すべてに反対し、すべて不採択となりました。

 議案討論は 成宮まり子議員  意見書決議案討論は西脇いく子議員が行ないました。

成宮議案討論.jpg

議案態度

反対した議案

第1号議案  「平成31年度京都府一般会計予算」

11号議案 「平成31年度京都府国民健康保険事業特別会計予算」

13号議案  「平成31年度京都府水道事業会計予算」

17号議案  「京都府立京都スタジアム条例制定の件」

20号議案  「職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正の件」

23号議案  「京都府手数料徴収条例一部改正の件」

30号議案  「建築基準法施行条例一部改正の件」

39号議案  「指定管理者指定の件(公営住宅洛西西境谷団地等)」

41号議案  「京都府文化力による未来づくり基本計画を定める件」

43号議案  「平成30年度京都府一般会計補正予算(第8号)」

  他の64件には賛成

 2月議会 意見書・決議案討論 成宮まり子議員.pdf

西脇 意見書 討論.jpg

意見書・決議案

意見書

第1号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と予算の確保を求める意見書  3会派提案 採択

第2号 核兵器禁止条約に日本政府が署名と批准を行うよう求める意見書    党提案  不採択

3号 消費税10%増税の中止を求める意見書                党提案  不採択

4号 日米地位協定の抜本的改定を求める意見書                           党提案  不採択        

5号 福祉職員の大幅な増員と賃金の引き上げを求める意見書                党提案  不採択

6号 学費・奨学金の負担軽減と若者の雇用改善を求める意見書              党提案  不採択

 決議

1号 児童相談所職員の大幅増員等を求める決議                            党提案  不採択

2号 奨学金返済支援制度の抜本的拡充を求める決議                        党提案  不採択

議員2月議会 意見書討論 西脇いく子議員.pdf

 請願

898号 学費・奨学金の負担軽減と若者の雇用改善を求めることに関する請願              不採択

899号 核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書の採択に関する請願              不採択

900号 日米地位協定の抜本的改定を求める意見書提出を求めることに関する請願日              不採択

議案 意見書決議 請願 採決結果 .pdf

 

 

京丹後の米軍基地関係者の交通事故件数未報告で「抗議声明」発表

2019/03/12 更新
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12日、日本共産党府会議員団は京丹後市会議員団と連名で、以下の抗議声明を発表し、京都府にも抗議を行いました。

DSC_0412.JPG抗議声明

 

防衛省と在日米軍の「米軍関係者の交通事故未報告」という約束違反に厳しく抗議する

 

                             2019年3月12日

                          日本共産党京都府会議員団

                          日本共産党京丹後市会議員団

 

 2月府議会の議論を通じて、米軍経ヶ岬通信所の軍人・軍属が昨年2月5日以降に起こした交通事故が14件にものぼることが明らかになった。これは、「昨年2月4日の事故以降、防衛省からの情報提供がないため、2月5日以降の事故の発生について確認できているものはない」としてきた京都府の説明を覆すものであり、きわめて重大である。

 昨年の2月4日までは、軽微な事故であっても報告されていたが、2月5日以降1年以上も報告がない状態が続き、公表を求める住民やわが党の追及に対して、京都府は、「防衛省が在日米軍に照会中」とくりかえすだけで、事故を公表しなくなった理由についても明らかにしていない。これは、防衛省と在日米軍が、「事故の情報は速やかに公表する」との当初の約束を反故にするものであり、府民の安心安全を守るうえでも、断じて許されない。  

 また、昨年の2月5日以降、事故の報告がされなくなった理由が明らかにされていないことは、言語道断であり、厳しく抗議する。なお、こうした事態が起こる背景には、日米地位協定の問題があり、その抜本的見直しが必要である。

 京都府として、防衛省と在日米軍にたいして厳しく抗議するとともに、14件の交通事故について速やかに報告を求め、2月5日以降、なぜ事故の報告がなされなくなったのか、その理由をただすべきである。

                                                 以上

米軍関係者事故 約束違反 抗議声明.pdf

 

2019年度予算特別小委員会 知事総括質疑 山内議員 みつなが議員

2019/03/07 更新
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  2019年度の府の予算案を審議する予算特別委員会は部局ごとの審査を終え、36日知事に対する総括質疑を行いました。日本共産党府会議員団からは山内よし子議員とみつなが敦彦議員が質問に立ち、府民の切実な要求と府政のあり方をめぐる論戦を行いました

 

山内議員は、国保料の引き下げと保険証取り上げの中止、米軍関係者の事故が報告されないことやオスプレイの飛行ルートが公表されない問題、京都のまちこわしとインバウンド戦略の見直しについて質問しました。

みつなが議員は、倒木撤去対策の前倒し・拡充、無料低額診療事業の拡充と周知、亀岡の京都スタジアムが専用球技場でなく、にぎわい施設になろうとしている問題など府政のあり方について、質問しました。

 IMG_8982.JPG

山内よし子議員の質問テーマは

    国民健康保険料の引き下げ等を求めることについて

    オスプレイの飛行ルートの開示を求め、平和な京都を目指すことについて

    京都のまちこわしとインバウンド戦略の見直しについて

山内よし子議員 知事総括質疑大要.pdf

 

IMG_9025.JPGのサムネイル画像

 みつなが敦彦議員の質問テーマは

    防災対策の緊急実施に向けた取り組みについて

    無料低額診療事業について

    地域振興と京都府の役割について

みつなが敦彦議員 知事総括質疑 大要.pdf

2月議会一般質問 ばば議員 本庄議員 かみね議員 質疑大要

2019/02/19 更新
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2月15日と18日に行われた一般質問の大要をご紹介します。

 

ばば.jpgばばこうへい議員 質問テーマ

1、雇用・労働問題と賃金の引き上げについて

2、セーフティーネットとしての府営住宅のあり方について

ばばこうへい議員 一般質問質疑大要.pdf

 

 

 

本庄.jpg本庄たかお議員 質問テーマ

1、山科区北部における倒木対策について

2、向日が丘支援学校の寄宿舎の存続・発展等について

本庄たかお議員 一般質問質疑大要.pdf

 

 

 

かみね.JPGかみね史朗議員 質問テーマ

1、旧優生保護法下の強制不妊手術について

2、京都府での障がい者雇用について

3、高齢障がい者の介護保険制度移行について

4、地球温暖化防止対策と再生可能エネルギー対策について

 

 かみね史朗議員 一般質問大要.pdf

 20190218LDA請願.jpg                  2月議会は19日から2019年度予算特別委員会が開かれ、連日の予算審議が行われています。

また、府民から多くの要望も寄せられています。18日にはLDA(生きやすい京都をめざす全世代行動)のみなさんが、「学費・奨学金の負担軽減と若者の雇用改善を求める請願書」を持って、府議会の各会派まわりをされました。日本共産党議員団室では、懇談を行いました。

13日 京都府議会2月議会日本共産党の代表質問が行われました。

2019/02/14 更新
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 IMG_8354  拡大.jpg  まず日本共産党の浜田よしゆき府議が西脇隆俊知事に質問しました。 浜田府議は、朝鮮半島の平和にむけた情勢の大転換で、設置根拠が崩れる京丹後市の米軍レーダー基地が、さ らに機能強化されている問題を質問.また、昨年7月に米軍関係者が起こした交通事故の 報告が、米軍側からいまだにない異常事態への認識を質しました。 知事は「現在に至るまで情報提供がないことは誠に遺憾」としながら、国まかせの態度に終始しました。

また、政府の原発輸出政策が完全に破たんしたもとで、「再稼働や老朽原発の運転延長に反対すべき」と質問。西脇知事は「国の基本計画は変わらない」と、再稼働方針を容認する 態度を明確にしました。

浜田府議の「不要不急の北陸新幹線延伸よりも、インフラ老朽化整備や防災対策を優先 すべき」との質問に対して知事は「公共事業 はバランスが大事」などと、大型公共事業に 前のめりの態度を変えませんでした。 浜田府議は、党議員団も求めてきた倒木や再造林への支援が予算化されたことを評価。すべての倒木被害に対応できるよう拡充を求めました。自衛隊への個入情報提供、観光政策、子育て支援などについて質問しました。

浜田議員 代表質問質疑 大要.pdf

  IMG_1189.JPG前窪義由紀府議は、消費税 10%増税の中止、都道府県化された国民健康保険料の府の支援、「改正」水道法などについて西脇知事にただしました。 前窪府議は、消費税10%増税について、「今度の増税は異議あり」と、多くの業界や藤井聡・元内閣官房参与から中止の声があがっているとし、国にきっぱり中止を求めることを要求。西脇知事は「(増税にあたり)万全の対策を要望してきた」と述べ、増税容認の姿勢を示しました。

「都道府県化に移行した国保制度について、来年度の市町村の府全体への納付金が105.5%に増額され、 市町村が保険料・税の抑制に苦慮していると指摘。都道府県化で国保料の値上げをしないといってきた府の責任を指摘し、認識を問いました。西脇知事は「可能な限り上昇抑制につとめる」と述べるにとどまり、一般会計からの繰り入れは拒否しました。   

「改正」水道法について、海外では破たんして公営に戻している事例を示し、民営化や広域化を市町村に押し付けないよう要求。西脇知事は「必要な改正」と答弁しました。

 淀川河川整備計画をめぐる大戸川ダム凍結解除の動きに触れ、ダムに頼らない堤防強化、中小河川の整備を要求。南山城村のメガソーラー計画の府の開発許可に抗議し、規制強化を 求めました。

前窪議員 代表質問質疑 大要.pdf