議員団活動
カテゴリー:議会活動
12月府議会閉会 迫議員 西脇議員が討論
12月2日から開かれていた12靴府議会定例会が19日に閉会しました。最終本会議では、迫祐仁議員が意見書・決議案討論に立ち、議案討論には西脇郁子議員が立ちました。
意見書・決議案 迫議員が討論
意見書案10件、決議案2件のうち以下の2件に反対し、他の10件について賛成しました。
三会派提案の「森林環境税(仮称)の創設を求める意見書案」
「道路の整備促進に必要な財源の確保に関する意見書案」
議案態度 西脇議員が討論
議案34件と諮問1件のうち以下の議案に反対し、他の議案に賛成しました。、
第2号「京都府国民健康保険事業特別会計条例制定の件」他、関連議案の第3号、第4号、第5号、第8号
第7号「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行条例一部改正の件」
第14号「京都スタジアム(仮称)新築工事請負契約締結の件(主体工事)」、関連議案の第15号、第16号
第21号「関西広域連合規約変更に関する協議の件」
第34号「職員の退職手当に関する条例等一部改正の件」の11件に反対
他の案件に賛成
スタジアム建設契約が強行
12月19日、12月府議会最終本会議で山田知事が提案した京都スタジアム(仮称)工事請負契約を、自民、民進、公明、維新の与党4会派が賛成多数で可決強行しました。また本議会に提出された267件の建設中止を求める請願が同様に否決されました。
2月議会日程
代表質問 2/8.9 一般質問 2/13.14.15 請願締め切り 2/26
予算委員会 2/15~3/1
12月議会 代表質問・一般質問の大要を紹介します
京都府議会12月定例会代表質問、日本共産党からは
6日に、島田けい子副団長が以下のテーマで本会議代表質問
○京都経済の現状と消費税増税について
○社会保障制度改悪と「いのちを守る」ための施策について
○子どもの貧困対策、学校給食や医療費助成をめぐる問題について
○災害対策と公共事業のあり方、中小企業振興基本条例について
○府立高校再編と地域づくりについて
○憲法9条改悪に反対。平和と府民の安全を守る問題について
○京都スタジアム(仮称)について
一般質問は8日、11日、12日の三日間に行われました。
8日に浜田 良之 議員
原発事故 戦没者追悼式典
11日に前窪義由紀議員
12日に本庄 たかお 議員
12月議会 代表質問始まる たくさんの請願が寄せられています
京都府議会12月議会の代表質問が6日おこなわれ、日本共産党の島田敬子府議が、山田啓二知事に対して府政のあり方をただしました。
島田議員は、来春の知事選に出馬せず退任を表明した山田知事の府政運営に対して、「広がる貧困と格差に立ち向かい、府民の命とくらしを守る府政への転換がどうしても必要と痛感する。市民と野党の共同で、新しい府政の実現をめざしてがんばる」と決意を表明しました。
島田府議は、「社会保障制度改革」について質問。国が負担増と給付削減に乗り出し、後期高齢者の医療費窓口負担増、国保料の高騰、利用料の引き上げなど、悲蒲な声が上がるもとで、府民の命を守る負担軽減策の実行を求めました。
知事は「問題は財源」.「今と将来の均衡が大事」などと、府民の苦しみに背を向ける冷たい答弁に終始しました。
島田府議は、全国知事会長として「憲法改正の議論に地方自治を.位置つげて」などと述べる知事の姿勢に対し、安倍首相の改憲姿勢をいっそう加速させる役割を果たしている」と厳しく批判しました。
また、島田府議は、子どもの貧困対策、公共事業のあり方、府立高校統廃合、京都スタジアム問題などについで質問しました。
写真は、6日早朝の自治体要求連絡会宣伝で訴える島田敬子議員。(質疑の全文は後日アップします)
府民の切実な要求、多くの請願が12月議会に寄せられています
6日早朝は自治体要求連絡会が早朝宣伝に取り組みました。7日は、請願締め切り日でしたが、府議会にはたくさんの請願が寄せられました。教育の充実を求める請願には、17032筆の署名が寄せられました。請願に来られた保護者や教職員の皆さんは各会派を回り、懇談を申し入れ。共産党府議団は13名全員が紹介議員となり、皆さんの声をお聞きし、しっかりと署名を受け取りました。
建設工事契約が議案として出されている「京都スタジアム」について「建設着工の中止」を求める請願が、亀岡市や府内各地から268件に上る多くの請願が寄せられました。
、また、「子どもの医療費の国の無料化と京都府の制度拡充」を求める請願も提出されました。
府会議員団は、寄せられた声にこたえ、請願採択に向け奮闘します。
寄せられた請願
「京都スタジアムの建設着工中止」
「子どもの医療費について国の無料制度創設と京都府の制度拡充を求めることに関する請願」
「教育格差をなくし、すべての子供たちに行き届いた教育を求める請願」
写真は「教育請願署名」を受け取り打る党議員団
2018年度京都府予算案に対する申し入れ 11月2日
日本共産党京都府議団(前窪義由紀団長 13人)は2日、京都府の2018年度予算案に対する申し入れを山田啓二知事あてに行いました。山下晃正副知事が対応しました。
申し入れは重点要望として48項目、各分野別の要求7分野114項目の計162項目で構成されています。
安倍政権のもと、貧困と格差が増大し府民のくらしは厳しさを増し、その解決が府政の大きな課題となっています。重点要望では、ブラックな働き方の根絶や奨学金制度の拡充など若者への支援の強化、子どもの貧困解決・子育て支援の拡充、社会保障予算の抜本的拡充、教育条件の整備拡充、北陸新幹線やリニア新幹線などの大型公共事業を見直し河川の氾濫など災害防止対策を強化することなど、府民のいのちとくらしを守り、憲法をくらしに生かす府政運営を求めました。
また、憲法改悪に反対すること、京丹後の米軍レーダー基地撤去、原発再稼働・老朽原発運転延長に反対することなど、安倍暴走政治に対して府民の声を代表して国に政策的転換を求めることを要望しました。
分野別要求では、中小企業対策農林水産業対策などの他、社会保障や教育の抜本的改善、原発ゼロ・再生エネルギーの推進などを求めています。
議会報告・予算要求懇談会のお知らせ
11月17日 午後6時半~ ルビノ堀川 二階ひえいの間
ぜひお越しください
9月議会閉会 「平成28年度府一般会計・特別会計」と「府営水道事業会計」決算認定に反対
9月11日に開会した府議会9月定例会は、52日間の会期を終え10月30日に閉会しました。最終本会議には、府の一般会計や特別会計の決算認定議案6件とともに台風21号被害対策の補正予算も提案されました。
日本共産党府会議員団は、補正予算には賛成しましたが、「平成28年度一般会計及び特別会計決算」及び「水道事業会計決算」の決算認定に反対しました。
議案討論には、みつなが敦彦幹事長が立ち、決算認定に反対する理由を7点にわたって仁部、山田府政の問題点を厳しく追及しました。
また、「2025年国際博覧会の招致」を求める決議が知事与党から提案されましたが、浜田良之議員が反対討論に立ちました。
決算委員会知事総括質疑 成宮まり子議員 加味根史朗議員
10月24日、京都府議会決算特別委員会知事総括質疑が行われ、共産党府議団からは成宮まり子議員と加味根史朗議員が山田知事に対し質問に立ちました。
成宮議員は、いのちを守る自治体の役割、自治体本来の役割を投げ捨てる業務の外部委託や民間資金導入問題、福井の原発再稼働について態度を明らかにすることを求めました。
成宮議員は、京都府が老人医療助成制度(マル老)の本人負担を2015年4月から1割から2割に増やしたことを批判し「いのちを守る自治体の役割から全く逆行している。せめて元の1割負担に戻すべきだ」と要求。子どもの医療費助成の拡充とともに、来年度からの国民健康保険の都道府県化にあたっては府も一般会計からの繰り入れなど保険料引き下げの具体的手立てを打つように要求。山田知事は「国に対しても要求している」などと述べるだけで、府の役割を果たす姿勢は示しませんでした。
成宮府議は、高浜や大飯の原発再稼働について、与党議員からも避難計画の実効性に疑問が出ていることに触れ、知事として憩度を明確にするよう追及。山田知事は「実効性を上げるべく国に求めていく」と述べるだけでした。
加味根府議は、アメリカと北朝鮮の軍事的挑発がエスカレートする下で、京丹後市に米軍レーダー基地をかかえる知事として、安倍首相に対話を通じた解決を求めるべきと迫りました。
また、米軍人による交通事故が頻発する下で、当初の約束通り米軍人の集団通勤を守らせること、福知山自衛隊での射撃訓練について、パネルを示しながら、住民への事前通知を徹底することを求めました。
知事は「自家用車通勤をしている軍人は全体の3割」「地元への通知は福知山市と住民が相談すべき」などと地元住民の不安に心をよせない冷たい答弁に終始しました。
雇用問題では、正規雇用の割合が全国最低ランクとなっている府の状況について知事の"認識をただし、府の職員の長時間労働解決にむけ、職員の増員などを求めました.
また、地方創生に関連して、「森の京都」や「海の京都」など府の地域づくり施策・事業の発注が大手業者中心で、地元企業への発注が0.1%以下になっている事態を指摘。イベント偏重になっており、地元経済の振興や地域づくりになっていないことを明らかにし、厳しく批判しました。
(写真はKBSテレビ画面から)
9月議会 台風被害対策と議案・意見書討論
9月29日、京都府議会本会議が開かれ、当初提案の13議案と台風18号被害に対する補正予算1件の計14件の議案が審議されました。また、意見書も審議されました。
台風18号被害対策支援
台風18号被害の補正予算については、「河川改修が遅々として進まず、同じところで何回もあふれている」「崩れた田んぼを急いで直さないと、来年の代かきに間に合わない」「水に浸かった機械を新調するには600万円いる。仕事を続けるかどうか迷っている」など、党府議団の緊急調査、被災市町の住民の声を紹介、府の迅速な対応を求めました。
また、被災住宅の再建等に要する経費への支援の実施では、適用基準を緩和はありますが、住宅被害の多くを占める床下浸水への補助が含まれておらず、改善を求めると同時に、工事執行が早急に行われるよう、応援体制もとり職員体制を整えられること、支援制度の周知徹底を強く求めました。(写真は京丹後市での被害調査)
議案態度
議案態度では、第2号議案「京都府府税条例及び京都府手数料徴収条例一部改正の件」、第3号議「地域の振興に係る京都府府税条例の特例に関する条例一部改正の件」、第5号議案「京都府立府民の森条例一部改正の件」の3件に反対しました。
また、補正予算の中の京都スタジアム建設関連、簡易宿泊所の補助関連、PPPによる府庁3号館改築検討費、文化庁移転施設計画策定費に反対しました。
詳細は 山内よし子議員の議案討論をお読みください。
意見書討論
意見書では、党議員団は以下の10意見書案を提案しましたが、他会派はすべて反対し、不採択となりました。
詳細は島田けい子議員の意見書討論をご覧ください。
・北朝鮮の核・ミサイル問題の平和的・外交的解決を求める意見書
・核兵器禁止条約への参加・批准を求める意見書
・安保法制廃止と安倍政権の下での憲法9条改悪反対に関する意見書
・消費税10%への増税中止を求める意見書
・介護保険制度の改悪を撤回し、公的支援の拡充を求める意見書
・すべての原発の稼働中止を求める意見書
・国民健康保険制度の国庫負担増額等を強く求める意見書
・北陸新幹線延伸計画の中止を求める意見書
・米の生産費を償う価格下支え制度の確立を求める意見書
・「働き方改革」に関する意見書
2016年度決算委員会が始まります
10月2日からは「2016年度決算委員会」が始まります。府議会インターネット中継(以下のサイトから)もありますので、ぜひご覧ください。
今決算委員会では、加味根史朗議員が副委員長に就任しました。
http://211.5.166.28/gikai/index.asp
9 月定例会一般質問 西脇・馬場・迫議員 質問と答弁(大要)
京都府議会9月定例会の一般質問が20日~22日の三日間行われました。質問と答弁(大要)をご紹介します。
20日 西脇いく子議員
質問テーマ
①原発再稼働、及び使用済核燃料処分場への対応について
②部落差別解消推進法と府の人権啓発活動について
③介護保険等の公的な責任を住民同士の助け合いなどに置き換えようとする社会保障改革について
21日 ばばこうへい議員
質問テーマ
①現場の声が生きる林業振興の実施について
②給付制奨学金制度の実施と奨学金返済支援の拡充について
④府営住宅のエレベーター設置について(要望)
22日 迫祐仁議員
質問テーマ
①西陣織振興について
②北陸新幹線「延伸」計画の問題点について
③大規模太陽光発電事業の届け出制度の制定について
9 月議会代表質問質疑全文(大要) 一般質問順番
14日に行われた9月定例会の代表質問質疑全文(大要)をアップしました。ぜひお読みください。
一般質問は20.21.22日の三日間、午後1時15分から行われます。日本共産党からは、西脇、馬場、迫の3議員が行います。
質問の順番は以下の通りです。
西脇郁子議員 20日(水)4番目
馬場紘平議員 21日(木)3番目
迫 祐仁議員 22日(金)3番目
議場での傍聴やインターネットでの中継もあります。