議員団活動

カテゴリー:議会活動

台風11号の被害と河川の状況を調査

2014/08/15 更新
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 14日、日本共産党京都府会議員団は、先日の台風11号の大雨で被害を受けた南丹市園部町と京都市嵐山などの調査を行ないました。

府会議員団からは前窪義由紀議員団長、加味根史朗副団長、島田けい子府議、さらに浅井寿子倉林参議院議員秘書、野村健南丹市会議員が参加しました。

 調査箇所は、南丹市では、園部川が溢水した南丹市園部町横田地区、本梅川の堤防が決壊し大型土嚢による応急復旧工事が実施中の南丹市園部町宍人、路肩が決壊し通行止めになっている府道園部伊能線の復旧工事現場の3ヶ所。

 横田地区では昨年の台風でも浸水したところであり、住民のみなさんからは毎年のように繰り返される水害に「緊急で何とかしてほしい」「園部川の改修を急いでほしい」との強い要望が出されました。

 その後、増水の影響で川下りを中止している保津川遊船企業組合を訪問、営業だけでなく保津川の保全も合わせて努力されている状況も聞きしました。

 嵐山では、船着き場が流され緊急の造成工事を実施されている現場や昨年の台風被害への国土交通省の緊急対策工事のフェンスが倒れている状況も調査しました。

 大雨や台風の可能性が増大している中で、今回の調査をふまえ、議員団は被害を未然に防ぐために緊急対策の実施や抜本的対策の実施を強く求めて行きます。

 

「6月定例議会を終えて」談話を発表

2014/07/21 更新
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 6月18日から開かれた6月定例議会が7月11日に閉会しました。今議会は、安倍政権の暴走に対する国民的な闘いの中で、また、京都府知事選挙後に行われる初めての定例議会でした。初めて実施された知事による施政方針演説や知事選挙後に提案される政策分野にかかわる「肉付け予算」等が提案され、予算特別委員会審議も行われました。党議員団は、安倍政権の暴走ストップの声を京都から発信するとともに、今後の府政運営の方向を分析し、暮らしの実態と願い、府民的運動と結んで積極的に論戦しました。

2014年6月定例議会を終えて.pdf

6月定例会が閉会 意見書討論に浜田議員 議案討論に成宮議員

2014/07/11 更新
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 本日、京都府議会6月定例会が閉会しました。

 今回の議会では、28件の議案が提案され、うち5件の議案に反対し、他の23件の議案に賛成しました。

 1号議案の補正予算は、知事選挙後の"肉付け予算"ですが、①本府への米軍専用基地建設で日本政府とアメリカに協力している ②増税の深刻な影響を受ける府内中小企業の底上げと地域循環型経済への転換に背を向け続けている ③「世界で一番ビジネスのしやすい京都」などとして本府の仕事を一部大企業奉仕へと変質させようとしていること ④国の社会保障「解体」路線の先取りなど、暮らしを支える府の役割を後退させていること ⑤これまでの府職員リストラのうえ、今後さらに大規模な「行革」を推進しようとしているなど、知事のめざす「新しい京都づくり」とは、安倍政権の暴走に追随し、本来あるべき府民のための仕事を投げ捨て、本府の自治体としての役割を後退・変質させ、解体へと導く新たな段階をめざすものであるため、反対しました。

 ↓成宮議員の議案に対する討論全文はこちら

成宮議員の議案討論の全文2014年7月11日.pdf

 また、この議会では、10件の意見書案、1件の決議案が提案されました。

 我が会派からは、「集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を求める意見書案」「『医療・介護総合確保推進法』の撤回を求める意見書案」「教育委員会制度改悪の撤回を求める意見書案」「農業つぶしの『農政改革』中止を求める意見書案」の5件の意見書案と、「リニア新幹線の誘致活動中止を求める決議案」の1件の決議案を提案しましたが、他の会派が反対したため、否決されました。

 自民党・民主党・公明党提案の「地方財政の充実・強化を求める意見書案」については、そもそも地方財政を危機的な状況に追い込んだ国の責任をあいまいにしたうえ、消費税増税と法人税減税を前提としているものであるため反対し、他の意見書案と決議案に賛成の討論を行いました。

  ↓浜田議員の意見書案・決議案に対する討論全文はこちら

浜田議員の意見書案・決議案討論の全文2014年7月11日.pdf

6月定例会 予算特別委員会 知事総括質疑のお知らせ

2014/07/07 更新
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 7月8日午後1時~5時まで、現在開催されている京都府議会6月定例会の予算特別委員会・知事総括質疑が行われます。

 日本共産党からは、島田けい子議員、まえくぼ義由紀議員が質問に立ち、子育て世代の貧困解決・労働環境の改善等少子化対策、府の非正規雇用職員の待遇改善や正規雇用の促進、集団的自衛権行使容認の閣議決定、米軍レーダー基地問題、その他府政の重要課題について、知事に直接質問します。

 KBS京都テレビで生中継されます。

 (府議会ホームページでもライブ中継されます。)

 共産党議員の質問は、午後3時頃からの予定です。ぜひご視聴ください。知事総括質疑ビラ.jpg

加味根議員(右京区)、馬場議員(伏見区)、山内議員(南区)の一般質問と答弁の大要をアップしました

2014/07/05 更新
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京都府議会6月定例会では、25日に加味根議員(右京区)、26日に馬場議員(伏見区)、27日に山内議員(南区)が本会議にて、それぞれ一般質問を行いました。

質問の内容と、答弁の大要を紹介します。

ぜひご覧ください。

2038 6月定例会 かみね・ばば・山内一般質問.pdf 

迫議員(上京区)と光永議員(左京区)の代表質問と答弁の大要をアップしました

2014/06/23 更新
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 京都府議会6月定例会では、23日、まず迫議員(上京区)が会派を代表して質問を行いました。

 代表質問と答弁の大要をそれぞれ紹介します。ぜひご覧ください。

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 安倍内閣が、「集団的自衛権の行使」を可能とする解釈改憲変更の閣議決定を強行しようという緊迫した状況の中での府議会質問でした。

 冒頭に迫議員は、この憲法破壊のクーデターと呼ぶべき歴史的暴挙に対して、反対の声を上げるべきではないかと質問しました。 知事は「国会で慎重に判断されるべきもの」と答えるにとどまり、立憲主義を守る知事として「反対」の立場は表明しましせんでした。

 次に迫議員は、京都の経済について、4月1日の消費税増税によって、中小零細企業や商店街などで売り上げが大きく落ち込み、閉店に追い込まれている実態などを指摘し、消費税のさらなる増税には絶対に反対し、府の政策についても、地元での雇用や経済を支えている中小零細企業を中心に据えた経済政策に転換するべきだと指摘しました。

 丹後や西陣の織物業の最低工賃の問題については、府として最低工賃引き上げに責任を持って取り組むべきだと、府の姿勢を正しました。

 また、福祉・医療の関係では、中学校卒業までの子どもの医療費無料化や、山城南医療圏の小児救急医療体制の改善などを知事に求めました。

 原発問題でも、福井地方裁判所の「関西電力・大飯原発の再稼働差し止め」訴訟の判決をふまえて、関電と政府に大飯原発、高浜原発の再稼働中止を求めることや、福島原発の事故から京都府内に避難されている方の住居の確保や就労支援といった府独自の支援の必要性を訴えました。

 ↓迫議員の代表質問と答弁の大要はこちら

さこ代表質問 答弁大要.pdf

 

 迫議員に続き、光永議員(左京区)が会派を代表して質問を行いました。

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 冒頭に光永議員は、6月12日に府中北部での激しい雷雨と突風、雹などによるビニールハウスや農作物への大きな被害の実態を示し、一国も早い支援策の実施などを強く求めました。同時に、政府の農業改革による農協や農業委員会つぶしをただちにやめるよう求めました。

 次に光永議員は、京丹後市経ヶ岬への米軍レーダー基地建設について、府民の大きな反対の声を無視して基地建設が強行されたことに抗議するとともに、工事が強行されようとした際に、なぜ知事は声をあげようとすらしなかったのか、国や米軍のやり方に迎合して基地を受け入れるのか、など質問し、知事の姿勢を正しました。

 また、賃上げや雇用問題については、府内に本社のある大手企業の8割近くが増収を達成する一方、労働者への賃上げ等がほとんど行われていないことや、ブラック企業などによる違法・無法な働かせ方の実態などを指摘し、府としての責任ある対応、対策を求めました。

 社会保障の問題では、先日国会で「介護・医療総合確保法」が強行採決され、社会保障の「解体」が進められていること、そして京都でのヘルパーの実態などを指摘しながら、府の認識と、どのように対応していくのかなどを質問しました。

 さらに、今回初めて大幅に変更された公立高校入試制度の問題についても、前期選抜、中期選抜でそれぞれ多くの生徒が不合格にされている実態や、全国では前期選抜の廃止などが広がっていることなどを指摘し、全ての受験生や保護者からの声を聞くことや入試制度の改善などを求めました。

  ↓光永議員の体表質問と答弁の大要はこちら

みつなが代表質問 答弁大要.pdf

3.11 メモリアル行動と本会議議案討論・意見書決議案討論

2014/03/11 更新
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東日本大震災・東京電力福島第一原発事故から3年。府議会では2月定例会最終本会議が開かれ、島田敬子議員が議案討論、成宮真理子議員が意見書決議討論に立ちました。

IMG_0965.JPGIMG_0992.JPG 昼休みには、府庁東門前で「3.11メモリアル府庁包囲 府民総行動」が行われ、犠牲者への黙祷のあと尾崎望さんもあいさつ。議員団からは前窪義由紀団長が府政の転換を力強く訴えました。

  

 

  本会議では、「安心待ったなし」と称しながらリニア新幹線や「国土強靭化」の名で不要不急の公共事業を盛り込み、消費税増税容認、暮らしや京都経済,雇用にまともに手を打たない新年度予算案や公立高校授業料無償化廃止に伴う府立高校の授業料の徴収条例などに知事与党が賛成可決されました。

 議案討論に立った島田議員は予算案について、消費税増税容認、中小企業の底上げや地域循環型経済への転換に背を向ける政府追随の予算と厳しく追及。府営水道事業予算などの問題点、反対理由も述べました。

2014年2月定例会予算討論 島田議員.pdf

  意見書決議討論では、成宮議員が党提案の「集団的自衛権行使の憲法解釈変更に反対する意見書」、「米軍Xバンドレーダ-2レーダー基地建設に断固反対を求める決議案」を説明。中学校給食の実現などを求める決議案や高齢者の医療費負担の意見書などの賛同を求めましたが、自、民、公、維新などは反対、否決しました。

意見書決議案討論 成宮議員.pdf

予算特別委員会知事総括質疑 加味根史朗議員 山内よし子議員

2014/03/06 更新
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 4日、京都府議会予算特別委員会の知事総括質疑で、加味根史朗議員と山内よし子議員が質問を行い、緊急経済対策や雇用、米軍レーダー基地設置問題、雇用問題や高校入試問題、教育委員会などで山田知事と教育長の姿勢をただしました。 

 IMG_5591.JPG加味根議員は、京丹後市に設置予定の米軍レーダー基地が、集団的自衛権行使の最前線基地になる危険性を指摘。集団的自衛権行使にきっぱりと反対すべきだと要求しました。経済対策では、全国最悪に落ち込む府内中小企業への消費税増税の影響を示し、府外の大企業への発注ではなく官公受発注など、地元中小企業への割合を高めよと迫りました。

 総括質疑―かみね委員の質問と答弁2014年3月4日.pdf

 IMG_5606.JPG山内議員は府職員が大きく削減され、来年度も削減計画が進められ、さらに消費生活相談員が雇い止めされる問題を取り上げ「削減をやめ、正規職員を増やすべき」と求めました。府立高校の入試制度の変更で前期選抜で7112人が不合格となり、生徒と保護者に混乱と動揺が広がっている問題では「抜本的見直しすべき」と追及しました。

 総括質疑ー山内委員の質問と答弁 2014年03月04日.pdf

2014年度 予算特別委員会審議の開始にあたって

2014/02/19 更新
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 2月7日から始まった2月定例議会は、本日19日から予算特別委員会が開始されました。予算案は、「アベノミクス」が破たんし、京都経済が落ち込んでいる上に、消費税増税や社会保障の連続改悪等が進められる中での審議であり、我が議員団として府民の暮らしと経済を守る予算となるよう、全力をあげるものです。

以下、全文をお読みください。

2014年予算審議の開始にあたって.pdf

一般質問に迫祐仁・西脇いく子、両議員がたちました

2014/02/19 更新
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 17日に迫祐仁議員(上京区)が、18日に西脇いく子議員(下京区)が一般質問をおこないました。

 

 迫議員は西陣織の後継者育成支援、道具類購入補助、部品を扱う職人さんの養成、コンピューター制御や検査機器類の設置を求めました。

 また、深刻化する鳥獣害被害の抜本対策について質問しました。

  

 西脇いく子議員は、後期高齢者医療制度の廃止と保険料引き上げについて、保育と子ども・子育て支援制度及び障がい児保育支援について、府立図書館仮施設跡地の活用について質問しました。

 

※迫議員の質問と答弁はこちらから

  迫一般質問.pdf

 

※西脇議員の質問と答弁はこちらから

 西脇一般質問と答弁.pdf