2014年度 予算特別委員会審議の開始にあたって
2月7日から始まった2月定例議会は、本日19日から予算特別委員会が開始されました。予算案は、「アベノミクス」が破たんし、京都経済が落ち込んでいる上に、消費税増税や社会保障の連続改悪等が進められる中での審議であり、我が議員団として府民の暮らしと経済を守る予算となるよう、全力をあげるものです。
以下、全文をお読みください。
2月7日から始まった2月定例議会は、本日19日から予算特別委員会が開始されました。予算案は、「アベノミクス」が破たんし、京都経済が落ち込んでいる上に、消費税増税や社会保障の連続改悪等が進められる中での審議であり、我が議員団として府民の暮らしと経済を守る予算となるよう、全力をあげるものです。
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17日に迫祐仁議員(上京区)が、18日に西脇いく子議員(下京区)が一般質問をおこないました。
迫議員は西陣織の後継者育成支援、道具類購入補助、部品を扱う職人さんの養成、コンピューター制御や検査機器類の設置を求めました。
また、深刻化する鳥獣害被害の抜本対策について質問しました。
西脇いく子議員は、後期高齢者医療制度の廃止と保険料引き上げについて、保育と子ども・子育て支援制度及び障がい児保育支援について、府立図書館仮施設跡地の活用について質問しました。
※迫議員の質問と答弁はこちらから
※西脇議員の質問と答弁はこちらから
14日、浜田良之(北区)議員が一般質問をおこないました。
浜田議員は、消費税が増税されれば、経済や雇用が深刻な現状にある府民の暮らしや、中小企業に影響が及ぼすことになる。だからこそ中小企業に仕事がまわるよう住宅と商店のリフォーム助成の創設や大型店の出店に対する規制を求めました。
また、青年・学生でアルバイトにおいて、「ブラックバイト」と言われていることについて、非正規雇用の実態調査を実施するべきではないか。正規雇用の3万人の雇用創出というのなら、まず府の非正規雇用の雇い止めをするのでなく正規職員を増やすべきだと質しました。
また、前期選抜で7000人の不合格者を生み出す新しい高校入試制度について、福島第1原発事故によって京都に避難されている被災者の方の支援について質問しました。
17日、2月補正予算など7議案が採決され、わが会派は一般会計補正予算と京都府農地中間管理事業推進基金条例制定に反対する討論を加味根史朗議員(右京区)が行いました。
※ 浜田議員の質問と答弁(大要)はこちらから
※ 加味根議員の補正予算に対する討論はこちらから
2月13日の原田完議員の代表質問と答弁の大要を紹介します。
原田議員は、京都の経済について、2009年から12年度の府内事業所減少率が8.1%にのぼり、東日本大震災の被災地を除く全国平均6.9%を上回る全国ワースト1であること。
府内企業の8割以上を占める資本金1000万円以下の企業の2012年の欠損率が76.7%を占めるなど、京都経済を落ち込ませた山田府政の3期12年の施策を指摘しました。
雇用については、府内の非正規労働者の比率41.8%は全国ワースト3だと指摘。大企業の内部留保の一部活用で、給与の引き上げ、中小企業の経営支援を行い、雇用の安定と拡大を求めました。
また、京丹後市への米軍基地設置と原発再稼働を容認し、消費税増税と一体に社会保障を解体する安倍政権の暴走政治に、ものが言えない山田知事の姿勢をただしました。
※質問と答弁の大要全文はこちらからご覧ください。
2月13日、代表質問2日目。朝は府庁東門で自治体要求連絡会の宣伝に全議員が参加し、団を代表して原田完議員が訴えを行いました。
本会議で代表質問にたった原田完議員は、国の悪政を一体で進めてきた府政により府民のくらしはどうなったか、大改悪を進めようとする安倍政権の暴走から、府民の命と暮らしを守るためにやるべきことは何かを明らかにし質しました。
●主な項目
米軍専用レーダー基地、原発問題、消費税・京都経済と雇用について、社会保障「解体」問題について、子どもの貧困対策について、高校制度改悪について、道州制について
●一般質問の日程が決まりました。
14日 2番目 浜田 良之議員(北区)
17日 3番目 迫 祐仁議員(上京区)
18日 1番目 西脇 郁子議員(下京区)
※開会は午後1時15分です。質問時間は、概ね一人30分程度です。
傍聴にぜひお越しください。
京都府議会ホームページでインターネット中継がされます。
2月7日から京都府議会が始まります。
代表質問は13日、原田完議員(中京区)が午後1時から行います。
一般質問は14・17・18日の午後から行われ、西脇いく子(下京)、迫祐仁(上京)浜田よしゆき(北区)が行います。
一般質問のそれぞれの日時は決まり次第お知らせします。
代表質問はKBSテレビで放映されます。一般質問はテレビ放映はありません。京都府議会ホームページのインターネット中継はどちらもご覧いただけます。
議会傍聴にもぜひお越しください。
12月定例議会は12月2日から始まり、同18日に閉会しました。
今議会は臨時国会の最終局面のなか、突如提案された『特定秘密保護法(案)』に対し、国民の大きな反対の世論と運動がくり広げられるなかで行われました。
わが議員団は、みなさんの運動に加わりながら、独自の「消費税増税中止」「ブラック企業は許さない」「京都に米軍基地はいらない」などの宣伝行動にも取りくんできました。
今の京都府政は安倍政権の暴走から府民の生活を守るどころか、一体となって進めています。その告発を行うとともに、何より府民の生活が第一との立場で論戦を行いました。
アベノミクスの経済政策の破綻が京都にも色濃くでています。府政転換の実現でこそ府民の暮らしはよくなります。
来年も引き続き全力で頑張る決意です。どうぞよろしくお願いします。
『終えて談話』は以下からご覧ください。 ↓
本日京都府議会12月定例議会が閉会いたしました。
この議会では、14件の議案が提案され、うち3件の議案に反対し、残り11議案に賛成しました。
1号議案の補正予算は全体賛成しましたが、「サッカー専用球技場の基本案作成経費」「七条署跡地の整備事業費の債務負担行為」、また、台風18号による災害対策の補正予算には周知徹底とその充実のためには職員体制の強化が必要だと指摘をしました。
意見書は我が会派は8件、他会派から5件、全体で13件提案されました。
民主党提案の「強行可決された特定秘密保護法に関する意見書案」は改正・修正を前提にしていること、自民党・民主党・公明党提案の「企業減税等から確実な賃金引上げを求める意見書案」は大企業の減税をする一方で、内部留保の取り崩しは言わず賃上げにはつながらず、安倍内閣の「税制改革大綱」を前提としていること、また「過疎対策の積極的推進を求める意見書案」は大型公共事業を前提にしているためこの3件に反対し、他の意見書案に賛成の討論を行いました。
議案討論を山内佳子議員(南区)が、意見書討論を西脇郁子議員(下京区)が行いました。
意見書、議案に対する討論の全文は以下からご覧ください。 ↓
島田議員は政府が来年通常国会で法案提出予定の「難病医療費助成」について、病名・病状によって線引きするのではなく、難病患者すべてが安心して医療が受けられるよう要望すべきと求めました。
また、本府として①医療費以外での自己負担が多く、生活支援制度の創設②府の相談支援センターや府内保健所など難病の相談体制の充実、③専門知識をもった就労相談員を配置し就労支援を行うこと、3点を求めました。
次に介護保険制度見直し(案)について、軽度者を介護から外し、市町村に丸投げするなどを始めとした検討されている介護保険改悪の撤回を求めました。あわせて、地域包括支援センターへの支援、介護人材不足解決のための低賃金解決を求めました。
つづいて、台風18号での天神川、御室川、有栖川の浸水被害について早急な整備を求めました。また、子どもたちが野球をする河川敷公園の早期整備も求めました。
質問と答弁はこちらから ↓
成宮まり子議員は、12月10日の本会議一般質問に立ち、農業問題と障害者差別禁止条例について質問しました。
農業問題では、国がTPP参加を前提に急ピッチで進める、「米生産調整廃止」や「農地中間管理機構」について取り上げました。国が生産調整や米直接支払交付金を廃止し、コメを市場まかせにすることや、「農地中間管理機構」設置をすすめる背景には、財界による「農業ビジネス」のねらいがあると指摘。知事に対して、京都の農業を守るために、国によるTPP参加と農政大転換に反対せよと求めました。あわせて、米生産への支援や鳥獣害・台風被害対策の拡充を求めました。
障害者差別禁止条例については、「障害のある人もない人もともに安心していきいきと暮らせる京都づくり条例(仮称)」について質問し、障害者権利条約にふさわしい水準とし、障害者の意見を十分に反映させ、検討会議の「中間まとめ」、「最終まとめ」を尊重し、盛り込んでいくよう知事の姿勢を質しました。
質問と答弁はこちらから