3月15日、京都府議会予算特別委員会の総括質疑が行われ、原田完議員(中京区)と光永敦彦議員(左京区)が質問を行いました。
原田議員は、府民の暮らしが後退している中、京都府政が緊急に取り組むべき課題について質問を行いました。
まず、政府が進めようとしている「税と社会保障の一体改革」により、消費税の増税がおこなわれれば経済、暮らしはどうなるのか、知事の認識を問いました。円高等による府内企業にも影響がでており、消費税増税にはキッパリ反対を示すべきだとし、深刻な業者、中小・零細企業に寄り添い心の通う支援をするべきだと迫りました。
また、知事が提案している「公契約大綱」には不十分さがあり、「公契約条例」でこそ良質な公共事業ができ、労働者も守ることができると指摘しました。そして、合わせて京都経済の屋台骨の役割をしている中小企業支援として「中小企業振興条例」を制定すべきだと強く要望しました。
続いて、光永議員は、福井県大飯原発3・4号機の再稼働に知事はどういう考えなのか、府民の代表として立地県並に「再稼働ダメだ」とはっきり発信すべきではないかと質問しました。
次に、国保料滞納等により、67名の死亡事例があったと全日本民主医療機関連合会が調査結果を公表されたことについて、高すぎる国保料や上がり続ける介護保険料、後期高齢者保険料で府民の負担は限界を超えており、経済的負担が命を脅かす事態が繰り返されている。その中で、府が進めようとしている国保の広域化で保険料が下がるといえるのかと問いただしました。
3つめに、雇用の問題で企業立地補助金では「府内雇用を守る」としながら、その形態は常用雇用、期間社員、派遣社員、パートを含むとされており、これではジャトコや日本写真印刷のような雇用切りをなくすことにならない、正規雇用にすべきではないかと求めました。
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2012年度予算特別委員会の書面審査が2月23日から行われていますが、15日には知事総括質疑が行われます。
総括質疑には光永敦彦議員(左京区)と原田 完議員(中京区)が行います。午後1時開始でKBS京都テレビで中継されます。ぜひご覧ください。(府議会ホームページでもご覧になれます)
2月17日、代表質問にかみね史朗議員がたちました。かみね議員は府民の暮らしの前途に大きな困難をもたらす問題として、民主党野田内閣が、消費税10%への大増税をしゃにむに押し切ろうとしていることに多くの反対の声があることを紹介し、この増税は無駄遣いを続けたままの大増税であり、社会保障切り捨てと合わせた「一体改悪」だと示し知事の認識を問いました。
また、TPPへの参加が進められれば、なおいっそう日本・京都経済の底が抜けることになり許すことはできない、反対すべきだと質問しました。
次に、京都経済の危機的状況についてどう打開するのか、依然として深刻な雇用問題で京都府では4割が非正規雇用で、全国ワースト2位であり、根本的な対策として大事なのは、労働者派遣法の抜本改正をおこなって派遣労働を原則禁止すること等であり、国に対し改めて強く求めるべきだと指摘しました。
また、正規雇用を拡大する姿勢をいっそう明確にした立場での企業立地条例の改正や、中小企業を応援する基本条例、公契約条例が必要だと迫りました。
続いて、原発問題では脱原発の立場にたち、原発の再稼働は認めず廃炉を求めるべき、子育て支援と教育の充実については、子どもの医療費助成や府外に通う私立高校生徒への補助、公立高校入試制度について質問しました。
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2月13日開会で2月定例議会・予算特別委員会が開催されます。2月17日に加味根史朗議員(右京区)が代表質問にたちます。午後1時から。
一般質問は20日から22日まで。午後1時15分開始予定です。
党議員団は、迫祐仁議員(上京区)が2月20日1番目、前窪義由紀議員(宇治・久御山町)が同日の3番目、光永敦彦議員(左京区)は21日の3番目に質問にたつ予定です。
ぜひ、傍聴にお越しください。
また、予算特別委員会は23日から各部局ごとに行われます。
2012年度の京都府予算案は京都府のホームページからご覧になれますので、ぜひみなさんのご意見ご要望を党府会議員団までお寄せください。
府ホームページ→府政運営→府予算の概要→平成24年度当初予算
2月5日(日)午前10時から11時、KBS京都テレビで府議会広報番組「テレビ常任委員会」が放映されます。今回は、農商工労働常任委員会で「新たな京都産業の確立へ」~地域資源を競争力の源泉に!~がテーマです。
日本共産党府会議員団から、かみね史朗議員(京都市右京区)、浜田よしゆき議員(京都市北区)が出演します。ぜひご覧ください。
なお、再放送は2月6日(月)の午前9時半から10時半です。
12月1日から始まった府議会定例議会は、16日の本会議をもって閉会しました。
閉会本会議では意見書討論に浜田良之議員が、議案討論に加味根史朗議員がたちました。
意見書(案)は16件出され「『受診時定額負担制度』導入に反対する意見書(案)」に民主党が反対しましたが賛成多数で可決され、「『障害者総合福祉法(仮称)』の早期制定を求める意見書(案)」が自民・公明の反対で否決されました。日本共産党はどちらも賛成しました。
わが党が提案した決議案「障がい児教育の拡充に関する決議(案)」は、特別支援学校や盲学校等の専門教育を含む教員の増員や配置の体制強化を求めたものですが、他会派の反対により否決されました。
議案21件に対しては、2010年度(平成22年度)の一般会計及び特別会計歳入歳出決算と府水道事業会計決算の認定に2件に反対し、12月補正予算や他の議案に対しては賛成の立場で討論を行いました。
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12月定例議会一般質問を原田完議員(中京区)、山内よし子議員(南区)、島田けい子議員(右京区)がおこないました。
原田議員は低入札問題や建設・土木業の振興について、京都府の文化財保護、修繕をめぐる課題、四条通りの2車線化問題について質問しました。
山内議員は、生活保護費の引き下げに反対し老齢加算の復活を、また受給者に対し「強力な就労支援」ではなく「寄り添い型の支援」をすべきだとしました。また、宇治支援学校や盲学校で保護者からの強い要望でもある正規職員の適正な配置と拡充を求めました。
島田議員は地域包括医療、包括ケアの取り組みと自治体病院の役割について、中丹地域再生医療計画は見直すべよう求めました。また、地域防災計画の見直しや食品の放射能検査体制の強化を求めました。
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12月6日の本会議で光永議員が日本共産党を代表して質問をおこないました。
光永議員は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から9ヶ月がたち、被災地と日本の明日への展望を示す時に、地域住民の要望を切り捨てる「復興」を進めることや、TPPへの参加の協議を進めるなど、国民のためでなく、大企業やアメリカのもうけのための古い政治が進められようとしている。この行き詰まった政治を転換することに力を尽くすものだとし、その立場から質問をしました。
深刻となっている雇用や経済に、輸出依存から内需主導に転換をするべきでTPP参加はそれに逆行するものであること、すべての中小企業を視野に入れ、地域経済を温める施策として、公契約条例や住宅リフォーム制度について知事の見解を追及しました。また、日本写真印刷のリストラ問題は労働者の立場にたった議論をすべきと指摘しました。
次に大飯原発3・4号機再稼働やめるべき、「もんじゅ」は廃炉の立場にたつこと。そのために、原発から脱却し、飛躍的な普及にふさわしい再生可能エネルギー事業をするべきだと求めました。また、年末における京都の避難者への支援も求めました。
次に今進められようとしている地域包括ケアと介護保険制度について、京都府の「京都式地域包括ケア」のあり方と責任、地域包括支援センターの充実強化を求めました。
次に「第一回京都市・乙訓地域公立高等学校教育制度に係る懇談会」が開催されたことについて、この間の公立高校教育のあり方については、学校間格差や序列を広げてきているとし、「京都市・乙訓通学圏」の見直しは競争と管理の教育を改めるべきだと指摘しました。
また、関西広域連合による「カジノ構想」や国の出先機関の権限委譲についての認識を問い質しました。
最後に地元左京区北泉通りの架橋計画があるが、それよりも重要橋梁の耐震化を行うべきだとしました。
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11月18日(金)午後1時から5時、決算特別委員会の知事総括質疑が行なわれます。日本共産党議員団から、西脇いく子議員(京都市下京区)さこ祐仁議員(京都市上京区)が質問に立ち、府政の問題点を知事に直接ただします。KBS京都テレビの中継もありますので、ぜひご覧ください。
日本共産党の質問時間は、午後3時過ぎからの予定です。
11月20日(日)午前10時から11時、KBS京都テレビで府議会広報番組「テレビ常任委員会」が放映されます。今回は、府民生活・厚生常任委員会で「これからの防災対策~防災力の向上をめざして」がテーマです。
日本共産党府会議員団から、島田けい子議員(京都市右京区)、山内よし子議員(京都市南区)が出演します。ぜひご覧ください。
なお、再放送は11月21日(月)の午前9時半から10時半です。