議員団活動

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まん延防止等重点措置の開始に当たっての緊急申し入れ

2021/04/13 更新
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まん延防止緊急申入れ2.png 13日午前、日本共産党府会議員団は京都府知事に対して、「まん延防止等重点措置の開始に当たっての緊急申し入れ」を行いました。申し入れは原田完団長と馬場紘平議員団コロナ対策本部事務局長が行い、府は番場危機管理対策監が対応しました。

 原田団長は、議員団がこの間行ってきた中央様々な経済団体から出されている実態や要望を示し実効性のある対策を要望。まん延防止の支援策の周知を強く求めました。

馬場議員は、ワクチン接種の問題やPCR検査の頻回検査を強く求めました。

京都府知事 西脇 隆俊 様

 

まん延防止等重点措置の開始に当たっての緊急申し入れ

 

日本共産党京都府議会議員団 

団長 原田 完

 

 本府の新型コロナウイルス感染症は、2月28日の緊急事態宣言の1週間前倒し解除からわずか1ヶ月ほどで、新規感染者数が直近2週間で4.2倍にも達し急速な再拡大の状況を示している。そうした中、本府は4月5日には京都市内と府南部地域を対象に飲食店などの営業時間短縮を再要請し、4月9日には国に対して新型インフルエンザ等特別措置法に基づく、「まん延防止等重点措置」の対象地域に指定するよう要請し、国は4月12日から5月5日までの期間、大阪府・兵庫県・宮城県に続いて、京都府を含む3都府県を対象に追加した。

 今回の第4波と言われる感染の再拡大は、感染症対策とワクチン対策を同時並行で進める非常に難しい状況や、先行きが見通せない影響の長期化に、緊急事態宣言などによる営業時間の短縮や外出自粛の要請と解除が、必要な対策もなく繰り返されることが混乱を招く中で広がっている。

 ついては、医療崩壊を防ぎ、第4波の感染拡大から府民のいのちと暮らしを守るとともに、営業時間の短縮や外出自粛による影響を受けるすべての中小企業の経営を守るために、以下の項目について対策を強化するように強く要望する。

 

  1. 「まん延防止等重点措置」の実施は、初めての判断であり、科学的根拠に基づく正確な情報提供は不可欠である。また、感染防止とワクチン接種を同時に進める時期でもある。ついては、感染拡大防止のための府としての戦略と方針を明確にし、府民に対し広く正確な情報発信に全を期すとともに、その推進をはかるため全力を上げること。

 

  1. 医療崩壊を招かないための病床確保や減収補填等全力を上げること。また、国からのワクチン供給の見通しが不透明な中、現場に負担と混乱、不安を広げている。このため、迅速かつ的確な情報を今後の目処も含め伝えるとともに、府として現場任せにせず、接種の着実な実施のため市町村や地区医師会などと連携して万全を期すこと。さらに、高齢者等施設の職員をはじめPCR検査の定期・頻回実施を計画的に進める等、医療・介護現場の安全確保に全力を上げること。

 

  1. 営業時間短縮や外出自粛要請により、飲食店や観光業のみならず、あらゆる事業者から「もう限界」との悲鳴が上がっている。このため、複数の協力金制度が同時に実施されており、制度の周知徹底と支給の迅速化に全力を上げるとともに、業種や影響の大小に限らず、すべての事業所の営業継続を最重点に、低利融資や補助金に加えて、固定費助成や損失補填など真水の対策を緊急に実施すること。また、持続化給付金の再給付や、現在申請を受け付けている一時支援金については、事態の深刻化に見合った金額の引き上げ、申請手続きの簡素化、5月末までとされている期限の延長などを国に対して強く求めること。

 

  1. 「まん延防止等重点措置」にともなう「見回り調査」は、営業時間の短縮をはじめ、各事業所が行う感染防止対策が万全なものとなるよう支援すること。

 

  1. 全国でコロナ失業が10万人を超えるなど、今後さらなる影響が危惧される雇用の対策は喫緊の課題となっている。このため、雇用調整助成金のコロナ収束までの延長をはじめ、雇用を支える中小企業の仕事起こしなど抜本的な雇用対策を緊急に国に対して求めるとともに、府としても対策に全力を上げること。

 

  1. 青年・学生、非正規労働者、女性など、コロナ禍で格差と貧困の拡大が深刻な形で表れている。生活困窮者への支援の抜本的強化を国に求めるとともに、府として実態把握と支援を強化すること。

20190413_まん延防止等重点措置の開始に当たっての緊急申し入れ.pdf

 

 

以上

2021年2月定例府議会を終えて 団長談話を発表

2021/03/30 更新
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2月議会の議員団の取り組みをまとめました

 

2021年2月定例府議会を終えて

2021年3月28日

日本共産党京都府議会議員団

団長 原田 完

 

1、2月12日に開会した2月定例府議会は、当初予算審査特別委員会をはさみ、3月22日に閉会した。

本府議会は、コロナ禍が一年を超えて長引いてきた上に、1月14日から2月28日までの緊急事態宣言とその後3月21日まで「新たなステージ」となるなど、かつて経験したことがない事態を前に、自治体の在り方が問われる中で議会が開かれた。

また、国のコロナ対策にかかわる補正予算議案は、本府議会中も累次にわたり議決が必要となるなど、その影響の深刻さが浮き彫りとなった。

こうした中、西脇知事は、3月7日までの緊急事態宣言の解除を一週間速める一方、3月14日までの予定であった「新たなステージ」を今度は3月21日まで延長するなど、府民や事業者は京都府や国の判断に振り回されてきた。また菅政権のコロナ対策での無策ぶりや、菅首相長男と総務省幹部との会食問題をはじめ、国民の怒りが噴出する中で開かれた。

わが党議員団は、広がる深刻な実態、切実な要求を踏まえ、要求実現に全力をあげるとともに、噴出する新自由主義の矛盾と西脇府政の問題を告発し、転換の必要性を明らかにする立場から、自治体本来のあり方を求め積極的に論戦した。

 

2、提案された86議案(うち議員提案1)のうち、第1号議案「令和3年度京都府一般会計予算」、第13号議案「令和3年度京都府水道事業会計予算」、第85号議案「海区漁業調整委員会委員の任命について同意を求める件」の3議案に反対し、他の議案には賛成した。

 

西脇府政にとって一期目最後の本格予算であるとともに、新型コロナ感染拡大の影響への対応が求められる第1号議案「令和3年度京都府一般会計予算」の反対理由の第1は、コロナ禍で崩壊の危機に陥っている医療現場や介護現場、かつてない深刻な事態に陥っている府民のくらしや営業の現状を打開する予算になっていないためである。

感染防止対策とワクチン接種への対応が同時並行で行われるというかつてない局面を迎え、医療現場や介護現場がさらに逼迫する恐れがあるにもかかわらず、すべての医療機関や介護施設、障害者施設等で定期的なPCR検査方針は示されず、また医療機関や介護施設への減収補填や処遇改善の具体化も国も含めて示されないままで、保健所体制の抜本的強化のための計画的な採用も示されないことにとどまっている。

中小零細事業者等が年度末を控え、さらなる倒産や廃業が予想され、国が持続化給付金の要件緩和や再給付が見通せないもとでも、中小企業者等支援補助金や商店街再出発設備投資補助金の再度実施なども実施されないままとなっている。急いで真水の支援が求められる。

元気な商店街しか事実上使えない支援策や、農業では集落営農の支えてが厳しくなっているもとで、「100㏊メガ農地」と称し、株式会社参入に道を開こうとするなど、底上げ策とはなっていない。

 

第2は、財政危機をあおる一方、コロナ以前に計画された事業の見直しが行なわれず、コロナ禍にも関わらず大規模な開発事業が計画されているためである。

京都スタジアムのための「eスポーツ競技環境整備支援事業費」1億円について理事者は「施設を利用して、大規模大会や人材育成のセミナーなどを行う」として、さらに公費を投じて拡充していくことや、「京都市との連携によるインバウンド向けプロモーション」「欧米豪インバウンド誘客促進事業費」などについては、コロナ禍対策に見直すべきである。

また、JR 向日町駅周辺地区市街地再開発事業、城陽市東部丘陵地開発にともなう生活・交通基盤整備事業、舞鶴国際ふ頭Ⅱ期整備事業など、大規模な開発計画を次々と進めようとしている。また、凍結されていた大戸川ダム建設の解除、民営化につながる水道事業の広域化、向日台団地の建て替えに PFI を採用しようとしていることも重大である。

さらに「北山エリア整備推進事業」1500万円は、北山エリアの整備計画を、民間事業者に計画策定をプロポーザルで発注するための予算で、学生や住民的な説明や論議もなしに、再開発ありきの姿勢を示すもので、計画の見直しこそ必要である。

北陸新幹線の延伸については、2023年着工の動きがある中、昨年12月から住民不在のまま「予定地」の環境アセスメント調査が進められている。しかし、2兆1千億円と見込まれている建設費の地元自治体負担額や建設費がどれだけ膨脹するのかも不明で、しかも、140㎞のルートの8割がトンネルで、陥没事故や環境破壊が危惧されているにもかかわらず、予算審議のなかで、「鉄道運輸機構からは、何も知らされてない」と無責任な答弁を繰り返した。

さらにJR奈良線複線電化推進を口実に、JR西日本の財源確保が厳しいとして、20億円を京都府が借金し、JR西日本に無償で貸し付ける予算は、JR西日本の財政負担を助け、しかも1億円の利息は府民負担となるなど、開発優先の予算は見直すべきである。...続く

全文は以下のPDF文書ご覧ください

2021年2月定例議会を終えて.pdf

2月定例議会が終了 2021年度一般会計予算 府営水道事業予算に反対

2021/03/29 更新
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  2021年度京都府一般会計予算などを審議していた2月定例府議会は3月22日に閉会しました。本議会で審議された議案は知事提案85件、議員提案1件の計86件。一般会計予算、府営水道事業会計などの特別会計予算、指定管理者指定の件、山下副知事の再任などの人事案件、府条例の改正などとともに新型コロナウイルス感染症対策の補正予算が6次にわたって提案されました。

党議員団は、2021年度一般会計予算、水道事業会計予算。海区漁業調整委員選出に反対し、山下副知事の再任については「保留」の態度をとりました。

 意見書・決議については、わが党は11件の意見書・決議案を提案し、他会派提案の3意見書も含めすべての意見書に賛成しました。知事与党会派の自民、府民クラブ、公明、維新は知事提案議案すべてに賛成した。意見書はわが党提案の11件すべてに反対しました。

請願は、知事与党は府民から寄せられた請願5件すべてに反対し不採択となった。

 議案討論は 浜田議員・西山議員 意見書討論は迫議員が行いました  

 議案態度

反対したのは以下の3件

第 1号議案 「令和3年度京都府一般会計予算」

第13号議案 「令和3年度京都府水道事業会計予算」、

第85号議案 「海区漁業調整委員」選出の件

 反対理由  詳細は浜田議員・西山議員討論

浜田議案討論.jpg〇第1号議案「令和3年度京都府一般会計予算」

・第一は、政府によるこれまでの経済政策に加え、消費税増税による打撃、さらには新型コロナウイルス感染症の影響が、実体経済に深刻な影を落としているもとで、内需や家計、中小企業支援への支援が本格的に求められているにも関わらず、大本の政策的転換がはかられていないため。

予算案では、法人関係2税が59億円の減少の見込みの一方、増税された消費税は87億円も増加するなど、消費税に頼る財源構造が進んでいます。一方、歳入確保のとりくみは、税の取立て強化と未利用地の売却3億円に過ぎず、今後も地方自治体が消費税に頼っていくことは、府民の暮らしや地域経済、さらには財政構造にも大きなゆがみをもたらすもので、本格的な税源涵養策こそ必要。

・第二は、貧困と格差の広がりのもと、子どもの医療費助成制度や学校給食の無償化、削減された老人医療費助成制度の拡充をはじめ、暮らしの本格的な底上げ策にとりくまれていないため。

また賃金規定を盛り込んだ公契約条例の制定により、賃上げを府が率先して行うことになっていない。本格的な賃上げと負担軽減策を一体で大胆に行うことにより、暮らしの底上げをするべき。

・第三は、99%をしめる中小零細企業への支援より、京都経済センターを核として、起業家の発掘や育成、ものづくりやIoT、医薬品や医療機器など成長分野にシフトし、Society5.0社会の実現をめざすなど、新産業創出が中心となっており、また、府営住宅の管理を他府県に本社をおく大手民間会社に委ねるなど、府の業務の民間開放がいっそう進められようとしているため。

・第四は、舞鶴港国際ふ頭の二期工事の開始にむけた調査やエネルギー拠点化の動き、JR向日町駅周辺再開発や、新名神高速道路の六車線化とアウトレットモールのオープンを見据えたさらなる開発など開発型の府政へと本格的に舵をきっているため。

しかも北陸新幹線の延伸について、推進の立場を示していることは重大。

・第五は、観光・インバウンド頼み、にぎわいの創出が中心となっているためです。

「食の京都を核とした広域観光促進」 をはじめ、「もうひとつの京都」ブランド化として、京都市と連携したインバウンド向けプロモーションの実施など、引き続きインバウンドに軸足を置いており、また京都スタジアムの完成を節に、にぎわい創出として呼び込み型・イベント型の施策が進められようとしているため。

・第六は、自治体本来の役割を果たすための職員や組織の在り方が弱められているため。

来年度から始まる会計年度任用職員が知事部局で約1,530人にものぼり、また、土木事務所の技術職員や保健所職員の減員、振興局等の広域化をはじめ、現場の機動的対応力が弱まってきていることは緊急に改善が必要。

〇第13号議案「令和3年度京都府水道事業会計予算」及び第25号議案「京都府営水道の供給料金等に関する条例一部改正の件」

 そもそも過大な施設整備により、約15億円もの未使用分を受水市町に負担を求めてきた結果、高い水道料金と水道事業会計の悪化を招いてきた責任は重大。今回の料金改定は2022年度に宇治系・木津系・乙訓系の3水系の料金を統一し、府民に新たな負担を求めるものであり、さらに今後、将来の広域化・民営化を視野に、経営の統合や施設の共同設置など、市町村に強引に迫る動きと一体であり反対。

20210322浜田議員 議案討論.pdf

 〇第85号議案 「海区漁業業調整委員」選出の件

西山議案討論.jpgこれまで本府の海区漁業調整委員会委員については、10名の定数のうち4名が知事の選任、その他6名は公選制となっており、民主的な漁場の調整を行ってきた。しかし今回より、すべての調整委員会委員が知事の任命となっている。

  これは2018年の漁業法改正による公選制の廃止のため。そもそも、旧漁業法で調整委員会が公選制とされていたのは、網元が地域漁業を支配していた戦前の反省から、地元漁業者を主体とした漁業の民主化がはかられる中で位置付けられたもの。そのことが旧漁業法の第一条に明記されていたが、改正により削除された。同法改正の狙いは、漁業への地元外の企業の参入にある。そのため漁業権を地元漁業者に優先してきた仕組みを廃止し、知事の裁量で地元外の企業の参入を可能としている。国が漁業の成長産業化、企業の新規参入と海面利用の規制緩和を掲げているもとで、地元外企業の参入を一度許せば、地元漁業者が追い出されることにつながると懸念される。よって、漁場の民主化で役割を果たしてきた公選制の廃止にともなう今回の議案には反対。

西山議員 漁業海区調整委員議案 反対討論.pdf

 意見書・決議案 請願 別紙一覧

迫意見書討論.JPG第1号 新型コロナウイルスワクチン接種に関する意見書  可決   自民・府民  

第2号 預託法等の改正及び執行強化を求める意見書    可決   自民 公明 府民

第4号 ジェンダーイコール社会等の実現に向けた積極的施策展開を求める意見書 可決 自・公・府民

 わが党提案 すべて否決

第3号 コロナ禍で明らかになった格差と遅れを打開し、ジェンダー平等社会の実現を求める意見書 

第5号 日米地位協定の抜本的見直しを求める意見書           

第6号 消費税減税を緊急に求める意見書                                          

 第7号 デジタル改革関連法案の撤回を求める意見書 

第8号 総合支援資金・緊急小口資金貸付の申請期限の延長・再給付を求める意見書 

第9号 コロナ禍で困窮するすべての学生と大学への支援を求める意見書 

第10号 原子力発電所の再稼働に反対し、廃止を求める意見書 

第11号 コロナ禍で苦しむすべての中小企業・労働者等への支援拡充を求める意見書

第12号 新型コロナ禍による米価下落の歯止め策を求める意見書

第1号 京都こども文化会館の存続・再開を求める決議 

第2号 少人数学級のさらなる推進を求める決議

202310322 さこ議員 意見書・決議討論.pdf

2021年2月定例会 議案等採決結果.pdf

 

          

     

 

コロナ禍 営業収入減 京都タクシー協会と懇談

2021/03/27 更新
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202103027 京都タクシー協会との懇談.jpg 

 

 府会議員団は27日、京都市内で、京都府タクシー協会と懇談し、コロナ禍の下でのタクシー事業者の実態や要望を聞きました。原田完、西脇郁子、浜田良之、西山頌秀の各府議とこくた恵二国対委員長・衆院議員、井上健二京都市議、倉林明子参院議員秘書が参加しました。

  京都タクシー協会は、京都のタクシー事業者の95%以上、69社・6054車両が参加する一般社団法人です。足立高広専務理事は、京都市域で年間営業収入が51・4%減少するなど実態を示し、「昨年2、3月から、坂道を転がるように落ち込んだ。第4波がきたらもうしのげないのではないか」と、業界の苦境を語りました。家賃補助など固定費への支援の継続や、第3次補正を活用した感染防止機器導入への補助を、2分の1ではなく全額にすることなどを要望しました。

  原田議員団長は、府会議員団がこの間取り組んできた経済団体との懇談で出されている声や要望を紹介。お聞きした要望に応えて府の取り組みを強く要求することを伝えました。

  こくた衆院議員は、国が規制緩和でタクシーの供給過剰をつくり出してきたこと、さらに消費税増税に対応するための投資など事業者への負担の上にコロナ危機が襲い、二重三重の困難がつくられていると指摘。「従来の考え方にとらわれない公共交通をどう支えるのか議論が必要だ。聞かせてもらった現在の窮状への支援は、全力を尽くしたい」と応えました。

予算特別委員会 知事総括質疑 ばば議員 成宮議員

2021/03/18 更新
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京都府議会予算特別委員会・知事総括質疑が15日行われ、馬場紘平、成宮まり子両府議が、コロナ禍での府民の生業(なりわい)や暮らし、医療検査体制などの深刻な実態を示し、民間大規模開発優先の予算の抜本的見直しを西脇隆俊知事に求めました。

 

暮らし医療を支えよ ばばこうへい議員

 馬場①.jpg①    第3波における京都府の取組の総括について

②    府民生活へのコロナ禍の影響について

③    ワクチン接種と感染症対策について

④    中小企業を中心とした雇用対策について

ばばこうへい議員知事総括質疑.pdf

動画はこちらから

 

危機が女性に集中 構造的問題解決を 成宮まり子議員

成宮①.jpg

① コロナ禍で明らかになった女性の不安定雇用等による困難の解決について

②    「北山エリア」など民間企業の営利を目的とした大規模開発の見直しについて

③ コロナ禍における学生の実情把握と支援について

成宮まり子議員 総括質疑.pdf

動画はこちらから

2月議会一般質問 西山議員 島田議員 成宮議員

2021/02/25 更新
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2月議会一般質問を紹介します

西山のぶひで議員 2月19日

西山①.JPG

1. コロナ禍における大学生への支援について

2. コロナ禍における雇用の安定を目的とした中小企業等支援について

3. 旧宇治川廃川敷にある府有地について

 

コロナ禍における学生への支援についてうかがいます。いま府内各地で、下宿生活のなかアルバイト収入が断たれた学生を支援しようと、食材提供支援のボランティアが広がっています。お聞き... 以下全文はPDFをご覧ください

西山のぶひで議員 一般質問質疑答弁大要.pdf    動画はこちらから

島田けい子議員  2月22日

島田①.JPG

1. 南丹市国民健康保険南丹みやま診療所における今後の医療・介護機能の在り方について

2. 医療機関、介護施設等への新型コロナウイルス感染症対策(減収補塡等の支援とPCR検査の拡充)について

まずはじめに、南丹市の美山診療所についてです。昨年12月の南丹市議会で、「南丹市国民健康保険診療所条例」が可決をされ、4月から「国保南丹みやま診療所」が開設... 以下全文はPDFをご覧ください

島田けい子議員 一般質問質疑答弁大要.pdf    動画はこちらから

成宮まり子議員 2月24日

成宮③.jpg

1. 少人数学級のさらなる推進に向けた課題について

2. 府立向日が丘支援学校の改築について

まず、少人数学級の実現にむけた課題についてです。コロナ危機を契機に広がった少人数学級を求める世論と運動に押され、政府は小学校の学級編成基準を... 以下全文はPDFをご覧ください

成宮まり子議員一般質問 質疑答弁大要.pdf

動画はこちらから

 

「2021年度当初予算特別委員会の開始にあたって」 団長談話

2021/02/24 更新
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 2月12日に開会した2月定例議会は、24日に代表質問と一般質問が終わりました。そして本日24日に「予算特別委員会小委員会」が設置され、各部局別書面審査の後、3月15日に知事総括質疑の予定となっています。日本共産党京都府会議員団は本日「2021年度当初予算特別委員会の開始にあたって」団長談話を発表しました。

 

2021年度当初予算特別委員会の開始にあたって

2021年2月24日

日本共産党京都府会議員団 団長 原田 完

 

1、2月12日に開会した2月定例議会が代表質問を経て、本日から3月11日まで予算特別委員会当初予算審査小委員会(30名)で各部局別書面審査が行われ、15日に知事総括質疑の予定となっている。

予算特別委員会に付託されるのは、令和3年度京都府一般会計予算他20議案で、西脇府政にとっては、西脇府政4年目となる任期最後の本格予算である。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックが一年を超え、府民生活と地域経済に深刻な影響を与えている。同時にこの間、医療給付抑制、保健所や府職員削減、規制緩和と地方の切り捨てなど、新自由主義による政治の矛盾が噴出することとなっており、このままでは、地域や暮らしが立ち行かなくなってしまう事態に我々は直面している。

  ところが、政府は「災害」「惨事」に便乗するように、「自治体戦略2040構想研究会第二次報告(2018年7月)」をふまえ、コロナ禍に出された「第32次地方制度調査会答申(2020年6月26日)」で、「目指すべき地方行政の姿」として①地方行政のデジタル化②公共私の連携、③地方公共団体の広域連携、とし、住民自治や団体自治を歪め、住民にいっそうの自立を求めようとしていることは重大である。また、デジタル化に加え、新たな投資や開発など、より新自由主義的な方向が狙われている。

このように、コロナ禍のもと、いよいよ自治体本来の役割を根本的に歪めるのか、それとも発揮する方向に質すのかが問われることとなる。

 

2、西脇知事は来年度予算案を「コロナ危機克服・新しい京都実現予算」と位置付けた。

総額1兆350億7,900万円で、過去最大となり、また国の第三次補正予算を反映した20年度2月補正予算案636億円を含め「14カ月予算」として一体的に編成し総額1兆987億円となっている。そのうち、コロナ対策関係経費は2,412億円である。

歳入は府民関係税が総額260億円の減額見込みとなり、コロナ禍で府内企業の業績の低迷が見込まれるため、法人府民税と法人事業税が合計213億円減(20年度比)となる。このため、国第三次補正予算も含む国庫支出金や地方交付税、府債発行で対応するため、1,383億円の発行額を見込む(20年度比+321億円)が、中でも本来地方交付税で交付すべき財源を臨時財政対策債675億円(20年度比+298億円)発行で対応することとなる。これにより府債残高は過去最高の2兆4,250億円(20年比+675億円)となる。歳出の公債費(府債の返済とそのための積立金)が1,153億円となるなど、財政の自由度が狭まり、将来負担への不安も高まっている。これらは、三位一体改革による地方交付税削減と税源移譲の不十分さに加え、かつて「有利な起債」として、昨今は「地方交付税代替措置」として「臨時財政対策債」に頼り、地方財政を圧迫してきた。また各種交付金を実質目的を限定するなど、地方自治体が政策的に誘導されるとともに、さらに消費税増税による消費の冷え込みのもとで「社会保障財源のため」として地方消費税率を引き上げるなど、地方に負担としわ寄せを押し付けてきた。それだけに国による必要な財源確保策とともに、暮らしの底上げによる税源涵養等、産業政策の転換こそ必要である。

以下 全文は下記PDFをご覧ください

2021年度当初予算特別委員会の開始にあたって.pdf

京都府議会2月議会の代表質問 西脇議員 水谷議員

2021/02/22 更新
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京都府議会2月議会の代表質問が18日行われ、西脇いく子議員が新型コロナに対する医療・検査体制の強化、事業者・非正規への支援などを求めました。

西脇郁子議員

210218代表西脇.jpg

 

西脇議員は、コロナ重症者の回復後の転院先の病床確保に向け、地区医師会や介護施設等の連携を支援すること、保健所の現場対応力の強化などを要望。府内すべての高齢者施設で新規を含む利用者、職員対象のPCR検査を公費で実施するよう求めました。

知事は「対象地域を拡大し、さらPCR検査の充実を図る」と述べました。

コロナ禍で打撃を受ける事業者への支援をめぐり、京都市中央売市場の全魚類卸協同組合の聞き取りで大幅な売り上げ減と赤字続きで悲痛な声が寄せられたことを紹介し、安定供給という公的機能を存続させるためにも「実情に応じた直接給付が求められる」と強調しました。

  北陸新幹線延伸問題では、トンネルエ事の残土が膨大で知事も処理場所などに危惧を表明したことを示し「ずさんな計画は容認できないと表明すべきだと迫りました。

 知事は建設ありきの姿勢で「必要な意見は述べる」というだけでした。

府立植物園や府立大学などを含む北山エリア開発計画では、大手コンサルタント主導で進められていることを指摘。計画の撤回を求めました。

西脇いく子議員代表質問 質問と答弁大要.pdf

 水谷 修 議員

210218代表水谷.jpg水谷修議員は、府南部の大規模開発の問題を追及し、見直すように知事に求めました。

 城陽市や宇治田原町で物流拠点開発が進むなか、現在の物流拠点は製造の海外移転・産業空洞化と一体に進められているとし、空洞化に拍車をかけると批判。

 向日町駅周辺などの大手デベロッパーの経営計画を最優先した開発、木津川運動公園の整備・運営を民間に委ねるなど公務・公共用地を企業のもうけに差し出す手法を見直すように要求。大型開発にともなうアクセス道路や下水道整備、将来の維持管理コストなどにも多額の予算が必要になるとし「大型開発より既存市街地の整備や住民サービスを充実すべき」と求めました。

 知事は「(南部開発は)雇用創出や経済振興の高い効果がある」と強弁しました。

 さらに、府営水道と受水10自治体の施設統合について、建設負担水量が課題であり、市町が住民と議会に相談していない中、府が強引に進めるべきではないと求めました。

 大戸川ダムの建設について、2013年の台風18号の実測より過大な洪水量に設定され根拠が間違っているとし、堤防強化など総合的な流域治水を急ぐように求めました。

水谷修議員 代表質問 質問答弁大要.pdf

 

「令和2年度2月補正予算案第8 号)」および議案第50 号「令和2年度京都府一般会計補正予算の専決処分について承認を求める件」について、賛成の立場で討論

2021/02/12 更新
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2021年2月定例会

浜田よしゆき議員(日本共産党 京都市・北区)の議案討論      2021年2月12日

  IMG_1458.JPG日本共産党の浜田よしゆきです。ただいま議題となっています、議案第45号「令和2年度2月補正予算案第8号)」および議案第50号「令和2年度京都府一般会計補正予算の専決処分について承認を求める件」について、賛成の立場で討論を行ないます。 

 新型コロナウイルス感染症対策費は、生活福祉資金事業の延長に伴う増額、高齢者・障害者施設従事者、医療従事者への慰労金、看護スタッフの負担軽減のための支援、自宅療養者の生活支援と、いずれも感染拡大防止のために必要な予算です。しかし、高齢者・障害者施設従事者、医療従事者への慰労金は、昨年の6月補正予算で予算化されていながら、いまだに全員に行き渡っていないこと、業種によって慰労金の額に差があること、第1波の感染拡大に対応する慰労金にとどまっていることなど、不十分です。心身ともにぎりぎりのところで働いている介護従事者や医療従事者に、一刻も早く慰労金を届けるともに、業種に関係なく一律の慰労金として、第2波、第3波の感染拡大に対応する慰労金を給付することを要望します。

 WIT Hコロナ文化活動支援事業費は、コロナ感染拡大のもと公演ができない舞台芸術家等を支援するものですが、支給の時期もまだ決まっておらず、予算規模も不十分です。一刻も早く実施時期を示すともに、予算規模を超える申請があった場合には、予算を増額することを要望します。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止費は、営業時間短縮要請にこたえた事業者に協力金を支給するものですが、一律6万円では、大きな店では減収補填にもならず、営業を続けられないので、事業規模に応じた支援を求める声が寄せられています。やはり、協力金ではなく、減収を補填する補償金にすることを要望します。

 府内産農産物継続生産支援事業費の継続は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている農産物の生産継続と産地の維持にとって必要なものです。一方、国の「高収益作物次期策支援交付金」は、打ち切られました。国に、「高収益作物次期策支援交付金」を元の要件にもどして延長することを求めるとともに、今後、京都府の府内産農産物継続生産支援事業費の対象を広げることを要望します。

 最後に、今後の新型コロナウイルス感染症対策として、高齢者施設と医療機関の一斉・定期的検査を実施すること、逼迫する医療現場への減収補填を直ちに行うこと、自粛要請とセットで雇用と事業を維持できる補償を行うことなどを強く求めて、賛成討論といたします。ご清聴ありがとうございました。

 

 

「コロナ禍で使える制度紹介」を更新 第3版

2021/02/10 更新
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2月10日現在の情報で更新しました。ご活用ください。(随時更新) 

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