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府知事へ新型コロナウイルスの感染拡大対策への緊急申し入れ(第3次)

2020/05/07 更新
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 20200507第三次申し入れ➀.jpg 5月6日までとされていた緊急事態宣言が全国を対象として5月7日以降31日まで延長されることとなりました。また京都府は引き続き「特定警戒都道府県」とされました。

コロナウイルス感染症の現状は、無症状感染の拡大や医療体制の厳しさなど、予断を許さない状況です。また、この間の「外出自粛」「営業自粛」「休校」等により、あらゆる府民生活や地域経済などに深刻な影響が出ています。こうした中、京都府は「外出自粛要請」と「営業自粛要請」等を引き続き継続することを発表しました。

しかし、政府の発表では、医療・検査体制の抜本的な強化や、休業要請に伴う補償など長期化を見据えた支援策はほとんど触れられていません。人材も資材も枯渇するギリギリの状況で奮闘されている医療現場や、長引く自粛によるかつてない深刻な影響が続く観光関連や飲食業、小売りなどの京都経済を支える中小零細業者や農林水産業、児童・生徒への非常時にふさわしい緊急対策とともに、長期化を見据えた財源確保や体制強化など中長期的な対策が求められています。

7日、こうした状況を踏まえ、日本共産党府会議員団は京都府知事に対して、第三次の緊急申し入れを行いました。申し入れは原田完議員団長、光永敦彦団幹事長、馬場こうへい府議団コロナ対策本部事務局長が行ないました。

 

 

 

2020年5月7日

京都府知事 西脇隆俊 様

 

新型コロナウイルスの感染拡大対策への緊急申し入れ(第3次)

 

                         日本共産党京都府会議員団

                              団長 原田 完

 

新型コロナウイルス感染症対策に昼夜を分かたずご尽力いただいていることに感謝と敬意を表するとともに、5月6日までとされていた緊急事態宣言が全国を対象として5月7日以降31日まで延長されることとなり、また京都府は引き続き「特定警戒都道府県」とされ、たもとで、我が党議員団も、ひっ迫する医療や営業、暮らしを支えるため全力をあげるものである。

コロナウイルス感染症は、無症状感染の拡大や医療体制の厳しさなど、予断を許さない状況である。またこの間の「外出自粛」「営業自粛」「休校」等により、あらゆる府民生活や地域経済など、深刻な影響が出ている。こうした中、京都府は5月5日に開いた第15回コロナウイルス感染症対策本部において、「外出自粛要請」と「営業自粛要請」等を引き続き継続することが発表された。

しかし、政府発表では、医療・検査体制の抜本的な強化や、休業要請に伴う補償など長期化を見据えた支援策はほとんど触れられていない。人材も資材も枯渇するギリギリの状況で奮闘されている医療現場や、長引く自粛によるかつてない深刻な影響が続く観光関連や飲食業、小売りなどの京都経済を支える中小零細業者や農林水産業、児童・生徒への非常時にふさわしい緊急対策とともに、長期化を見据えた財源確保や体制強化など中長期的な対策が求められている。

ついては、本府におかれては、国の二次補正予算を求めるとともに、京都府として非常時にふさわしく、追加補正予算を速やかに提案し、現行制度に加え、制度から外れた府民を市町村と連携し救済するため、以下の項目について取り組まれるよう要望する。 

 

記 

1、情報発信力を飛躍的に高めるとともに今後の見通しを示すことについて

(1)影響が長期化し、また各種支援制度が実施されていく中で、相談窓口や支援制度、さらに支援制度の受付時期や要綱など的確に情報発信するとともに、必要な情報を可視化するなど、情報弱者も含め、府民だれしもがわかりやすく必要な情報がとどく努力を行うとともに、ふさわしい相談支援体制を強化すること。

(2)先行きが見えないことによる不安や疲労が広がっており、京都府として、自粛要請等の解除の基準と根拠など、専門家の知見を踏まえ、積極的な情報開示と府民の努力が具体的な基準で理解され見通しが示せるようにすること。

(3)府民の分断をあおるようないわれなき中傷等を断固許さず、また被害を受けた府民への相談や支援策を丁寧に取り組むこと。また特殊詐欺などの被害に遭わないよう啓発や相談に積極的に取り組むこと。

 

2、医療・検査体制の整備と支援策について

(1)京都検査センターの拡充と保健所体制強化など、地区医師会等の協力を得て、検査ができる体制を引き続き強化するとともに、京都府入院医療コントロールセンターの専門家等の体制強化により、感染の実態把握や、検査から入院、ホテル待機まで一貫した情報の一元管理と迅速で的確な判断ができるようにすること。

(2)新たな病床確保とそのための財源措置の独自引き上げや、公立・民間を問わず支給し、特殊勤務手当を引き上げること。

(3)「医療資器材の確保と安定供給に全力をあげるとともに、帰国者・接触者外来医療機関や感染症指定医療機関はもちろん、地域の医療機関や診療所などかかりつけ医への支援医療や介護等の現場に、いつ頃までに、どれくらいの量が供給できるのか、そのメドを示せるよう関係機関と連携して取り組むこと。

(4)地域医療の崩壊を招かないため、検診の自粛や利用者の減などによる影響を受けるすべての開業医や訪問看護をはじめ医療機関等への財源補償など、支援策を具体的に示すこと。

 

3、「自粛と一体の補償」を一刻の猶予なく実施することについて

(1)5月6日までの休業要請事業者への支援給付金の受付が始まったが、今回の自粛期間の延長に伴う支援給付金を速やかに具体化するとともに、要請事業者如何にかかわらず、影響の出ている事業者等も対象とし、また金額の引き上げを行うこと。また給付金が他市町村と同様に受けられるよう府内事業者の6割が集中する京都市と積極的に協議すること。

(2)エッセンシャルワーカーへの労働安全対策や生活支援策をはじめとしたきめ細やかな支援策と財源補償を行うとともに、エッセンシャルワーカー確保策を関係機関等と連携して特別に強化すること。

(3)相談や申し込みが集中し、制度利用に時間がかかっている。迅速な実施のために、受付・相談体制を至急に強化すること。また、新規開業や開業予定者など、現行制度に該当しないとされる事業者等についても対応できるよう、柔軟な制度運用や新たな支援策を検討すること。こうした事業者等について、寄り添い型支援策の体制をとること。

(4)自粛要請によって直接・間接に影響をうけているすべての中小・小規模事業者・フリーランス等への損失補填を国に求めるとともに、京都府として家賃・地代・水光熱費・リース代など固定費への支援を至急に行うこと。

(5)大学・専門学校等の学費の減免・猶予、学費の返還などへの支援策を国が行い財源補償をするよう求めること。同時に、内定取り消しやアルバイトの減少などによる影響を受ける、学生や若者への支援とともに、京都府として臨時的に職員やアルバイト採用を行うなど、率先した支援策を講じ、学生等に希望を示すこと。

 

4、児童・生徒への教育的支援について

(1)休校延長に伴う長期化が学習や健康をはじめ様々な影響が出ており、児童・生徒の実態をきめ細かく把握するとともに、教育相談支援体制をいっそう強化すること。

(2)IT等を活用した教育権補償等の取り組みが格差なく行われるようにするとともに、クラスや学年、地域など子どもたちのコミュニティや人間関係が構築できるようにすることが急がれるため、専門家の知見を踏まえた感染防止対策をとった上で、また、保護者や本人の納得を前提に、様々な形をとった登校など特別の努力を行うとともに、それにふさわしい支援・人員体制をとること。

(3)中学3年生の進路を考える時期になってきており、少なくとも府立学校や私立高校等の紹介を例年以上に詳しく行えるよう特別の工夫や、現行府立高校選抜制度のあり方について、見直しの検討を行うこと。また高校3年生など進路選択への特別の支援策を講じること。

(4)長期化により、ネグレクトや虐待、貧困、引きこもりなどの深刻化等に対し、関係機関と連携し機動的に対応できる特別支援体制をとること。

 

5、緊急事態宣言の延長をふまえ、長期的な対応を見据えた対策について

(1)政府に対し、暮らしや営業、雇用等の影響の深刻化と長期化があるだけに、速やかに第二次補正予算の編成を行うよう求めること。その際、わずか1490億円にとどまっている医療提供体制等支援・構築のための「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」や、1兆円しかない「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を抜本的に増額するよう強く求めるとともに、京都府として実態に応じた支援策を、それをまつことなく具体化を図ること。

(2)予算や執行体制を新型コロナウイルス対策型にするため、事業等の中止や延期、見直しを大胆に行い、当初予算の組み換えによる財源確保や6月議会をまつことなく、5月臨時議会に追加補正予算を速やかに編成し提案すること。

(3)「京都検査センター」の設置や、宿泊施設での軽度者等の受け入れ、新たなコールセンターの設置など、府職員の業務負担の増加と期間の長期化による影響が出ている。また気温も高くなっていく時期でもあるだけに、負担軽減やメンタルも含めた健康管理に万全を期すこと。また体制強化の上でも、緊急雇用も含んだ取り組みに踏み出すこと。

 

以上

新型コロナ緊急申し入れ(第3次).pdf

 

大型連休中も、相談事があれば共産党府会議員団へ

2020/04/28 更新
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朝9時から夕方5時まで、電話相談を受け付けています。

 4月29日からゴールデンウィークに入り、新型コロナウイルス感染症に関する各種相談窓口も、一部休止となります。緊急の相談ができず、お困りの方もおられると思われます。

 そうした事態に対応するため、日本共産党京都府会議員団では、連休中も各種の相談や問い合わせに対応できる体制を取ります。朝9時から夕方5時までは電話がつながるようにしますので、下記の電話にお気軽におかけください。ファックス・メールでの問い合わせにも、適宜対応いたします。

日本共産党京都府会議員団

   (電話)   075-414-5566

   (ファックス)075-431-2916

   (Eメール) giindan@jcp-kyotofukai.gr.jp

「2020年4月臨時議会を終えて」を発表

2020/04/28 更新
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 新型コロナウイルス感染症により、京都府内で9名(4月27日現在)の方がお亡くなりになられました。心からご冥福を申し上げます。また、感染確認者は300名を超えています。罹患された皆さんやご家族の皆さんにお見舞いを申し上げますとともに、一日も早いご快復を心からお祈りいたします。

  4月27日、会期一日で開かれた4月臨時府議会が閉会しました。

本府議会は、新型コロナウイルス感染症の広がりと、京都府が緊急事態宣言特定警戒都道府県に位置づけられたもとで、政府の補正予算に加え、京都府としての支援策を講じるため臨時に開かれましたた。速やかに補正予算を成立させ執行する立場から、会期は一日とし、感染防止対策をとって行われた。わが党議員団は、この間の調査や申し入れを踏まえ攻勢的に論戦しました。

 議会の特徴について、4月28日に「2020年4月臨時議会を終えて」を発表しました。是非お読みください。

2020年4月臨時議会を終えて.pdf

京都府議団は、ゴールデンウイーク中(4月29日~5月6日 午前9時~午後5時)も相談体制をとります。ご質問やご相談は、お気軽にお寄せください。

    電 話   075-414-5566

    ファックス 075-431-2916

    Eメール  giindan@jcp-kyotofukai.gr.jp

 

新型コロナウイルス感染症対策へ京都府補正予算が成立 光永議員が賛成討論

2020/04/27 更新
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  4月27日、京都府議会4月臨時会が開かれ「新型コロナウイルス感染症対策補正予算」(約1290億円)が成立しました。日本共産党府会議員団からは光永敦彦議員団幹事長が賛成討論に立ちました。

光永議員は、最初に「昼夜を分かたずご奮闘いただいている、医療や介護、教育をはじめ第一線で活動されている皆さん、知事や理事者、すべての職員の皆さんに心から敬意と感謝、そして連帯の意思を示したい」と述べました。

  そして「(今補正予算は)私どもが再三求めてきた、京都府の施策として「休業要請対象事業者支援給付金」が、国が補償に乗り出さない中、盛り込まれました。ただし、京都市のみ、府制度の上乗せ制度の実施をしないとされていることは大きな課題と考えます。また必要と判断された方が、PCR検査を速やかに受けられるための検査センター5カ所の設置等をはじめ、いずれも必要な予算と考えます。」と賛成の理由を述べました。

 さらに➀「医療崩壊」を絶対に招かないための具体的方策。②「自粛と補償は一体」を基本原則に、きめ細やかで速やかな対策。③学生、非正規雇用、フリーランスなど特別の手厚い対策実施。子供のメンタルや学習、一人親家庭などへの支援策強化。④今後も必要な予算確保と補正予算を速やかに措置し現場の府民の声に真摯に応えること。の4点を強く求めました。

4月臨時会 みつなが敦彦議員の討論.pdf

京都府補正予算はこちら

 「緊急事態宣言に伴う休業施設に対する京都府支援給付金(10万・20万円)」の概要が明らかになりました。

 ・休止要請施設に幼稚園や小中学校、専門学校、各種学校、美術館などが含まれることから中小企業・個人事業主に加え、こうした施設の運営者(学校法人、公益法人など)を幅広く対象とします。従業員100人以下(中小企業に相当)を対象。

・交付金の額は、中小企業・団体は20万円、個人事業主は10万円。

・申請期間は、5月7日(木)から6月15日(月)。

・知事の緊急事態宣言開始から1週間が経過するため、遅くとも令和2年4月25日(土)午前0時から令和2年5月6日(水)まで連続して休業等を実施いただいた方を対象。

・京都市以外の市町村は、さらに府制度に独自に上乗せする方向です。

http://www.pref.kyoto.jp/sanroso/news/coronavirus-kyuhukin.html

 

パーム油発電所を舞鶴市に誘致・建設することを中止すべきと申し入れ

2020/04/24 更新
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20200424パーム油発電所申し入れ.JPG舞鶴市喜多地区に住民の反対を押し切り、パーム油発電所が計画されてきた問題で、事業主体の再生可能エネルギー開発投資会社「Amp」が「地元合意を前提としていたが、強い反対があった」などとして、事業から撤退することが明らかとなりました。

この事業は、舞鶴港喜多埠頭にある府港湾用地に、日立造船が運営する国内最大のパーム油発電計画ですが、前知事がパーム油発電建設を舞鶴市と日立造船に要請するなど、前のめりに進めてきたものです。

党府会議員団はこうした経緯を踏まえ、府としてパーム油発電所を舞鶴市に誘致・建設することを中止すべきと申し入れました。申し入れは迫祐仁、森下よしみ、水谷修の各議員が行いました。

舞鶴市のパーム油火力発電所計画の中止を求める申し入れ.pdf

 

京都府知事 西脇隆俊 様

 

舞鶴市のパーム油発電所建設計画の中止を求める申し入れ

 

                 日本共産党京都府会議員団

                    団長  原田  完

 舞鶴市喜多地区にパーム油発電所が計画されてきた問題で、事業主体の再生可能エネルギー開発投資会社「Amp」が「事業化へのハードルが高かった」「地元合意を前提としていたが、強い反対があった」として、事業から撤退することが明らかとなった。

本事業は、舞鶴港喜多埠頭にある約3.8ヘクタールの府港湾用地に、日立造船が運営する国内最大のパーム油発電計画であるが、2016年4月に前知事がパーム油発電建設を舞鶴市と日立造船に要請するなど、前のめりに進めてきたものである。

本事業計画は、悪臭や騒音など、住民生活に悪影響を与えることから、舞鶴市喜多地区や周辺の多くの住民が、計画中止を求める署名を1万筆も国に提出されるなど、反対の声が圧倒的多数である。

そもそもパーム油発電は、温室効果ガス削減に逆行し、世界では燃料の撤退が相次いでいることは、わが党議員団が再三にわたり指摘し、計画中止を求めてきていたものである。

今回、撤退表明があったにもかかわらず、建設のため協議が進められており、あらためて京都府として、パーム油発電所を舞鶴市に誘致・建設することを中止すべきである。

以上

コロナ対策補正予算審議4月臨時議会が27日に行われます

 コロナウイルス感染症対策(約1290億円)の京都府補正予算を審議する4月臨時府議会が4月27日に行われます。府民のいのちと暮らし、地域経済の危機に迅速に対応できるように党議員団も質疑を行います。

京都府補正予算案こちらからご覧ください

コロナ感染拡大対策の第二次緊急申し入れ

2020/04/03 更新
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新たな局面に対応して、的確な情報発信、支援の充実、体制・予算の抜本的見直しを

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 日本共産党京都府会議員団は本日(4月3日)、新型コロナウイルス感染症の対策強化を求めて、京都府に対する第二次の緊急申し入れを行いました。

全国的に感染者の増加が続き、国の専門家会議も「医療現場の機能不全」を警告するなか、京都府でもクラスター発生に伴う感染拡大に不安が広がっています。一方、地域経済や雇用への影響はますます深刻で、支援策についても、実際に活用するうえでの課題が浮かび上がっています。こうした状況を踏まえ、新しい局面にふさわしい施策を求めました。

その第一は、的確で迅速な情報発信と周知徹底です。緊急事態宣言の発令も想定されるなか、府民の協力を得るためにも、専門家の知見に基づく説明と理解を重視するよう求めました。

第二は、新たな事態に対応した支援策等の充実です。保健所の体制強化、発熱者外来の設置、新たな病床確保などの感染対策とともに、経済・雇用対策施策の周知徹底と、迅速で弾力的な運用などを求めました。

第三は、学校再開にあたっての対応です。感染防止に必要な支援を行い、休校等を実施する際は、この間の教訓を踏まえるよう求めました。

第四は、体制や予算の抜本的見直しです。暮らしや営業の相談に対応できるワンストップ相談窓口の設置、支援制度の窓口となっている社会福祉協議会や商工会・商工会議所の体制強化の支援、予算や執行体制の思い切った見直しなどです。

申し入れに対応した藤森和也危機管理監は、「深刻な事態は指摘される通り」「現場で起こっている問題については、担当部局に伝える」などと応じました。

新型コロナ緊急申し入れ(第二次).pdf

コロナ緊急対策を求める 府議団議会報告ポスター

2020/04/01 更新
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「自粛と補償は一体で」

新型コロナウイルスの感染拡大が府民の命と暮らしを脅かしています。府議団は感染拡大防止と被害の補償を求める議会報告ポスターを作成しました。ぜひご活用ください。

府議団壁新聞ポスター.jpg

「2020年2月定例議会を終えて」談話を発表

2020/03/27 更新
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DSC_1970.JPG2月 13 日から開会した2月定例府議会が予算特別委員会当初予算審査小委員会を含め 3月 19 日に閉会した。  本議会は、新型コロナウイルス感染症の感染が広がる中、その防止と学校いっせい休業や地域経済への深刻な影響に対し、府民のいのちと暮らし、地域経済を守る自治体のあり方が問われた。同時に、「リーマンショック以上」と言われる新型コロナウイルス感染症の 影響のもと、貧困と格差の広がり、消費税増税をはじめ、これまでの政策的失敗の矛盾が 広がる中、その転換の必要性が浮き彫りとなった。 一方、我が党議員団にとって、この四月に折り返し点となる西脇府政のもと、予算案に 示される府政の特徴をどう分析するのかが問われる重要な議会であった。  我が党議員団は、2月 20 日に「議会報告・予算要求懇談会」を開催し、また「2020 年 度当初予算審査小委員会の開始にあたって」とする談話を同時に発表し、2月2日投開票 の京都市長選挙でも示された、暮らしの切実な願い実現と自治体本来のあり方を取り戻す ため、全力を挙げた。

以下 下記のPDFをご覧ください (写真は四条河原町で議会報告とコロナ被害補助の制度紹介をする議員団)

2020年2月定例議会を終えて.pdf

新型コロナウイルス感染症から、府民のいのち・暮らしと生業を守りぬく 緊急宣伝&相談会 3/26四条河原町

2020/03/26 更新
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 2月定例府議会で、中小業者・農林水産業者への緊急補助、個人向け生活資金貸付制度の拡充などが実現したことを受け、これらを知らせるチラシを作成。「しんぶん赤旗」の他、「京都」「朝日」「読売」などの新聞各紙にも折り込んで、広く府民に知らせる取り組みを始めています。今日は、党府委員会と合同の街頭宣伝を四条河原町で行い、チラシを配布しながら個別相談にも対応しました。

 伏見区の薬局店主の女性と対話になり、「売り上げは3分の1に減った。国・府の支援は必要だが、書類の手続きが煩雑。今でも借金があるのにこれ以上は借りられない」ということでしたが、「もし必要だったら」と、チラシを持ち帰られました。

 客待ちをしていたタクシーの運転手さんは、チラシを受け取るため、わざわざ車を降りて来られました。「仲間の方にも」と、数枚お渡ししました.

新型コロナウイルス支援制度ビラ.pdf

≪府議団メールや各地のアンケートに寄せられた声を紹介します≫

◆フリーで舞台照明の仕事をしているが、各種イベントの中止で3月の収入がない。4~6月の運転資金がないので金融公庫の融資を申し込んだが、決裁がいつ出るかわからない。このような業界に対する援助の方針がはっきりしないので、今後の方策が考えられない。フリーランスに対する政府、京都府、京都市としての援助とその基準を明確にしてほしい。無利子・無担保融資の場合も、最初の返済まで、1年の猶予が欲しい。(地区委員会アンケートに対して)

◆ゲストハウスを運営しているが、海外からの旅行者が9割(大半が中国)を占めるなか、なす術がない。売り上げが低迷し、返済が押し寄せている。追加融資を受けたものの、返済できるかわからない。観光業者は悲鳴を上げている。収束まで耐えることができず、廃業してローンを抱える業者が多数出るだろう。緊急的な処置をお願いしたい。(議員宛のメール)

 

2 月府議会閉会 光永議員が議案討論 西山議員が意見書討論

2020/03/23 更新
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 2020年度京都府一般会計予算などを審議する2月定例府議会は19日に閉会しました。今議会には新型コロナウイルス感染症対策の補正予算が二次にわたって提案され、党議員団は賛成しました。また、最終本会議で全会派提案による「新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書」が採択されました。

議案討論は 光永議員  意見書討論は西山議員が行ないました。

 議案態度

 IMG_7677.JPG議案態度では、知事提案の人事案件を含む議案78件のうち、8件に反対し他の70件に賛成しました。また意見書・決議については、全会派理事共同提案の新型コロナウイルス対策の意見書と決議、わが党提案の1件と三会派提案2件のすべてに賛成しました。

 知事与党会派の自民、府民クラブ、公明、維新、無所属は、知事提案の提案すべてに賛成しました。意見書は党議員団提案の1件に反対しました。

20200319 光永議員 議案討論.pdf

 

反対したのは以下の8件です

第 1号議案 「令和2年度京都府一般会計予算」

第13号議案 「令和2年度京都府水道事業会計予算」、

第17号議案 「京都府知事等の損害賠償責任の一部免責に関する条例制定の件」

第18号議案  「京都府公立大学法人に係る地方独立行政法人法に基づく役員等の最低責任限度額を定める条例制定の件」、

第25号議案  「京都府営水道の供給料金等に関する条例一部改正の件」

第27号議案 「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行条例一部改正の件」

第43号議案 「指定管理者指定の件」

第45号議案 「天ケ瀬ダムの建設に関する基本計画の変更に関する意見について」

意見書・請願審議

IMG_7408.JPG請願の審議は、知事与党の自民・公明・府民クラブ・維新が府民から寄せられた「学費・奨学金の負担軽減と若者の生活・雇用改善を求める」請願に反対し不採択となりました。

20200319西山議員 意見書討論.pdf

 

  

 

 

意見書

第1号 新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書       全会派提案 採択

第2号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書 三会派提案 採択

第3号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書          三会派提案 採択

第4号 学費・奨学金の負担軽減と若者の生活・雇用改善を求める意見書   党提案 府採択        

請願

第1149号 学費・奨学金の負担軽減と若者の生活・雇用改善を求めることに関する請願    不採択

2020 2月議会議案等結果.pdf

 

新型コロナウイルス感染症対策の取り組みについて

 党議員団は、京都での感染患者発生を受けて、1月30日京都府に対して緊急対策強化の申し入れを行った。さらに2月19日には原田完団長を本部長、馬場紘平議員を事務局長に「日本共産党京都府会議員団新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、全議員で聞き取り調査や要望活動、要求懇談会、2月議会の代表質問や予算委員会論戦などに取り組んできました。今議会で予算化された中小企業・農林水産業者などへの補助制度も紹介するビラも緊急で作成し、一層取り組みを強めます。

  議員団の取り組みで実現したもの

  〇マスク不足を指摘 府は71万枚を医療機関や市町村に、福祉施設には消毒液を提供

  〇府補正予算を2回編成 被害を受けている中小企業・農林水産業者へ府独自の補助金制度創設