議員団活動

新着一覧

2017/05/17 更新
この記事は 7 分で読めます。

2017年5月17

 

(緊急抗議声明)

 高浜原発4号機の再稼働強行に、満身の怒りをこめて抗議する

 

日本共産党京都府委員会

                       日本共産党京都府会議員団

 

 関西電力は、本日、広範な府民の反対の声を無視して、高浜原発4号機の再稼働を強行した。しかも、1月に起きたクレーン倒壊事故に対する再発防止策を、京都府や関係市町と協議している最中に再稼働手続きを進めたものであり、わが党は、満身の怒りをこめて抗議する。

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から6年ヶ月が経過したが、福島ではいまだに多くのみなさんが、不自由な避難生活を余儀なくされている。にもかかわらず、安倍内閣は、福島の原発事故を終わったものとして、被災者への支援を次々と打ち切り、原発の再稼動を推進している。こうしたなか、関西電力が、高浜原発4号機の再稼働を強行し、6月上旬に、3号機も再稼働しようとしていることは重大である。

高浜原発から30キロ圏内には、福井県を上回る125千人もの京都府民が生活しており、万が一事故が起これば、全員が避難しなければならない。しかし、今ある避難計画は、実効性がなく、見直しが必要だということが、昨年の広域避難訓練でも明らかになっている。今、事故が起これば、12万5千人の京都府民が避難できないという重大事態が起こりかねない。

 京都府民の命と安全に重大な危険をもたらす、高浜原発の再稼働は直ちに中止するよう求めるとともに、原発ゼロの実現を強く求めるものである。

 高浜4号機抗議声明.pdf

5月臨時会開会 「府議会の民主的構成の実現を求める申し入れ」

2017/05/16 更新
この記事は 7 分で読めます。

月臨時府議会が本日開会、19日まで会期は4日間の予定です。党府議団は開会にあたって、下記の「府議会の民主的構成の実現を求める申し入れ」を議長と各会派に行いました。

 

京都府議会議長 近藤 永太郎 様

 

日本共産党京都府議会議員団

団長 前窪 義由紀

 

府議会の民主的構成の実現を求める申し入れ

 

 5月臨時府議会が本日開会した。今臨時府議会は、正副議長、監査委員の選出をはじめ、議会運営委員会の委員長、理事、委員の選任、予算委員会と常任・特別委員会の正副委員長、関西広域連合議会議員、地方税機構議会議員の選出など府議会を構成する役員の選出が重要な任務である。

 そもそも、議会の役員構成は、選挙での民意を反映した各政党・会派の議席数によって民主的に配分され、与党、野党の違いにかかわらず、すべての政党、会派の民主的協議によって決定されるべきである。ところが、京都府議会においては、長年にわたり重要な位置を占める日本共産党を排除する不正常な事態が続いてきた。

 ましてやこの間、議長や議会運営委員長が、公職選挙法違反の疑いや交通死亡事故など不祥事によって辞任せざるを得なくなるなど、歴史と伝統ある府議会に汚点を残す事態となっており、府民の信頼回復が急務となっている。

5月臨時議会の役員改選に当たっては、府議会第二会派の日本共産党を排除する不正常な議会構成のあり方をただちに改めるべきである。

 ついては、府議会の民主的構成の実現のため、以下の事項について強く申し入れるものである。

 

 

 1.今回の議会役員の選出に当たっては、これまでの日本共産党排除の不正常な構成のあり方を改め、すべての会派による民主的な協議による役員構成をはかり、公正で民主的な府議会運営を実現すること

 

 2.議会第1党が議長、第2党が副議長という憲政の常道を実現するとともに、監査委員、議会運営委員会役員、予算委員会正副委員長、常任・特別委員会正副委員長、関西広域連合議会議員、地方税機構議会議員など議会役員の選出は、会派の議席数に応じ、民主的協議に基づいて実施すること。

以上

 

「高浜原発3、4号機の再稼働中止を求める」申し入れ

2017/04/28 更新
この記事は 3 分で読めます。

IMG_1316.JPG   関西電力高浜原発3、4号機の再稼働の動きが強まり、府民の不安が広がっています。28日、日本共産党京都府会議員団は山田知事に対して「高浜原発3、4号機の再稼働中止を求める」申し入れを行いました。

 申し入れには、加味根史朗副団長、山内よし子、迫祐仁、本庄孝夫、馬場絋平、浜田良之、成宮真理子、森下由美の各府会議員が参加、京都府からは前川危機管理監、松村原子力防災課長が対応しました。

 申し入れに対して、府理事者は「関西電力がきちんと説明しなければならないという認識だ」「(高浜原発の)地域協議会などでの回答は不十分だと思っている」と答えました。

高浜原発 抗議申し入れ.pdf

「上原裕見子さん お別れ会」 お礼

2017/04/24 更新
この記事は 4 分で読めます。

上原裕見子さん お別れ会」 お礼

 

   4月22日に開いた「上原裕見子さん お別れ会」に、たくさんの方々に参列いただきありがとうございました。心からお礼を申し上げます。 

   京都府議会からは、近藤永太郎府議会議長の「送る言葉」や巽昭副議長をはじめ多くの議員の皆様のご出席をいただきました。京都府からは、山田啓二知事からの「偲ぶ言葉」メッセージ、山内修一副知事、山下晃正副知事、橋本幸三教育長、太田稔治議会事務局長をはじめとした多くの理事者の方々や議会事務局のみなさんのご参列をいただきました。

  また、上原さんの地元、伏見区からの多くの支持者の方々や友人、府内各地の労組や民主団体方など400人の方々が参加いただきました。

  日本共産党からは、市田忠義副委員長の「お別れのことば」とともに、穀田恵二衆院議員、井上哲士参議院議員、倉林明子参議院議員、京都府会、京都市会、府内各議員や渡辺和俊京都府委員長、金森亨書記長をはじめとする機関役員など多数の党関係者が参列されました。

  さらに、メッセージや電報も多数いただきました。厚くお礼を申し上げます。また、「お別れ会」を取り組むにあたって、多くの方のご尽力をいただきましたことにも心からの感謝を申し上げます。

 

 最後に、故上原裕見子議員にお寄せいただいたご支持ご支援に深く感謝するとともに、その遺志をしっかり受け継ぎ、府民の命と暮らしを守り悪政の転換に邁進する決意を申し上げ、お礼といたします。

 

           2017424

日本共産党京都府会議員団     前窪 義由紀

日本共産党伏見地区委員会委員長  鈴木  貴之

 上原裕見子さんお別れ会.jpg

「2017年2月定例府議会を終えて」を発表しました 

2017/04/01 更新
この記事は 2 分で読めます。

 2017年度京都府一般会計予算などを審議する「2月定例府議会」が3月22日に終了しました。2月議会での共産党府会議員団の議案態度や論戦の特徴などをまとめた「2017年2月定例議会を終えて」を発表しました。

2017年2月定例議会を終えて.pdf

22日、京都府議会2月定例会が閉会 西脇議員が意見書討論、本庄議員が議案討論

2017/03/27 更新
この記事は 3 分で読めます。

 2月15日から始まった2月定例会が、3月22日に閉会しました。最終日には、提案されている議案や意見書等の議決が行われました。

 今定例会には、全会派提案の「京都府立医科大学附属病院における虚偽有印公文書作成及び同講師の疑い事案に係る全容解明と府民からの信頼回復を求める決議」を含む22の意見書が提案されました。

 共産党議員団からは、「『共謀罪』法を創設しないことを求める意見書」「全ての原発の稼働を断念し、廃炉の手続きに入ることを求める意見書」「若者の雇用改善を求める意見書」「若者の雇用改善を求める決議」「大学の学費・奨学金の負担軽減を求める意見書」「長時間労働の固定化につながる労働基準法改悪に反対する意見書」「医療・介護の制度改悪と国民負担増の中止を求める意見書」「京都府独自の『介護職員処遇改善交付金』制度の新設を求める決議」「中学校給食の実施に関する決議」「子どもの医療費助成制度拡充を求める決議」「丹後通学圏の府立高校再編・統廃合計画の撤回を求める決議」の11件の意見書・決議を提案しましたが、他会派が反対したため、否決されました。

 共産党議員団の西脇いく子議員が意見書に対する討論を行いました。全文はこちらをご覧ください。

2月定例会 西脇議員 意見書討論(全文).pdf

 また、提案されている55件の議案の議決が行われました。

 共産党議員団は、第1号議「平成29年度京都府一般会計予算」、第113号議「平成29年度京都府水道事業会計予算」、第21号議案「京都府府税条例等一部改正の件」、第22号議案「京都府職員定数条例一部改正の件」、第23号議案「京都府付属機関設置条例一部改正の件」、第25号議案「京都府の事務処理の特例に関する条例一部改正の件」、第89号議案「財産取得及び権利放棄の件」の7件に反対し、その他48件に賛成しました。

 共産党議員団の本庄たかお議員が議案に対する討論を行いました。全文はこちらをご覧ください。

2月定例会 本庄議員 議案討論(全文).pdf

上原裕見子議員の死去について

2017/03/20 更新
この記事は 6 分で読めます。

2017320

訃 報

日本共産党京都府会議員団

 

上原裕見子(うえはら・ゆみこ)府会議員(伏見区選出)が、3月19日午前、闘病のかいなく死去されました。また、ご本人の遺志とご遺族の思いにより葬儀は行わず、ご家族によるお見送りが本日行われました。

ご遺族から、「見送りが終わってからお知らせを」との希望があり、本日お知らせいたします。

 

府民の命と暮らしを守る先頭に立ち、絶えず府民とともに歩んでこられた上原裕見子議員を失ったことは痛恨の極みであり、悲しみに耐えません。改めてご冥福をお祈りするものです。

 

ご遺族の意向により、弔問、供花などはお断りしております。

また、問い合わせ・連絡先は京都府会議員団としております。

 

議員団は関係の方々とご相談し、追悼のつどいを後日開かせていただきます。具体的なことは後日連絡させていただきます。

 

府会議員団 TEL 075-414-5566 Fax 075-431-2916

上原裕見子議員死去のお知らせ.pdf

2月議会報告 新聞に掲載しました

2017/03/17 更新
この記事は 2 分で読めます。

3月17日付け 京都新聞 毎日新聞 に掲載しました。

府議団新聞広告_ver2_01.jpg府議団新聞議会報告.pdf

知事総括質疑 ブラックな働き方規制 スタジアム問題ただす

2017/03/16 更新
この記事は 7 分で読めます。

15日、新年度予算を審議する知事総括質疑で行われ、日本共産党の馬場紘平、島田敬子両府議が質問をおこない、雇用やス刈タジアム問題、中小企業支援などについて知事の姿勢をただしました。

 馬場府議は、親の入院をきっかけに、アルバイトのトリプルワークをせざるを得なくなった学生の例をパネルで紹介。誰もが陥りかねない今目の「見えない貧困」の実態を示し、「ブラックなものは規制する」という知事に対して、「長時間労働を生みだす社会の構造にまで踏み込んだ新たな取り組みを」と、ブラックな働き方の{根絶宣言」と、「規制条例」の整備を求めました。

また、建設労働者の賃金について、「設計労務単価が上がっている。だから現場労賃も上がっている」と繰り返す知事に対して、全京都建築労働組合が行った賃金調査で8割が「賃金は変わらない」と答えた結果を示し、府独自の実態調査と、公契約条例の制定を求めました。また原発問題も質しました。 (写真はテレビ中継から)

DSC_8989.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

ばば議員 知事総括質疑 質問と答弁(大要).pdf

  島田府議は、府が亀岡市に計画するスタジアム建設について、多くの専門家がアユモドキ保全よりも開発を優先する府の強引な進め方を批判していることを指摘。水害常襲地への建設に不安を訴える住民の声を事実上無視していることを批判し、計画の白紙撤回を求めました。知事は「着工のゴーサインは出していない」とあらためて認めました。

 また、知事が新年度予算の目玉にしている「共生社会論」を批判、特別養護老人ホームの増設など高齢者福祉の充実を求めました。教育長には、丹後高校再編計画強行についても質し、計画の撤回を求めました。

島田議員 知事総括質疑 質問と答弁(大要).pdf

IMG_1261.JPG

 

丹後の 丹後通学圏の高校再編・統廃合計画の策定に抗議し、撤回を求める(声明)

2017/03/09 更新
この記事は 9 分で読めます。

本日、府会議員団は、丹後教育権の高校再編・統廃合計画策定に抗議し撤回を求める団長声明を発表しました

2017年3月9日

日本共産党京都府議会議員団

団長 前窪 義由紀

丹後の子どもたちの未来と地域の在り方に重大な影響を与える

丹後通学圏の高校再編・統廃合計画の策定に抗議し、撤回を求める(声明)

1.  京都府教育委員会は、3月9日の定例教育委員会において「生徒減少」を理由とした丹後通学圏の高校再編・統廃合について、6つの高校のうち14キロ離れた宮津高校と加悦谷高校、20キロ離れた網野高校と久美浜高校を一つの高校に統合し「学舎制(キャンパス化)」とし、海洋高校と峰山高校はそのまま存続させ、宮津高校伊根分校、峰山高校弥栄分校、網野高校間人分校の3分校を弥栄分校の校地に統合し「京都フレックス学園構想」にもとづく学校とする再編・統廃合計画の策定を強行した。定例教育委員会では、委員から「学舎制に賛成は16.9%にしか過ぎないとあるが、これは本当ですか」「まだ理解されていない部分がある」「心配な声が多い」などの懸念や意見も出された。それにもかかわらず、パブリックコメント(意見公募手続制度)を実施しないなど、府民への理解と合意に背を向けた「見切り発車」である。

2.一昨年夏から始まった教育委員会の「検討会議」や「懇話会」では、「拙速な計画策定は無理がある。乱暴なやり方だ」との声があがり、「中学生や保護者は、普通科志向が強く、入学時点で明確な進路目標を持っている生徒は少ない」「交通面が不便で、通学負担を考えると地元の高校に通えることが一番大切」などの意見や、「規模が小さいからこそ一人ひとりを丁寧に指導できる」「1学級40人が無理なら、20人程度の少人数教育を」の要望が出された。

  また、地域住民による「丹後・与謝の高校再編問題を考える会」が呼びかけ、学習会やつどい、住民アンケートが取り組まれた。そして、加悦谷高校の地元・与謝野町では、同窓会やPTA会長などが「町民にとってかけがえのない財産、生活基盤の高校を守ろう」と「か矢織りなす会」を立ち上げ、「加悦谷高校を本校として残す」という町民ぐるみの運動がすすめられた。さらに、京丹後市議会、与謝野町議会は、府教育委員会に対して「地域住民の声を聴き、丁寧な説明をすること」などの「意見書」を全会一致で可決し提出した。

3.こうした中、昨年9月に府教育委員会は、小中学生の「保護者へのアンケート」を実施せざるを得なくなった。その結果、「今後の在り方」として一番多かったのは「本校継続」で32.4%、「学舎制」は16.9%と最も少なく、「高校に必要だと思う教育内容」では「普通科教育」が84.8%という結果となるなど、今のままの高校を充実してほしいという声が圧倒的多数である。

  しかも、伊根、間人、弥栄分校は小規模ではあるが、生徒会活動もクラブ活動も活発に行なわれ、生徒が生きいきと学んでいるにもかかわらず、「分校の在り方」については「検討会議」でのまともな議論もなく、保護者へのアンケートでは一言も触れられていない。これは生徒や保護者、住民から、教育委員会からも評価されてきた分校教育の切り捨てに他ならない。

4.今回の府教育委員会による再編・統廃合計画の策定は、昨年6月の「在り方懇話会」において、「学舎制」導入と「フレックス学園構想」を打ち出して以来、広域であり交通の利便性が低い丹後通学圏にはふさわしくないと指摘されてきた。わずか9か月での「再編ありき」の強行であり許されない。

これは、府立高校の適正配置の名のもとに、丹後通学圏の「府立高校減らし」をすすめ、「進学校」「職業専門学科」「特徴ある部活動」「フレックス高校」などに再編し、「特色化」と「多様化」をすすめるものである。

我が党議員団は、丹後の子どもたちの未来と地域の在り方に重大な影響を与える「高校再編・統廃合計画」の策定に抗議し、撤回を強く求めるとともに、丹後の住民の皆さんと力を合わせて、引き続き奮闘するものである。

2017年3月 丹後高校再編抗議声明.pdf