台風18号被害調査② 保津川遊船、園部川決壊など
京都府内全域に甚大な被害をもたらした台風18号。日本共産党京都府議団(前窪義由紀団長、11人)は災害直後の16日から被災地の調査活動を実施し、府に救援、復旧、生活再建の緊急対策などを求めてきました。
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亀岡市の保津地域には原田、馬場両議員と同党亀岡市議団が調査に入りました。同市の保津川遊船企業組合は、桂川の氾濫で事務所1階部分が床上浸水し、周囲は湖になったかのような惨状に見舞われました。船は職員、船頭らが流されないよう守りました。原田、馬場両議員は同組合理事長から「一国も早く復旧したい。16キロもの川の現状調査がいる。危険な岩などを爆破するとなるとお金がいるがたくわえなどない。行政の支援をお願いしたい」と訴えられました。
本梅、園部両河川の堤防が決壊した南丹市穴人、横田両地区に、加味根、馬場両議員と同党南丹市議団が調査しました。両地区は農村地帯で、コメや農産物に被害がでました。墓石が流されたり、ビニールハウスの崩壊、農道の損壊などの被害がでました。床上浸水に見舞われた住宅には大量の土砂が家屋に流れ込み、住民は泥だし、ごみの運び出しにおわれていました。
(写真上=保津川遊船の被害を聞く原田、馬場両議員。下=流木が押し寄せ堤防が決壊した本梅川を調査する加味根、馬場両議員)