議員団活動

新着一覧

コロナ禍・物価高から暮らしを守る緊急対策を求める申し入れ

2023/05/25 更新
この記事は 5 分で読めます。

DSC01597.JPG

「コロナ禍に加え、先行きの見えない物価高により、府民生活や事業者に深刻な影響が出ているもと、日本共産党京都府議会議員団はは、5月23日知事に対し「コロナ禍・物価高から暮らしを守る緊急対策を求める申し入れ」を行いました。

島田団長が「とりわけ低所得者にとって電気代ガス代の高騰は命にかかわる。」「恒久的な対策が求められている。」と述べたのに対して、総務部長は「国の交付金も活用して、切れ目のない支援を行えるよう検討している。」との応対でした。

申し入れ(全文)は、以下の通りです。

コロナ禍・物価高から暮らしを守る緊急対策を求める申し入れ

 

 日頃より、府政推進にご尽力いただき敬意を表します。

 5月8日より、新型コロナウイルス感染症が5類とされ、全数把握をしないこととなったものの、5月18日の「新型コロナウイルス感染症の発生状況(速報値)」によると、府域全体で2.03となり、引き続き第9波の不安もぬぐえない状況となっています。

 また、長引いてきたコロナ禍に加え、先行きの見えない物価高により、府民生活や事業者に深刻な影響がでています。さらに大手電力7社の電気料金が6月から15%~39%程度もの値上げ、また多くの品目で6月も値上げが見込まれ、実質賃金の引き下げも続いており、緊急対策とともに、構造的な課題にもメスを入れることが切迫した課題です。

 このため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金 (重点交付金)の活用をはじめ、早期の補正予算編成や、執行体制の拡充など、以下の点を取り組むよう求めます。

 

 

1、   新型コロナ感染症対策の総括を行うとともに、外来対応医療機関の公表や感染基準の明確化をはじめ、正確な情報提供、医療機関や介護事業所への支援策を含む感染拡大を見越した対応をとること。

2、   子どもの医療費助成制度のさらなる拡充、学校給食の実施と無償化、奨学金返済支援の拡充など、子育てにかかる支援策を急いで実施すること。

3、   高騰している電気代やガス代など水光熱費等の負担について、府民はもちろんのこと、中小零細企業や自営業者、伝統地場産業、農林水産業、学校など、広く負担軽減策を行うこと。

また、削減されてきた生活保護費や年金の引き上げなど、恒久的な対策を本格的にとるよう国に求めること。

4、   新型コロナウイルス感染症に伴う生活福祉資金(緊急小口資金、総合支援資金)の返済について、厚労省が返済免除規定の緩和することとなった。すみやかな周知徹底や対応など、丁寧な相談体制をとること。

5、   ゼロゼロ融資・日本政策金融公庫融資等の返済にあたり、丁寧かつ弾力的な対応を求めるとともに、金融・経営一体型支援体制強化事業の追加をはじめ、事業継続に柔軟に利活用できる直接補助制度を設けること。

6、   緊急に消費税の減税、10月実施予定のインボイス導入中止を行うよう国に求めるとともに、国も本府も、賃上げができるよう中小企業等への支援制度の具体化を図ること。

以上

暮らしを守る緊急対策を求める申し入れ.pdf

南丹みやま診療所の存続と地域医療を守ることに関する緊急要望

2023/05/23 更新
この記事は 4 分で読めます。

DSC01032.JPG南丹市が国保南丹みやま診療所の入院病床休止を決めたことに対し、所長の中村医師が退職の意向を示されている問題について、日本共産党京都府議会議員団は、5月23日、知事に対し「国民健康保険南丹みやま診療所の存続と地域医療を守ることに関する緊急要望書」を提出し、地域医療を守るために責任ある対応を求める申し入れを行いました。 

対応した健康福祉部長は「南丹市の意向を尊重して対応」と繰り返したのに対し、島田団長は「自治体の意向を尊重するのも大事だが、住民の不安に寄り添って責任ある対応を京都府がとるべきだ」と求めました。

申し入れ(全文)は、以下の通りです。


 2023年5月23日

京都府知事

西脇 隆俊 様

日本共産党京都府議会議員団

団 長  島田 敬子

 

国民健康保険南丹みやま診療所の存続と地域医療を守ることに関する緊急要望書

 

2022年11月南丹市は、中村所長の体調不良を理由として、国保南丹みやま診療所の入院病床を休止する事を表明するとともに、土日の夜間勤務の医師や看護師との契約を解除するなどして、診療体制の大幅な後退を招き、住民に大きな負担と不安を与えてきました。

こうした中、「美山の医療を守る会」をはじめ、住民からは住民のいのちと健康を守るために、入院病床の一日も早い再開の要望が出され、わが党府議会議員団としても、医師確保をはじめとする必要な支援を行うよう求めてきたところです。

ところが南丹市は、「山間へき地で高齢者が多い美山町は診療所に入院病床が必要」との中村所長の強い要望に対しても、「入院病床の再開」への具体的な対策をとることなく推移し、4月末の南丹市長と中村所長との話し合いの場で、中村所長が6月末の退職表明をされる事態となっています。

 5月19日には、「美山医療を守る会」の皆さんから本府に対し、「みやま診療所の存続を求める緊急要望」が提出されたところです。

 今おこっていることは、診療所の存続の危機ともいうべき事態であり、地域住民の命を守るためにも、本府が責任を果たすべきです。

 よって、本府が南丹市と協力し、これまで献身的に地域医療を守るために尽力いただいた中村所長に翻意をしていただくよう誠意を持って対応するとともに、入院病床が再開できる医師・看護師体制確保に全力をあげて取り組まれるよう強く要望します。

 

                               以上

みやま診療所について要望書.pdf

府議会の構成、役員選出についての申し入れ

2023/05/23 更新
この記事は 3 分で読めます。

 日本共産党京都府議会議員団は、5月臨時議会が開会した22日、各会派に対し「憲政の常道に立って、公正・民主的な役員選出」を行うため、各会派の議員数に応じた役員選出など民意が正確に反映することを求める申し入れを行いました。

 島田敬子団長、浜田良之副団長、光永敦彦幹事長が各会派を回りました。

 申し入れ(全文)は、以下の通りです。


2023年5月22日 

 自由民主党京都府議会議員団 御中

日本共産党京都府議会議員団 

団長  島田 敬子 

京都府議会の構成、役員選出についての申し入れ

府議会議員選挙後、最初の5月臨時会が5月22日に開会され、議会構成等について協議が進められようとしています。

これまで、本府議会においては、議員力の向上や政策提案、二元代表制の一翼を担う府の意思決定機関としての機能を発揮できる仕組みづくりなど、議会活動の活性化、並びに府民へのわかりやすい情報発信などについて、鋭意取り組んできたところです。

さらに、府民へ開かれた府議会とするために、すべての会派、議員の一層の努力が求められます。そのためにも、憲政の常道に立って、公正・民主的な役員選出と議会運営が不可欠です。

この立場から、わが党はかねてより、議会の構成にあたって、議長、副議長、並びに各常任委員会、特別委員会の正副委員長について、各会派の議員数に応じた配分など民意が役員選出にも正確に反映するよう求めるとともに、監査委員については、府政の透明性を高め、府民の信頼にこたえるためにも、1人は野党会派から選出することを求めてきました。

ところが、長年にわたり、民意を反映しない不正常な状態が続いてきました。

今回の役員選出にあたっては、これらを正常化するよう、貴会派としても努力されるよう、申し入れるものです。

 20230522_府議会の構成・役員選出についての申し入れ.pdf

 

市民のみなさんとともに国会での悪法ストップ、税金の使い方をただし、暮らし最優先の政治を

2023/05/11 更新
この記事は 3 分で読めます。

20230511烏丸御池宣伝.JPG日本共産党京都府会議員団(9人)は11日昼、烏丸御池(京都市中京区)で、4月の府議選後、新たな議員団で初の街頭宣伝を行いました。全府議が参加し、5人が訴えました。

 初当選した森吉治府議は「働くみなさんの代表として職場や暮らしの声を聞かせてもらい、府議会でどんどん提案し、政治を動かしたい」と強調。同じく初当選の田中富士子府議は「医療や介護の人手不足の現状を訴え、介護施設や人員を増やすよう声をあげていきたい」と決意を語りました。

 馬場紘平府議は、「本来、暮らしに向けられるべき税金が大軍拡に使われることは絶対に許すわけにいかない。力を合わせストップさせたい」と述べました。

 浜田良之府議は、原発の60年超の運転を可能にするなど原発推進の法案を批判し「廃案に向けて全力をあげたい」と話しました。

 光永敦彦府議は「総選挙が近いともいわれるなか、市民のみなさんとともに国会での悪法ストップ、税金の使い方をただし、暮らし最優先の政治をつくっていきたい」と語りました。

動画はこちらからご覧ください

https://www.youtube.com/watch?v=y-NvEy8_gPE

原発の60年超運転を可能にする「法案」の撤回、原発ゼロを求める申し入れ

2023/05/02 更新
この記事は 5 分で読めます。

20230502原発申入れ.JPG 5月2日、党府議団は西脇知事に対し、原発の60年超運転を可能にする「GX(グリーントランスフォーメション)脱炭素電源法案」の撤回、原発ゼロを求める申し入れ を行いました。

 申入れは、みつなが敦彦幹事長、迫祐仁、浜田良之議員と新しく選出された森よしはる議員(南区)、田中ふじこ議員(中京区)の5名の議員が行いました。

2023年5月2日

京都府知事 西脇隆俊 様

 

日本共産党京都府会議員団  

原発の60年超運転を可能にする「GX(グリーントランスフォーメション)脱炭素電源法案」の撤回、原発ゼロを求める申し入れ

 

 4月27日衆院本会議で自民、公明、日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で「GX(グリーントランスフォーメション)脱炭素電源法案」が可決され、衆院を通過した。

 法案は、エネルギー関連法5本をまとめて改正し、福島第1原発事故後に導入された「原則40年、最長60年」という運転期間の規定を原子炉等規制法から電気事業法へ移し、再稼働に向けた審査などで停止した期間を除外し、60年に上乗せする形で延長を認めるものとなっている。

 原子力基本法には、原発利用を「国の責務」と明記し、「安定的な事業環境整備」を行うとし、脱炭素を口実に原発を「最大限活用」、その利用を将来にわたって固定化・永続化しようとする、財界や原子力産業界の要求を丸のみしたものである。

 運転期間の規定を推進側の経済産業省が所管する電気事業法に移し、最長で東日本大震災から12年間の時計を止め、しかも延長は何度でも可能であり、審査内容も非公開にされている。

 原子炉圧力容器の設計寿命は40年、原子炉が停止している間も経年劣化は進み、安全上のリスクは増大、60年以降の劣化状況の審査方針すらまだ決まっていない。

 関西電力は4月25日、令和7年で運転開始から40年を迎える高浜原発3、4号機について、開始後60年となる27年まで運転期間を延長する認可申請を原子力規制委員会に行った。

 しかし、高浜3号機は昨年7月から今年4月までの期間で、重大事故に対処する設備でトラブルが4件相次いで発覚し、4号機でも今年1月に核分裂を制御する制御棒を作動させる装置の不具合で原子炉が自動停止するという重大な事故を起こしており、老朽原発の危険性はますます明らかとなっている。

 ついては、京都府に下記の点を申し入れるものである。

 

 

1.原発立地県と同様の危険がある京都府知事として、国に対して、「GX(グリーントランスフォーメション)脱炭素電源法案」の撤回を求めること。またそのための行動を行うこと。

 

2.国に対して、すべての原発の再稼働、運転期間の延長、新原発建設をストップ、原発ゼロの実現を求めること。

 

 

以上

申し入れの様子はYouTubeをご覧ください。➡https://youtu.be/-SywpKDlAkQ

 2020502原発推進法案反対の申し入れ.pdf

4月臨時議会 成宮まり子議員が討論

2023/04/27 更新
この記事は 4 分で読めます。

 4月26日、京都府議会4月臨時会が開催されました。3件の議案が提案され、共産党府議団は、第3号議案「京都府府税条例等の一部改正の専決処分について承認を求める件」に反対し、成宮まり子議員が討論を行いました。

第1号議案「令和5年度の補正予算(第1号)」は「低所得のひとり親家庭等の児童1人当たり5万円を支給」するもの。第2号議案は令和4年度予算の最終補正であり賛成しました。

1 令和5年度京都府一般会計補正予算(第1号)

2 令和4年度京都府一般会計補正予算の専決処分について承認を求める件

3 京都府府税条例等の一部改正の専決処分について承認を求める件

  反対した府税条例の一部改正は、大手企業の不動産取得税の減免により、京都のまち壊しに拍車をかけるものです。自民・府民クラブ・公明・維新の各会派は賛成しました。

 

 成宮議員の討論全文です。

IMG_0099.JPG 2023年4月臨時議会本会議討論 

成宮 まり子 議員(日本共産党 京都市西京区)        4月26日

 

 日本共産党議員団の成宮まり子です。

ただいま議題となっております議案3件について、第1号議案、第2号議案に賛成し、第3号議案「京都府府税条例等の一部改正の専決処分について承認を求める件」に反対の立場で、討論を行います。

 3号議案は、令和5年度税制改正、地方税法等一部改正に伴うものですが、特に不動産取得税の特例措置延長は、岸田政権が「新しい資本主義」「デジタル田園都市」を掲げ、大規模開発と不動産市場への民間投資を大規模に促進しようとするものであり大きな問題があります。

 特例措置の対象として、特定目的会社に対して府内では令和3年度に6件、課税ベースで40億円、税額で2億円近い税額軽減が行われています。特例の延長は、良質な不動産ストックの形成などを掲げ、不動産の証券化と民間資金の呼び込み、ホテルや物流施設などを増やそうとするものです。

 また、不動産特定共同事業は、投資法人により投資家や金融機関の資金を集め、不動産投資市場いっそう誘発・活性化するためのものです。

 都市再生緊急整備地域は、京都駅周辺の162㌶、「らくなん新都心」とされる京都市南部・油小路周辺の213㌶が対象となっていますが、ここでの認定事業者による不動産取得にかかる特例により民間投資喚起、都市開発等への誘導を行うものです。過去に、キリンビール跡地等が適用を受け、12年前には約1億円もの税額軽減が行われた事例もあるうえ、さらに今回、面積基準の緩和が行われています。

 いずれも、京都のまちを投機の対象とし、乱開発を進めるものであり、地価高騰などで住民が住み続けることを困難にするものです。おりしも、京都市が高さ規制等を緩和し、大規模開発を一気に進められる危険が大きい中で、本府も一体になってこうした不動産投機を優遇、促進し歴史的に住民運動が培ってきた景観・環境を守るしくみを壊すことは、府民の利益とは相容れません。

 よって、本専決処分の承認を求める3号議案には反対です。

成宮議員議案討論.pdf 

 

スマホで読める 議会報告 作りました

2023/03/22 更新
この記事は 4 分で読めます。

◆府民のみなさんの願いを力に、府議会での論戦や成果をお知らせしています。

◆テーマごとに4つのページがあります。ぜひご覧いただき、お知り合いにもご案内下さい。
◆画像のQRコードからも、それぞれのページにいくことができます。
ご活用ください。

(double arrow right)ジェンダー編
https://kyoto-fugikai.jp/lp2023/gender/

(double arrow right)賃金編
https://kyoto-fugikai.jp/lp2023/wage/

17845373269376.jpg

    

(double arrow right)気候危機編
https://kyoto-fugikai.jp/lp2023/climate/

(double arrow right)学費編
https://kyoto-fugikai.jp/lp2023/tuition/

17845373273017.jpg

 

 

 

2 月定例議会が閉会 みつなが議員意見書決議討論 山内議員議案討論

2023/03/12 更新
この記事は 8 分で読めます。

3月10日、2月府議会最終本会議が開かれ、2023年度京都府一般会計予算など議案の採決と請願、意見書・決議案の採決が行われました。

 

意見書・決議案 みつなが敦彦議員討論   アスベスト対策意見書など採択 

みつなが.JPG 共産党議員団は府民の切実な要求に基づき 以下の5意見書3決議案を提案しましたが自民・府民クラブ・公明・維新の各会派はすべてに反対し、否決されました。討論はみつなが議員が行いました。

みつなが議員討論全文PDF みつなが敦彦議員 意見書・決議討論.pdf

・「『敵基地攻撃能力』保有や自衛隊基地の地下化・強靭化などを含む『安保3文書』の撤回を求める意見書案」

・「生活保護基準を緊急に引上げることを求める意見書案」

・「新型コロナ感染症の感染症法5類への見直しの延期を求める意見書案」

・「難聴者の補聴器購入に係る京都府独自の補助制度の創設を求める決議案」

・「18歳まで子どもの医療費助成制度を拡充することを求める決議案」

・「教職員を増員して早期に義務教育における30人以下学級を実現することを求める意見書案」

・「「学校給食の無償化を求める意見書案」

・「『北山エリア』開発計画について府民説明会を実施し、正確な情報提供を求める決議案」

2月定例会意見書・決議案一覧.pdf

建設アスベスト被害者の救済とアスベスト対策の拡充を求める意見書が採択

「建設アスベスト被害者の救済とアスベスト対策の拡充を求める意見書案」が全会一致で採択され、共産党議員団は積極的な賛成討論を行いました。

「府議会では、一昨年7月に、すべての建設アスベスト被害者の早期救済・解決を求める意見書が全会一致で可決しました。その後、最高裁判決を踏まえ、昨年1月より給付金制度が開始されました。しかし、最高裁の判決で、大手アスベスト建材製造企業10社の賠償が認められたものの、建材製造企業の拠出はされず、被害者の十分な救済には結びついていません。また支給対象も、屋外で主に働いた被害者等が含まれていないなど、全面的な救済を図ることが急がれます。  

さらに、アスベスト被害を防止するための有効な対策の抜け穴を許さないためにも、より厳密な体制や支援制度が必要となっています。これらを含んだ意見書が京都府議会で可決する意義は非常に大きいと考えます。

 長きにわたる裁判の中、多くの被害者が病気に苦しみ、いのちを落とされた方もおられます。こうした訴えを真摯にうけとめ、国と大手アスベスト建材製造企業には、その責任をとるよう強く求めます。」

採択された意見書https://www.pref.kyoto.jp/gikai/katsudo/tere/r0502-te/documents/r050310ikensyo1.pdf

 

議案態度 山内よし子議員討論  一般会計予算などに反対

 山内.JPG 議題となった人事案件を含む議案75件について、「第1号議案 令和5年度京都府一般会計予算案」、「第13号議案 令和5年度京都府水道事業会計予算」、「第16号議案 令和5年度京都府流域下水道事業会計予算」、「第29号議案 京都府警察手数料徴収条例及び高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律に基づく信号機等の基準に関する条例の一部改正の件」及び「第69号議案 京都府府営住宅向日台団地整備特定事業契約締結の件」の5議案について反対し、他の議案に賛成しました。他会派(自民、府民、公明、維新)は知事提案の議案すべてに賛成しました。

 反対理由の詳細は山内議員の反対討論をご覧ください。山内よし子議員 議案討論.pdf

令和5年度京都府一般会計予算案」は、コロナ禍と物価高で府民の暮らしも経済も大きく冷え込む中、コロナ対策の教訓も示されず、深刻な暮らしと生業、賃上げ支援にも取り組んでいません。また、子育て環境日本一をかかげていますが、風土づくりなどが中心で府民や民間企業の努力に委ね、府の責務としての経済的負担の軽減に本気で取り組んでいません。

そもそも必要のない北陸新幹線の延伸計画など、住民を置き去りにして大型開発を推進していることも重大であり、北山エリア開発は多くの府民、近隣住民の開発の白紙撤回を求める声を無視して推進するなど、国言いなりトップダウンの府政運営を進めるものであり反対しました。

「京都府水道事業会計予算」と「京都府流域下水道事業会計予算」は、府営水の過大な施設整備と建設負担水量を適正化せず、未使用分も含め高い水道料金を受水市町と住民に押し付けるものとなっています。また上下水道事業の広域化を前提としているものであり、反対しました。

第29号議案、第69号議案については 山内議員の討論をご覧ください。 

2023年2月定例会 議案・意見書決議 態度.pdf

請願審査

 切実な請願が提出されましたが、共産党を除きすべての会派が反対し、不採択となりまし

 ○1471  物価高騰に見合う生活保護基準の引き上げを求めることに関する請願  

○難聴者の補聴器購入に係わる負担軽減を求めることに関する請願     

 

2月議会予算委員会知事総括質疑  成宮議員 水谷議員

2023/03/06 更新
この記事は 6 分で読めます。

京都府議会2月議会の予算委員会知事総括質疑が2日行われ、成宮まり子議員と水谷修議員が質問に立ちました。

成宮まり子議員  子ども医療費助成拡充 給食費無償化  中小企業支援

成宮 知事総括質疑_230306.jpg 成宮議員は、府の子どもの医療費助成制度が通院で小学校卒業まで拡充される一方で、全国では18歳まで広がっていると指摘。府内の市町村でも大半が中学校や高校卒業までの助成を実施しているとし「18歳までの無料化は当たり前になりつつある。府も高校卒業まで拡充すべきだ」と求めました。学校給食費の無償化も府として積極的役割を発揮するよう要求しました。

 西脇知事は「引き続き府内全体で子育て環境の充実を図りたい」と述べるにとどまりました。

 中小企業支援では、「ゼロゼロ融資」の借り換え制度に歓迎の声が寄せられる一方で、対象にならない業者の切実な声を紹介し、事業者への直接支援や制度緩和を要求。建設労働者の賃金が横ばいであるとし、実態調査や賃上げの仕組みづくりを求めました。知事は「設計労務単価の引き上げが建設労働者にどうわたるか大きな課題」との認識を示しました。また、府消費生活安全センタ―の相談員などの実態を取り上げ、会計年度任用職員の雇用継続と処遇改善を求めました。

質疑大要 以下PDFをご覧ください

成宮まり子議員 知事総括質疑大要.pdf

動画は以下のサイトから

https://gikai.congress-streamsp.jp/KyotoPrefGikai/embedPlayer.asp?Id=20230303125103

 水谷修 議員  北陸新幹線延伸問題 コロナ感染「留め置き」問題 北山エリア開発

水谷 知事総括質疑_230306.jpg水谷修議員は北陸新幹線延伸問題などを取り上げました。今春着工を断念した国が事業認可前に調査費を計上したことは「不法な調査、不当な予算だ」と批判し、「国との事前協議に応じるべきではない」と迫りましたが、知事は「説明があった段階で検討する」とあいまいな答弁に終始しました。

 コロナ感染で入院できず、施設への「留め置き」や自宅で多数の府民が亡くなっている事実を、京都府保険医協会の調査結果や警察資料で示し、「高齢感染者が医療を受けることができるよう体制と施設整備をするべきだ」と求めましたが、知事は応じませんでした。

 北山エリア開発について、「府立大の老朽校舎改築や学生体育館の建て替えを急ぐべきで、巨大アリーナ建設とは切り分けて考えるべきだ」と提起し、府が約束した北山エリア全体についての説明会の開催を繰り返し求めました。

 質疑大要は以下のPDFをご覧ください

 水谷修議員 知事総括質疑大要.pdf

動画は以下のサイトから

 https://gikai.congress-streamsp.jp/KyotoPrefGikai/embedPlayer.asp?Id=20230303125123

 

 

2月議会一般質問 浜田・西山・森下 議員

2023/02/14 更新
この記事は 7 分で読めます。

2月9日、10日、13日に行われた一般質問の質疑大要を紹介します

浜田よしゆき議員 2月8日

浜田.jpg

1.「安全保障3文書」の危険性と米軍レーダー基地等について

 2.原子力発電所活用の政府方針への対応等について

 3.コロナ禍と物価高騰で苦しむ学生への支援等について

 

 

浜田よしゆき議員 一般質問質疑大要.pdf

浜田議員動画(字幕入り)

ぶひで議員 2月9日

西山.jpg1.北陸新幹線延伸計画等について

 2.コロナ禍の学生支援等について

3.包括的性教育の推進及び生理の貧困問題等について

 

 

西山のぶひで議員 一般質問質疑大要.pdf

  動画(字幕入り)

 

森下よしみ議員 2月13日

 IMG_9272.JPG1.国の介護保険制度改定の動きについて

 2.介護施設におけるコロナ対策の課題について

 3.介護サービス提供体制の不足に対する認識と対策等について

4.介護施設・高齢者福祉施設等の整備における府の役割について

森下よしみ議員 一般質問質疑大要.pdf