7月15日未明の大雨で、京都市北区、右京区、左京区や亀岡市で大きな被害が出ており、府会議員団は被害調査と復旧への活動に全力を挙げています。《続報》
7月19日早朝には、日本共産党の吉田幸一(衆議院四区予定候補)と島田敬子府議は、15日の集中豪雨で山肌が崩れ客殿と棟続きの権現堂が土砂で埋まった右京区愛宕山山腹の月輪寺を訪れ、住職の横田智照さん(65)から被害の状況や要望を聞き被害調査を行いました。月輪寺は天台宗の古刹で、国の重要文化財8点を始め貴重な文化財が多数ありますが、愛宕山口から登山道を約1時間かけて登ったところにあり、現在も復旧のめどが立たず、危険な状況が続いています。
島田敬子府議は、住職の要望を受けて4月に寺を訪問調査、集中豪雨が起これば山腹が崩壊しかねない危険な状況にあることを京都府など関係機関に伝え、対応を求めていたところでした。
住職からは「やっぱり、心配したことがおきてしまった」と、崩壊した山腹の修繕、防災道路の整備などの強い要望と、寺の改修、重要文化財を収蔵している宝物殿の改修などへの支援をぜひして欲しいと話されました。
京都市北区では、15日早朝から浸水した衣笠開き町を穀田恵二衆院議員と浜田良之府議、井坂博文市会議員が調査、日本共産党京都北地区委員会のボランティアとともに復旧に取り組みました。
左京区では、光永敦彦府議が原俊史2区予定候補、樋口英明市議とともに市原、静原、岩倉などの被害を調査、要望を聞き取り土木事務所に対応を求めました。
日本共産党京都府会議員団は7月17日、亀岡市会議員団(田中豊団長、5人)、地元党支部と15日の豪雨被害で3軒の住宅が損壊した亀岡市曽我部町南条、重利両地区を調査しました。
南条地区では沢から流れ出た土砂や倒木、倒れた電柱や流された車、倒れた電柱で壁や窓が破壊された住宅など甚大な被害に見まわれていました。両議員団らは土砂の除去や重機による流木撤去など復旧作業にあたっている自治会関係者や住民から被害状況や要望を聞きました。また、府南丹土木事務所で被害状況を聞き取りました。
調査には、光永敦彦、馬場紘平両府議、田中豊、馬場隆、苗村かつよの各市議が参加しました。
府会議員団は7月29日に京都市内及び府南部地域の調査を行いました。
最初に昨年4月東山五条洛東病院跡地に開設された児童虐待・DV・引きこもり等総合的な相談と支援を行う「家庭支援総合センター」を訪問。年々増加傾向にある相談を受け止める新たな施設としての取り組みや保護施設等の視察を行いました。次に京都テルサ内にある雇用の総合相談窓口「ジョブパーク」では若年者・ミドル・障害者の就職支援や働きたい女性・ひとり親家庭の就職相談マザーズジョブカフェ、仕事・住居・生活支援をワンストップで行うパーソナルサポートセンター「ライフ&ジョブカフェ」、高校生未就職支援事業等の聞き取りを行いました。
午後からは関西学研都市地域で「旧花空間けいはんな(フラワーセンター)」、「けいはんなプラザ」「けいはんな記念公園」今は閉鎖されている旧「私の仕事館」など見て回り、続いて乙訓、木津、宇治浄水場を接続させる府営水道3浄水場ポンプ場、木津川右岸運動公園、天ヶ瀬ダム等を回りました。ハードスケジュールでしたが調査を基に府政の課題など取り組んでいきます。
(写真は府営水道3浄水場ポンプ場・久御山町)
日本共産党京都府会議員団は16日、昨年全線開通した井手町内の府道多賀バイパス(全長1760m)を地元の住民のみなさんと一緒に全線を歩いて調査する「府道ウォッチング」を行い、京都府が4月から募集を始めた「府民公募型安心・安全事業」について説明。「地元の仕事起こしにもつながる身近な公共事業を個人でも府に提案できる制度ができた。ぜひ直接要望を出して活用してほしい」と呼びかけました。
調査と懇談には前窪義由紀府議団副団長、山内佳子府議とともに地元住民約10人が参加し、谷田みさお井手町議が住民から改善の要望が出ている場所を案内しました。
参加者からは「大型ダンプの通行で危険になった」「ここに信号機を設置してほしい」「歩道に照明がなく暗い」「路面の段差の解消を」「草刈を頻繁にしてほしい」など次々と要望が出され、積極的に事業提案していこうという声があがりました。
受付が始まった府民公募型公共事業(「府民公募型安心・安全整備事業」、詳しくは京都府ホームページにアップされています)。日本共産党府議団は、市町村議員団や各団体と協力して、通学路の安全をはじめ、府民の日常の要求を反映させる場にしようと呼びかけています。
4月16日、原田完・上原ゆみ子府議は共産党八幡市議団とともに、市内で改善要望が出されている河川や橋、歩道がなくて危険なガード下の府道などを現地調査しました。写真は、川の水がほとんど流れずゴミが滞留し、夏場はとくに悪臭が強い大谷川(橋本橋付近)。
日本共産党府議団は、一連の原油・穀物・生活物資急騰問題の調査で、府南部も訪問。写真は7月23日、和束町を訪問して、岡本和束町議とともに、副町長から茶農家の実情などを聞く、光永・原田府議。
日本共産党府議団は、7月15日の府議会終了後、いっせいに府内各地に出かけ、漁業や織物関係者、農業・畜産家、機械金属業など多くの方々から、原油や飼料・材料など物資高騰問題の影響を調査しています。「漁に出れば出るほど赤字」など、どこでも深刻な実態が語られ、政府や自治体の緊急支援の必要性が浮き彫りになっています。写真は、こくた衆院議員、吉田5区代表、後野舞鶴市議とともに、舞鶴の水産会社を訪問し、実情を聞く原田完、上原裕見子の両府議。
4月29日、「宇治・防災を考える市民の会」の天ケ瀬ダム再開発の問題個所調査見学会が開かれ、前窪義由紀、松尾孝議員が参加しました。調査には淀川水系委員会の宮本博司委員長も参加、天ケ瀬ダム、塔の島、槙島地域を調査したあと、意見交換会を行いました。