雪害対策に関する申し入れ、五十六年度公立高生徒募集定員増を求める申し入れ、府立学校の学費値上げの動きについての緊急申し入れ
雪害対策、五十六年度公立高生徒募集、府立高校学費
値上げ問題で申し入れ(要旨)
雪害対策に関する申し入れ
三八豪雪を思わせる雪害と生活不安に対応するため、一月十七日から四日間の現地調査にもとづき左記の措置をただちにとるよう申し入れる。
一、除雪作業の効率化のため、業者委託を含め作業区間短縮等工夫すること。
二、老人、病人、母子、独居老人家庭の雪おろしに特別の援助措置をとること。公共施設の雪おろしは住民負担をさけ公費でおこなうこと。
三、野菜、ガス、灯油など必需品の確保と価格安定をはかること。
四、医療活動に万全を期すこと。山間部住民には早期に公費による健康診断をおこなうこと。
五、消防団員の除雪等出勤手当の増額。
六、市町の雪害対策による財政負担軽減のため、国に対する激じん地指定の働きかけを一層つよめること。
七、豪雪による公共事業の余儀ない遅れに対応して、工期延長、業者支払等弾力的に対処すること。救農土木事業を市町と協議して具体化すること。
八、家畜飼料の確保と供給の保障。
九、交通整理など除雪活動を円滑にすすめるため府警本部に要請すること。
十、今後予想される商工業、農作物被害につき、万全の対応をはかること。
一月二十三日
五十六年度公立高生徒募集定員増を求める申し入れ
昨年春、本府の高校進学率は、全国的な上昇とは反対に、大幅に低下、中学浪人が急増した。
わが議員団は、機会ある毎に高校増設や公私の民主的協議によって「十五の春を泣かせない」為の員体的措置をとるよう求めてきた。
ところが発表された公立高校募集定員は昨年を下回り、とりわけ京都市と乙訓総合選抜区では中卒者増、志願者増にもかかわらず定員は据置かれている。これは関係者の願いに背をむけた行政責任の放棄である。
知事、教育委員長に左記のとおり申し入れる。
一、京郡市・乙訓総合選抜地区の募集定員を増やすこと。
二、木津、西舞鶴、峰山、網野の学級減をしないこと。
二月四日
府立学校の学費値上げの動きについての緊急申し入れ
自治省が都道府県に行政全般の見直しを求め、公立学校の入学金、授業料を国立学校の値上げにあわせるよう指示したことにもとづき、本府においても、府立大学、府立高校の援業料等の値上げを倹討中と聞いている。
はげしいインフレの中で府民生活は一層苦しく、父母の学費負担の軽減を求める声は切実である。教育の機会均等の為にも府立学校の学費を据え置かれるよう申し入れる。
二月四日
雪害対策に関する申し入れ、五十六年度公立高生徒募集定員増を求める申し入れ、府立学校の学費値上げの動きについての緊急申し入れ[PDFファイル 1ページ/666KB]