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故高松宮葬儀の弔旗問題での申し入れ

1987/02/10 更新
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故高松宮葬儀の弔旗問題での申し入れ

府議団


 二月十日故高松宮宣仁親王殿下の葬儀の当日、府庁舎屋上に掲揚されている「日の丸」、京都府旗、国体旗がいずれも弔意を表し半旗としてかかげられました。このことについて議員団は当日早速、知事と教育長に対し抗議の申し入れをしました。応対に出た片山副知事は、半旗としたのは二月五日付知事あてに自治大臣官房長からその旨協力方通知があったので従ったと答えました。議員団は、昭和二十八年秩父宮が亡くなられたときは、秩父宮家の葬式として扱われ、今回のような通知はなかったこと、及び自治大巨官房長通知の中で弔旗の掲揚を大正元年七月三十日閣令第一号に準拠せよとしているが、この閣令そのものは、現憲法の制定に伴い効力を有しないとして廃止された点を指摘、無効である閣令を持出している指示に無責任に従った知事及び教育長の行政姿勢をきびしく批判、半旗の撤回を求め強く抗議しました。この申し入れには、関矢・宮内・杉本・渡辺府議が参加しました。

故高松宮葬儀の弔旗問題での申し入れ[PDFファイル 1ページ/196KB]