議会役員人事の密室協議で、不況対策予算成立を遅らせる与党に抗議する
1993/07/23 更新
[ 政策と見解 ]
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議会役員人事の密室協議で、不況対策予算成立を遅らせる与党に抗議する
1993年7月23日
日本共産党京都府議会議員団
府議会は、本日23日本会議を開いて議案等の議決をして閉会の予定であったが、自民党、新政会、公明党、社会党の与党四会派が、議長、副議長の候補者選定をめぐって、密室協議をつづけ、難航したために、本日閉会することができなくなった。
もともと、今定例会は、「依然として低迷をつづける府内の経済情勢や円高に伴う京都産業への影響などをふまえて」「緊急に措置すべき」不況対策府会として招集されたものである。しかも、総選挙、京都市長選挙という緊迫した政治日程にはさまれるなど、審議時間の確保も困難ななかでの開催となった。わが議員団は、不況対策予算の早期成立などのため、効率的な審議の促進に、最大限協力してきた。
ところが、与党四会派は、不況対策などのすべての議案が審議結了し、採決を残すのみとなっていたにもかかわらず、正副議長候補選定のため、時間延長をおこなったうえ、延々と密室折衝をつづけ、会期不足に至り、議会運営委員会も開かず、これら四会派だけで本会議を開催、会期延長を強行した。
わが議員団は、このことに強く抗議するとともに、直ちに議案及び議会役員選出の表決をおこない、公正・明朗に決することを求めるものである。
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