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政策と見解

入院給食問題での厚労委員会開催請求をふみにじる公明党委員長の暴挙に抗議する

1994/09/22 更新
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1994年9月22日

 9月21日、わが党議員団の加味根史朗、上坂愛子、倉林明子の3名の委員が請求していた臨時の委員会開催を、公明党厚生労鋤松尾委員長が「招集できない」と拒否した。
 10月1日から導入される入院給食費の患者負担については、府の独自の助成制度で無料にしている乳幼児、老人母子家庭、障害者、特定疾患などを無料制度として残すかどうかが問われる重大な問題である。国の悪政から府民の暮らしを守る立場から、無料制度としての存続を求めて、わが党議員団は委員会の開催を強く要求してきたものである。
 これにたいして委貝長は。「病院給食患者負担の導入間題は、緊急性に欠
け、重要な問題とはいえない」として委員会開催を拒否するという行為に出
ている。これは、「委員の定数の4分の1以上の委員から招集の請求があっ
たときは、委員長は委員会を召集しなければならない」と定めた委員会条例
第十二条二に明らかに違反するものであり、議会制民主主義を乱暴に踏みに
じろものである。同時に、府民の暮らしを直撃し、府民から医療を受ける権
利を奪う重大な問題を、「緊急性に欠け、重要な問題とはいえない」という態度
は、福祉に冷たい公明党の姿勢を示すものである。
 日本共産党府会議員団は、こうした反府民的な委員長の行為にたいして強
く抗議するとともに、28日から開催される議会の審説を通じて、府の無
料化制度を継続させるためにひきつづき奮測する決意である。
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(PDFより)写真