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政策と見解

サッカーW杯の開催地決定について(見解)

1996/12/26 更新
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◎ 日本共産党府議団は、昨年12月26日に「サッカーW杯の開催地決定について」の見解を作成しました。現時点での問題点、今後のあり方等については、府民の意見等を踏まえて、議会で追及していく予定です。


サッカーW杯の開催地決定について(見解)
96.12.26


1.昨日(25日)、日本サッカー協会理事会において、2002年FIFAワールドカップの開催地が決定されたが、京都府は選定からもれる結果となった。
 議会では、当初、知事は「あらゆるつながりを駆使して誘致に万全を期したい」と言ってきたが、最近では記者会見などで、スタジアム建設について「W杯1回だけの施設とは考えていない。地域振興などを考えればつくるべき施設」などと微妙に変化してきていた。

2.知事は京都への誘致について、議会答弁などで、アジェランデFIFA会長とのコンタクトにまで言及し「誘致に万金を期す」と言ってきたが、今回の結果は府民の期待を裏切るもので遺憾といわざるを得ない。

3.わが議員団は「W杯招致」そのものには賛成した。しかし、サッカースタジアムの建設を含む木津川右岸スタジアム公園建設については、総事業費も明らかにせず、用地買収についても地元のマスコミからも「高い買もの」と指摘されており、問題点を指摘してきた。

4.京都府がW杯サッカーの会場からはずれることが明確になったいま、木津川右岸スタジアム公園建設計画について抜本的に見直しを行うこと。また、山砂利採取跡地の整備については、府民の意見を十分に聞き検討をすすめることを強く求めるものである。

5.今回の結果から引き出すべき教訓は、イベント偏向、ゼネコン本位のハコもの作りや、「中央との太いパイプ」などという人脈重視の政治的手法が見事に破綻したことである。

以上


○京都府議会2月定例会の日程が以下のように確定しましたので、お知らせします。
議会への請願締め切りは、3月5日午後5時です。
2月17日(月)開会日
20、21日(木、金)代表質問    24、25日(月、火)一般質問
26日(水)~3月6日(木)予算委員会書面審査
3月7日(金)本会議(追加議案上程)
10日(月)常任委員会      11日(火)本会議(追加議案議決)
17日(月)予算委員会総括質疑
18日(火)特別委員会      19日(水)常任委員会
24日(月)閉会