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政策と見解

荒巻知事退陣表明

2001/11/21 更新
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●荒巻知事の退陣表明のあと、マスコミの求めに応じて西山団長は次のように
感想をコメントしました。

○やめていかれる方に、ムチ打つようなことは言いたくありません。まだ任期が5ヵ月あるので、府政の16年の総括は改めて申し上げてゆきたいと思っています。

○知事16年のうち、10年以上はバブル崩壊の時期であり、知事もたいへん苦労されたと思うが、一言でいって知事の施策は困難を解決するものにはなりませんでした。例えば、大型プロジェクトの破綻は誰の目にも明らかだし、地方自治体の本来の仕事である住民の福祉、建康、安全、さらには教育でも府民に苦しみと困難を与えていると思います。私どもは、今日の困難の解決策をいろいろ知事に提案させていただきましたが、とりあげてもらえず、たいへん残念に思っていますし、知事がおやめになるのは当然と考えます。

○いま全国では、これまでと違って住民の声に耳を傾けようとする知事が、次々と現われています。荒巻知事は、政府のいろいろの制約があったとはいえ、これと闘わず、むしろ唯々諾々と国いいなりの府政をすすめられたことが、今日の困難を助長したと思います。私は、今度こそ府民の声に耳を傾け、国に対してではなく、府民に顔をむけた府民本位の府政実現のために府民とともに全力をあげて奮闘したいと決意しています。