森田前自民党府会議員団長の逮捕について(談話)
2003/01/31 更新
[ 政策と見解 ]
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●森田前自民党府議の逮捕について、府会議員団は1月31日、西山団長談話を発表しました。
森田前自民党府会議員団長の逮捕について(談話)
2003年1月31日
日本共産党京都府会議員団
団長 西山 秀尚
本日、森田前自民党府会議員団長が、「佐川急便」の商業登記役員欄無断書き換え事件で、電磁的公正証書原本不実記録などの容疑で逮捕された。
現職府会議員が、こうした社会的犯罪行為をおこなったことは、許されるものではなく、直ちに議員辞職すべきである。
同時に、この事件にかかわって、自民党府会議員団の責任も問われている。
第1に、こうした社会的犯罪行為をおこなったことに対し、すでに告訴され、森田府議も認めているにかかわらず、「自民党府会議員団長の交替、自民党から離党」で済まし、なんらその責任ある態度を明らかにせず、今日まで経過している。自民党府会議員団として、このような犯罪行為をおこなった人物を、公認し、団長としてきた責任を、府民の前に明らかにすべきである。また、なぜ議員辞職をさせなかったのか、態度を瞬らかにすべきである。
第2に、1992年、佐川急便の亀岡トラックターミナルの建設にあたって、農地転用許可が認められないもとで、森田府議が経営する「京和運送」が代わって串請して許可され、佐川急便のトラックターミナルができるという事態が起きた。これは、不当な行為であり、当時、わが党議員団は、議会で追及したが、知事は非を認めず、自民党議員団も沈黙し、容認してきた。今回、森田府議自身が、「京和運送」が「佐川急便」のダミーであったことを認めており、わが党議員団の指摘が正しかったことを示すものである。
こうした経過について、自民党府会議員団及び京都府当局は、府民の前に明らかにする責任かおる。
以上