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政策と見解

府立病院あり方検討委員会の「意見書」について(団長談話)

2004/09/07 更新
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2004年9月7日(火)

府立病院あり方検討委員会の「意見書」について(団長談話)を発表


 6日開催された洛東病院に関する「府立病院あり方検討委員会」の「意見書」についての談話を発表しました。全文は以下のとおりです。


府立病院あり方検討委員会の「意見書」について(団長談話)

2004年9月7日
日本共産党京都府議会議員団
団長 松尾孝

 昨日、第三回の「府立病院ありかた検討委員会」が開催され。「府立洛東病院の今後のあり方について」の意見書が提出され、「現在地での存続は適当とは言えず」「府立医大への重点化が望ましい」との方向が示された。
 そもそも「検討委員会」が、慎重な検討を求める府民の声に反し、わずか3回6時間程度の論議でまとめたこと自体問題である。しかし、その中でも、京都府に対し、リハビリテーションについて引き続き施策の充実・強化に向けて検討を進め、全体のピジョンを明らかにするよう求めざるをえなかったことは、府として重く受け止めなければならない。さらに、「府立病院においては、日常的に患者の意見やニーズを汲み上げ、運営に生かしていく努力が必要である」との指摘も重視しなければならない。
 今。京都府に求められることは、府民的な議論をつくし、京都府の総合的なリハビリテーション施策を確立し、その充実・強化をすすめることである。
 このような立場から。我が党議員団は、京都府が洛東病院のあり方を拙速に決めることのないように、改めて強く求めるものである。