京都府高齢者医療助成制度の縮小案の凍結について(団長談話)
2007/11/12 更新
[ 政策と見解 ]
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07年11月12日(月)
京都府高齢者医療助成制度の縮小案の凍結について
団長談話
12日 党府議団は以下の談話を発表しました
京都府高齢者医療助成制度の縮小案の凍結について
2007年11月12日
日本共産党京都府会議員団
団長 新井 進
1、11月8日に行われた、「老人医療費助成制度に係る市町村担当部(課)長会議」で、9月議会に報告された、老人医療費助成制度(マル老65歳から69歳の低所得者の窓口負担3割を1割負担にする制度)を、国の高齢者医療費の負担増凍結にともない、当面継続することを合意しました。
これは、参議院選挙の医療費負担増に対する国民的な審判に加え、世論と運動によりかちとったものです。
2、縮小案が提案されて以降、府会議員団は本会議や決算特別委員会などで追及するとともに、関係団体と懇談するなど、改悪縮小案の撤回を求めてきました。また、向日市議会では、老人医療費助成制度縮小反対の陳情書が採択され、宇治市では、「署名運動」の広がりにより、市議会で要望書が採択されるなど、府民的な運動が広がっていました。そうした中、決算特別委員会で「見直しも含め検討したい」と答弁せざるを得ませんでした。
3、今回の縮小案は、「国が70歳から74歳の医療費窓口負担を1割から2割」にする医療改悪に伴い、府の制度を改悪しようとするもので、国の改悪の凍結をうけ、京都府が手直しをせざるをえないのは、当然のことです。これを、当面の継続にとどめるのではなく、高齢者の医療費負担が増え続けているもとで、今後も継続させるとともに、70歳から74歳の負担増や後期高齢者医療制度の中止・撤回を求め、いっそう奮闘するものです。