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申し入れ

南京都病院の窓口自己負担に関する要望書

2008/09/25 更新
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2008年9月25日

独立行政法人国立病院機構
南京都病院
院長 倉澤卓也様

日本共産党京都府会議員団
団長  新井 進
日本共産党城陽市会議員団
団長  語堂辰文
日本共産党宇治田原町会議員団
団長  安本 修
日本共産党井手町会議員
谷田みさお


要望書


 秋冷の候
 貴職にはますますご健勝のことと存じます。日ごろは地域医療の発展のためにご尽力をいただき誠にありがとうございます。
 貴院は結核や神経難病など政策医療の拠点として高度な専門医療を提供するだけでなく、近隣住民には「国民的医療を受けられる身近な総合病院」として親しまれ、多くの住民が患者としてお世話になっています。この機会に深く感謝申し上げます。
 さて京都府では、重度の心身障害を持った高齢者(65歳以上の後期高齢者医療制度加入者で、身体障害者手帳1級・2級の方と重度の知的障害者、宇治田原町・井手町では独自に3級まで対象)が、高齢者医療確保法による医療や健康保持に係る指導を受けた場合に、その健康管理に要する費用を給付する「重度心身障害老人健康管理事業」を実施しており、府内のほとんどの医療機関で、窓口で受給者証を提示するだけで自己負担金を支払うことなく助成を受けられます。
 ところが貴院では、窓口で通常の自己負担金を支払わなければならず、患者が領収書を添付して支給申請書を毎月市町村に提出しなければ、助成金の給付が受けられません。事務手続き上、還付は数ヶ月先になります。
 これは高齢障害者にとって大変な負担であり、改善の要望が強く出されています。
 つきましては、重度心身障害老人健康管理事業の助成については、貴院でも還付方式ではなく窓口での現物給付としていただきますようよろしくお取り計らいお願い申し上げます。

以上

南京都病院の窓口自己負担に関する要望書[PDFファイル 43.2 KB]