申し入れ書
2009/03/24 更新
[ 申し入れ ]
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2009年3月24日
京都府教育委員会
委員長 大橋 通夫 様
教育長 田原 博明 様
申し入れ書
日本共産党京都府会議員団
団長 新井 進
3月18日に開催された文教常任委員会において、自民党の渡辺邦子議員が、学校長の人事異動について、すでに情報を入手していることを示す発言をおこないました。
これは、府教育委員会が人事異動の情報を特定の議員に事前に提供していたことが明らかになったものであり、決して見過ごすことのできない重大な問題です。府教育委員会として真相を明らかにする責任があります。
わが党議員団は、19日に口頭で、また23日には文書で、文教常任委員会を開催して真相を明らかにするよう、文教常任委員長に要望しましたが、実現しませんでした。
渡辺議員からは発言が不適切であったとして、該当部分の発言について、議事録から削除するよう申し出がありましたが、問題は議事録の削除ではすまない重大な問題です。
昨年、大分県では教員採用の合否情報が、発表の30分前に県会議員に連絡されていたことや、教員採用をめぐる教育委員会の汚職問題が発覚して、教育行政に対する県民の信頼が大きく損なわれる事態がおこりました。
本府教育行政においても、その信頼性が問われており、今回の渡辺議員の発言に関する真相を早急に明らかにされるよう、強く要求するものです。
なお、この件については3月27日までに回答を求めます。
以上
申し入れ書[PDFファイル 29.8 KB]