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申し入れ

航空自衛隊奈良基地祭に伴う展示飛行・事前訓練に関する申し入れ

2009/05/16 更新
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2009年5月16日

航空自衛隊奈良基地司令 空将補 井上勝殿


航空自衛隊奈良基地祭に伴う展示飛行・事前訓練に関する申し入れ


日本共産党京都国政委員長    成宮まり子
日本共産党衆院6区国政委員長 浜田よしゆき
日本共産党京都府会議員団団長  新井  進
日本共産党京都府会議員団副団長 前窪義由紀
日本共産党城陽市政策委員長  矢口まさあき
目本共産党洛南地区委員長    田村 和久
日本共産党山城地区委員長    谷口 清久


 航空自衛隊奈良基地より、「平成21年度奈良基地祭」についての計画が公表されました。それによると、基地祭及び展示飛行は5月23日(土)、展示飛行事前訓練が18日(月)と20日(水)に計画されています。予定では、基地祭に伴う展示飛行と事前訓練に、F-2、F-4、F - 15、U- 1 2 5A、UH-60Jなどの、ジェット戦闘機や大型ヘリコプターなどが使用され、その通過コースに、琵琶湖から、京都市、宇治市、城陽市、木津川市周辺など、京都府内上空が含まれていること、さらに高度は500m~1700mとされ、低空飛行がおこなわれることも明らかにされています。
 奈良基地祭の展示飛行は、毎年この時期に行われ、その都度、京都市内、京都府南部など、飛行ルート周辺の住民から、きびしい抗議の声が上がっています。
 T-4ジェット戦闘機ブルーインパルスが使用された2006年以後の3年間の中でも。宇治市、城陽市などの住民から毎年のように、「飛行機が飛び、耳をつんざく轟音にびっくりした」、「すごい音で超低空を飛び去る飛行機3機を見た」、「密集住宅地で事故が起きれば大惨事になる」「地鳴りのような轟音で授業ができなかった」「子どもが起きだして怖がっていた」「なんとかならないか」などの不安と抗議の声が寄せられています。
 こうした住民の声を無視して、平日の昼間から、住宅密集地はもちろんのこと、学校や保育園などの上空でもお構いなしに、ジェット戦闘機の低空飛行訓練や展示飛行をおこなうことは、断じて許されるものではありません。
 今回の展示飛行と事前訓練にたいして、日本共産党京都府委員会は、国会議員団、京都府会議員団はじめ、関係自治体の各議員団をつうじて、防衛省、京都府はじめ各自治体にたいして、住民生活の安心・安全を守るよう申し入れをおこなっています。
 当事者である奈良基地にたいしても、爆音によって、府民生活や学校生活の安心・安全を脅かすことがないよう。低空飛行や市街地上空でおこなわれる展示飛行を中止することを強く要求するものです。


連絡先
〒604-0092 京都市中京区丸太町新町角大炊町186
          日本共産党京都府委員会
             電話  075-211-5371
             FAX 075-241-3802

航空自衛隊奈良基地祭に伴う展示飛行・事前訓練に関する申し入れ[PDFファイル 52.4 KB]