熱中症等への対策を求める緊急申し入れ
2010/08/06 更新
[ 申し入れ ]
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2010年8月6日
京都府知事 山田 啓二 殿
日本共産党京都府会議員団
団 長 新 井 進
熱中症等への対策を求める緊急申し入れ
京都府内では、大雨に続き、梅雨明け以降、連日最高気温が30度以上の真夏日が続き、さらに35度以上の猛暑日も連続している。このため、熱中症による府内の救急搬送(7月1日~31日 速報値)は421人、そのうち重症者は6名、中等症は108名に及んでいる。今後も猛暑が続くとも言われているため、対策の強化が求められる。
連日の猛暑は、とりわけ高齢者や障害者など社会的弱者への影響が極めて大きく、現実に、命にかかわるヶ-スも起こっている。国立環境研究所が、65歳以上では、1日の最高気温が35度以上になると発症、死亡例が急増すると報告しているとおりである。
わが党議員団は、高齢者や障害者等を守るため以下の項目について緊急対策を申し入れるものである。
記
①猛暑が続いており、安全対策のため、市町村や関係機関と連携した特別の体制をとること。
②熱中症等の予防のための広報や啓発、注意喚起をいっそうきめ細かにし、強化すること。
③在宅高齢者や障害者、とりわけ独居の方に対し、市町村や関係団体と連携をとり、面談による安否確認や緊急避難など必要な予防策をとること。
④低所得者へのクーラー電気料金の特別の補助制度を市町村とも連携して行うとともに、クーラーのない低所得者への導入支援策を検討すること。
⑤生活保護世帯に対する夏季加算を設けるよう国に働きかけること。また府として夏季見舞金を復活させること。
以上
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