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京都府議会を府民に公開し、住民自治の一層の前進を求める申し入れ

2014/02/21 更新
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京都府議会を府民に公開し、住民自治の一層の前進を求める申し入れ

一九九〇年七月二六日


 日本共産党・革新共同京都府議会議員団は、新庁舎建設設計費がはじめて計上された一九八七年秋の決算特別委員会で、庁台の整備が実施される機会に、委員会室一般傍聴ができるように整備をすすめることを提案しました。また、従来から委員会審議の議事録を作成することを提案してまいりました。
 委員会審議の傍聴について、「議員の自由な発言が阻害される」「委員会室が狭く、傍聴席のスペースがない」と府民の一般傍聴を制限する議論が一部にありますが、委員会の審議も含め地方自治法第一一五条では、「議会の会議は、これを公開する」と、議事の公開の原則を定めています。
 すでに、西田吉宏前議長は、}九八八年の決算特別委員会で、「一般傍聴についても、なおつめて、要望に応えられるよう検討をしてもらう」と答弁されています。また、議事録の作成についても、昨年の決算特別委貝会で、井上治議長は「前向きに検討したい」と答弁されてています。
 さらに、府議会が、議員と府民が密接に連携を保つうえで、重要な場所であることはいうまでもありません。しかし、現在の議会棟は府民にとって必ずしも入りやすい状況にはなっておりません。府民が利用しやすく、入りやすくなるように整備をすすめることが必要です。
 府庁舎の第一号館が完成し、今後、議会棟の整備が日程にのぼっている機会に、府民に開かれた府議会とするため、左記の項目を実現されるよう申し入れます。

1、委貝会での審議の一般傍聴ができるように、各委員会室を整備すること。
2、府民が府議会に来られたときに応対できる応接室、待合室や談話室を確保すること。
3、常任委員会、特別委員会、予算・決算特別委員会の議事録を作成すること。さしあたり、予算・決算特別委員会の知事総括の議事録を作成すること。