前窪義由紀議員が代表質問 府民の暮らしを守れと知事に厳しく迫る
13日、京都府議会二月定例会の本会議で、前窪義由紀議員は代表質問に立ち、相次ぐ医療・社会保障改悪や深刻な不況から府民の命と暮らし・営業を守る府政への転換を迫り、山田啓二府知事の姿勢をただしました。
国に医療費負担増の凍結・見直しを求めるよう迫った前窪議員は、▽在宅酸素患者の助成制度の対象拡大▽高齢者の負担軽減策▽国民健康保険証の取り上げの中止などを要求。乳幼児医療費助成制度を通院も就学前まで拡充すること、介護保険料の引き上げをストップするため独自の財政支援などを求めました。
前窪議員は、「貸しはがし・貸し渋り防止条例」の制定とともに、「貸し付け110番」の設置を要望。住宅改修助成制度の創設や、雇用・長時間労働対策として「長時間労働.・サービス残業根絶110番」「リストラ規制条例」を設けること、消費税増税、と免税点の引き下げに反対を表明することを迫りました。
子どもと府民の願いにこたえる高校改革として、少人数学級の実現、類・類型制度を廃止し地域に根ざした公立高校普通科の充実などを提起。三十人学級の実施、府南部への養護学校の早期建設を求めました。
食の安全対策として、食品衛生監視員の大幅増員や保健所の縮小再編をやめ充実を要求。小規模自治体をつぶす「西尾私案」への知事の態度をただすとともに、市町村への合併押しつけをやめ自立の支援を迫りました。
「世界水フォーラム」を目前に控え「水と水環境を守る条例」の制定を要求。過大な水需要にもとづくダム建設や、宇治川の自然・景観破壊につながる天ケ瀬ダム再開発の中止を求めました。
山田知事は、府民の切実な要求にまともに答えず「国に要望する」などと繰り返し、前窪議員は再質問で「府民の命を脅かす医療改悪の凍結こそ国に主張すべきだ」と迫りました。
質問全文・答弁をアップしました
本日の本会議では、昨日に続き他党派が激しい反共攻撃を行い、
党府議団は、その不当性をきびしく指摘し、たたかいました。
詳細は後日報告します。