瑞穂町・井尻にトラック150台分の産廃が不法投棄 撤去と原状回復を求める
2003/06/24 更新
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日本共産党の前窪義由紀、山内佳子両府会議員と、軽尾勇、坂本美智代両瑞穂町会議員は、6月23日、瑞穂町井尻にある産業廃棄物の不法投棄現場の調査を行ないました。
町役場からわずか数百メートル離れた国道九号線沿いの現場には、昨年12月から、大阪の業者などによって、3000~5000立法メートルもの産業廃棄物が、不法に投棄されています。これまで現場を覆い隠していたフェンスが、事業者のリース料滞納により撤去され、山積みにされた産廃が、国道に沿ってむき出しになっている異様な光景です。
関係者によると、排出者を特定できないように、何ヶ所もの産廃が「ミンチ」にされた上、トラック約150台分の廃棄物を、ユンボで固めてさらに圧縮して積まれているといいます。今月18日には、ようやく一部の不法投棄業者によって、トラック1台分だけの撤去が行なわれましたが、残りは未解決のままです。
町の担当者は、「このままで終わってしまうのではないかと心配している」「これだけ山積みされてからの対応は大変困難だ。現場の立ち入り権限をもつ府や警察と連携し、なんとか解決したい」と話します。
前窪、山内両府議は、調査の後、園部保健所で環境衛生課長から指導の経過を聞くとともに、すみやかな撤去と原状回復の指導強化を求めました。