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国立公園の無許可造成問題で、自民党・田中府議が特別委員長を引責辞任

2003/07/08 更新
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 網野町の山陰海岸国立公園の海岸を許可なしで造成したとして大きな問題になっていた田中英世府議(自民党)が8日、府議会地方行政改革特別委員会の委員長を辞任。同委員会は、新たに、菅谷寛志副委員長(自民党)を委員長に選び、後任の副委員長には、日本共産党の光永敦彦委員を選任しました。

 田中府議は、自然公園法や網野町の開発要綱にも違反し、環境省竹野自然保護官事務所から原状回復の行政指導も受けていました。また、8日午前、田中府議の自宅と関連6ヵ所に、京都府警と網野署が自然公園法違反で家宅捜査に入りました。
 日本共産党議員団は、現地調査をふまえ、網野町議会や住民の厳しい批判の声もうけて、田中議員の地方行政改革特別委員会委員長の辞任と謝罪を求めていました。
 今回の委員長辞任は、厳しい追及の前に「引責辞任」したものです。