京田辺市・大住城山の産業廃棄物不法投棄の現場を調査
2003/07/09 更新
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前窪義由紀、山内佳子両府会議員は7月7日、水野恭子、青木綱次郎両京田辺市会議員とともに、大住城山地域の産廃不法投棄現場を調査しました。
現場では、昨年1月より京田辺市内の業者が土砂採出を行っていましたが、昨年夏、プラント業者が作業場撤収もしないまま行方不明となっており、そこへ昨年11月から産業廃棄物が不法に運び込まれています。
クッションやタイル等の建築廃材に混ざり、中身の入った水色のドラム缶が放置。ラベルには「印刷インキ用ワニス」と書かれ、「火気使用注意」「ミストが発生する場合は、防護マスク、保護メガネ、保護衣を着用」等とあり、非常に危険性の高い廃棄物が、雨ざらしで放置されたままの状態です。
産廃をユンボで固めていた「仲介人」と名乗る作業員は、「作業中に靴下が破れて燃えた。硫酸のようなものが混ざっているのではないか」と話しています。
また周辺は油臭く、直径約5mの池に油が浮いて、そこから溝に廃油が流出しています。通りの反対側には田畑や小学校、幼稚園があり、廃油の流出による危険や水質汚染も心配されます。
7月2日には、水野、青木両市議が、田辺保健所環境衛生課長に対し、早急な撤去指導を求める要望書を提出。府担当者は「水取地域にも同じドラム缶が放置されており、まずはそこから撤去する」と回答しています。