京都交通の会社更生法申請に関連し、府民の足が奪われないよう 府の強力な取り組みを求めて緊急申し入れ
2004/01/21 更新
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21日、府議団は舞鶴市や八木町での調査を踏まえ「京都交通の会社更生法申請にともない、府民の足を守るために府の強力な取り組みを行なうこと」を求める緊急申入れをおこないました。
この問題では、府民の大きな不安が広がっています。京都交通のバスは、府下13市町村158路線に及び、京都市内を含め府民の重要な「足」の役割を果たし、府中部北部の市町では、一部の鉄道を除いては唯一の交通手段です。通勤、通学、買い物、通院の足として重要な役割を果たしており、そのバスが運行されなくなれば、地域住民の生活そのものが成り立たなくなり、過疎化に拍車をかけ、地域の崩壊につながります。
また、地域経済や雇用、観光などにもきわめて重大な影響をあたるため、緊急の申入れを行なったものです。
申入れでは、緊急に「対策本部」を設置し総合的対策をすすめること、当面の足を守るために強力な働きかけを行なうこと、連鎖倒産や労働者のリストラを防ぐために全力をあげること、「府民の足を守る総合計画」を早急に策定し、予算の拡充とともに施策を展開することを求めています。
申入れは、松尾孝団長、山内佳子議員が行ない、府からは企画環境部次長が対応しました。